大手前高松高校生が2ヶ月かけ企画・立案。「野球を知らない子も置いていかない」という情熱が、プロ選手を動かし、地域の子どもたちへ「憧れ」を届ける。
■ イベント実施報告:高校生が描いた「野球の未来」
プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズは、2026年1月16日(金)、高松市立香西小学校にて、大手前高松高校の生徒がプロデュースする「アトラクション型野球教室」を開催いたしました。本企画は、球団が展開する「探究学習プログラム」の一環として、大手前高松高校1年の高橋沙里唯さん(15)と山下万悠里さん(16)が立案したものです。「野球のルールを知らない子や、運動が苦手な子も楽しめるイベントにしたい」という強い想いのもと、従来の野球教室の枠を超えた「アトラクション形式」を導入。当日は4~6年生の児童約250名が参加し、プロ選手3名と共に、笑顔あふれる交流が行われました。
 
「楽しい!」を引き出す、プロ選手との目線を合わせた交流。 児童の目線に合わせて膝をつき、ボール遊びをサポートするガイナーズの土岐尚文選手(背番号21)。「野球未経験の子も楽しめるように」という高校生の想いを受け、選手たちは技術指導ではなく、まずは「楽しい」と感じてもらうためのコミュニケーションに徹しました。間近で触れるプロの優しさと迫力に、児童たちの笑顔が弾けました。
 
■ 遊びから生まれる「スポーツとの出会い」
徹底した「児童視点」のプログラム設計: 高校生プロデューサーの二人が2ヶ月間にわたり球団スタッフと議論を重ね、ストラックアウトやティーバッティング、クイズ形式の交流会などを独自に設計。野球の「技術」を教えるのではなく、バットに当たる喜びや選手との触れ合いを通じて「楽しさ」を共有することに主眼を置きました。
次世代のロールモデルとしての高校生: 司会進行から運営までを主体的に担う高校生の姿は、小学生にとってプロ選手とはまた異なる「身近な憧れの対象」となりました。高校生が社会課題(野球人気の低迷等)に当事者として向き合い、解決策を実装する姿は、教育関係者からも高い評価を得ています。
 
 
■ 社会的反響と報道実績
本取り組みは、プロスポーツの資源を次世代育成に活用する先進的なモデルケースとして、実施直後より地域社会から高い関心をいただきました。1月20日(火)には、地域密着の教育連携事業として地元紙にて「野球の魅力に触れて」という見出しで大きく報道されました。これらの反響は、球団が推進する「スポーツを通じた社会価値創出」が、地域社会において確かな意義を持つことの証左であると受け止めております。
 
プロと高校生が「ワンチーム」で準備。アトラクションの舞台裏。 児童たちを迎える直前、ストラックアウトの設営を入念に行う高校生スタッフとガイナーズの選手たち。企画段階から議論を重ねてきた両者が、現場でも密に連携し、子どもたちが安全に楽しめる環境を共に作り上げました。高校生の主体的な行動力が、プロの現場を動かしている瞬間です。
 
■ 関係者コメント
企画・プロデュース
高橋 沙里唯さん(大手前高松高校 1年) 
「参加してくれた250名の児童の皆さんが、最初から最後まで目を輝かせて盛り上がってくれた姿がとても印象的でした。自分たちの企画がこれほど大きな反響を呼べたのは、香川オリーブガイナーズの皆様や先生方の多大なるお力添えがあったからこそだと深く感謝しています。この成功体験を大きな糧とし、これからも目標達成に向けて、社会に貢献できる活動に精進してまいります。」
 
山下 万悠里さん(大手前高松高校 1年) 
「『野球のルールを知らない子も、運動が苦手な子も楽しめるイベントにしたい』という私たちの想いが届き、香西小学校の皆さんに笑顔を届けられたことを心から嬉しく思います。周囲の方々の温かいサポートのおかげで、自分たちのアイデアを最高の形で実現することができました。この経験をこれからの活動にしっかりと活かし、次なる挑戦に向けて全力で取り組んでいきます。」
 
250名の児童を前に堂々の進行。高校生がイベントの「顔」に。 体育館に集まった約250名の香西小学校児童と、ガイナーズの選手たち。その中心でマイクを握り、堂々と司会進行を務めるのは大手前高松高校の生徒です。彼らが作り出す温かい雰囲気が、児童の緊張をほぐし、選手との距離を縮める架け橋となりました。
 
■ 今後の展望
香川オリーブガイナーズは、今回の成功事例をモデルケースとし、自治体や教育機関との連携をさらに強化いたします。プロ野球という舞台を、単なる勝負の場だけでなく、次世代が「夢」や「挑戦」を描くための教育資源として開放し、持続可能な地域社会の実現に寄与してまいります。
 
 
▪️香川オリーブガイナーズ球団株式会社
四国アイランドリーグplusに所属し、創設21周年を迎える独立リーグ球団。NPBおよび海外プロリーグへの選手輩出は 29名 とリーグトップクラスを誇る。主なOBに 又吉克樹 など。
近年は、プロスポーツの持つ「学び・挑戦・地域とのつながり」という価値を再定義し、探究学習プログラムや地域教育連携、企業・自治体との協働による次世代育成 を推進。スポーツをきっかけに 社会課題の解決や地域の活性化に寄与する“社会価値創出型の球団” を目指している。
 
社 名: 香川オリーブガイナーズ球団株式会社
設 立: 2006年3月9日
所在地: 香川県高松市丸亀町6-1 フェスタビル 2階
事 業: 球団運営、教育事業(探究学習・地域連携教育・キャリア教育)
球団HP: https://oliveguyners.com/