「しいちゃんのカフェ - C's Cafe - 」2月6日(金)オープン!
特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ
特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボ(東京都大田区、代表理事:中尾文香)は、障がいのある方とともに“はたらく”ことへの理解を深めるコミュニティカフェ「しいちゃんのカフェ - C's Cafe - 」を2026年2月6日(金)目黒区大岡山北口商店街にオープンします。
「はたらくこと」をキーワードに、障がいのある人、学生や大学関係者、企業の人、地域の人が、ふらっと立ち寄れ、美味しいコーヒー・紅茶と焼き菓子を片手に井戸端会議ができるコミュニティカフェが大岡山駅の徒歩圏内にオープンします。
これまでアルバイト経験の機会が十分に得られなかった障がいのある学生にとってのトレーニングの場、多様な属性・特性の人々が出会い、対話をしながらお互いに学び合う場を作り、私たちが目指す、すべての方のディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を伝えるハブを目指していきます。
また、法人としてこれまで取り組んできた、障がいのある方のものづくりequalto(イクォルト)や、障がいや特性のある若者の修学・就労支援ableto(エブルト)を体感し、知っていただける場所にしていきます。
アクセンチュア株式会社、ディーセントワーク・ラボ、アッシュコンセプト株式会社の3社の協業による、社会貢献活動から生まれました。障がい者の社会参加・自立支援のために、就労支援施設などでの生産を前提とし「デザインによる付加価値」と「作り手にとってのバリアフリー」を両立させる商品を目指したデザインプロジェクトです。2013年に開催したデザインアワードから10年を越え発信を続けています。
障害者雇用促進法に基づき、企業での障がいのある従業員の法定雇用率は2024年に2.5%に上昇し、今年(2026年)7月には2.7%へと段階的に引き上げられます。
民間企業では職場で困りごとや課題が発生した時には手探りでの対応となり、現場マネジメントの負担が増加する場合もあります。障がいのある学生が、就活時や就労後に、困りごとや課題に直面し、仕事を継続できないというケースもあります。このような課題に対してabletoは、障がいがある学生にとっては、自身の特性や強みを知り、個々の能力を発揮しながら周囲と協働する実践経験を積む機会を目指し、企業にとっては、特性のある学生・若者への理解を深め、障害者雇用における適切なマネジメントにつなげるといった、個人と企業でともに“できる”をつくるプロジェクトです。
ディーセントワーク・ラボでは、これまで、障がいや特性のある学生・若者が、社会に出た際に経験する困難を少しでも軽減するため、自己理解を深めたり、同じ境遇の仲間と交流したり、社会人の先輩と働くことについて相談できたりするサロンを、主にオンラインで運営してきました。今後、このカフェは、abletoのオフラインスペースとして、学生・若者と社会人が対面で気軽に集える場として対面型サロンを開催するほか、教育機関や企業等と連携したイベントが開ける場所にしていきます。
■「しいちゃんのカフェ - C's Cafe - 」2月6日(金)オープン!
・「しいちゃんのカフェ - C's Cafe - 」に関するお問い合わせ公式インスタグラム、またはメールアドレスよりお問い合わせください。インスタグラム:@cs_cafe_dwlEmail:cs_cafe@decentwork-lab.org※QRコードは公式インスタグラムへのリンクです
・「しいちゃんのカフェ - C's Cafe - 」に関するお問い合わせ公式インスタグラム、またはメールアドレスよりお問い合わせください。インスタグラム:@cs_cafe_dwlEmail:cs_cafe@decentwork-lab.org
公式インスタグラム、またはメールアドレスよりお問い合わせください。
■カフェの店名にある「しいちゃん」とは?娘さんからのメッセージ
「しいちゃん」は、「静子」さんの愛称。1世紀近く前、九段坂の近くにそういう名の少女が住んでいました。兄嫁の話では、「夕暮れ時、銭湯へ一緒に出かけると、小路の曲がり角のそこここから、しいちゃん、しいちゃん、と声がかかった。人気者だったよ」とのこと。
英文学を学び、結婚し、娘を1人産み、34歳で終戦の年の秋に亡くなりました。語り残された思い出は多くありません。これからこのカフェで生まれる物語が、しいちゃんのメモワールになります。 「しいちゃん」のむすめより
※「しいちゃん」のむすめさんは当法人を設立時から応援してくださっている方です。
■ディーセントワーク・ラボ 中尾 文香(なかお あやか)代表理事のコメント
「コミュニティカフェをいつか始めたい」と思ったのは、2008年のことでした。特別支援学校を退職された先生が、地域活動の片隅でさまざまな人が訪れるカフェを運営していました。その先生にカフェを始めた理由を尋ねた時のことを、私は今でも鮮明に思い出します。
「カフェだと卒業生が来やすいでしょ。何かあったときに、“お茶飲みに来た”って言えると、本人も来やすいからね。」
どんな人にも、仕事や生活の中で、いろいろなことが起こります。そんなときに、何も聞かれず、ただ、ほっと一息つける居場所があったら、明日から、また一歩踏み出せるかもしれません。
「いつかこんな場所をつくりたい」 というあの頃のちいさな夢が、18年の時を経て、「しいちゃん」を含む多くの方々の応援とサポートのもと、ようやくカタチになろうとしています。
この場所が、これからの「はたらく」や「つながる」を生み出したり、結びなおしたりする場となることを、心から楽しみにしています。
■NPO法人ディーセントワーク・ラボについて
すべての人の「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」「ディーセント・ロール」の実現を目指し、様々な活動を行う団体です。一人ひとりが、どこかのコミュニティやグループの中で「役割」があることを大切にしています。そして、本人も周りの人たちもその「役割」を認識できるような環境を作っていきます。
特に、ディーセント・ワークの環境が十分に整っていない障がいのある人が、個々の力を発揮することで、チームとしての成果が最大化するような職場づくりを支援し、その活動を通して、全ての人の「働く」を考えていきます。また、実践と研究で培った専門的知見をもとに、障がい者雇用に取り組む企業への伴走型支援を提供しています。
ほかにも、福祉事業所のものづくりブランドequaIto、多様性を体験する「トントゥフェスティバル」の企画や運営を行っています。