パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)は、HEMS対応住宅分電盤「FLEXIID smart(フレキシード スマート)」を2026年4月1日に発売します。2025年に発売した「FLEXIID(フレキシード)」のラインアップを拡充し、効率的なエネルギーマネジメントの実現に貢献します。
政府のエネルギー基本計画では、2050年のカーボンニュートラル達成に向け、既存住宅を含め住宅ストック平均でZEH水準の省エネ性能を確保することを目指しています。この取り組みに伴い、住宅におけるエネルギー使用量の「見える化」や、家電・電気設備をトータルで制御する「HEMS」の重要性が高まっています。パナソニックは2014年にHEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」を発売。パナソニックのHEMS機器「AiSEG(アイセグ)」(※1)と連携することで、電気使用量の「見える化」を実現し、これまで多くの好評を得ています。近年、「スマートコスモ」の販売は堅調に推移しており、今後もHEMS対応住宅分電盤の需要はさらに拡大する見込みです。
今回発売する「FLEXIID smart(フレキシード スマート)」は、「空間の価値を高める美しさ」と「環境への貢献」を追求した電気設備の製品群「Archi Design(アーキデザイン)」の一つです。「空間の背景」になることを目指し、表面には特殊シボ加工を施し、業界最薄(※2)、水平垂直基調のデザインで空間に美しく納まります。さらに、カバー構造を見直し、設置に必要な天井・壁面との隙間ゼロを実現。横方向だけでなく縦方向でも設置可能とし、限られたスペースでも美しく自由に設置したい設計者や施主のニーズに応えます。
また、スマートコスモ同様に計測アダプタを標準搭載。CT(変流器)不要で最大43回路まで電流計測が可能です。
施工面では、配線作業時にカバーを外した状態でも負荷名称を確認することが可能な構造で、作業の効率化に貢献します。加えて、電圧設定のミスを防ぐため、分岐ブレーカ取り付け部の構造を見直し、200 V通電確認のチェックを容易にしました。
また様々なニーズに応えるため、ベース外径の段差部分に取り付け可能な化粧プレートも同時発売します。
以後はブラックカラーの展開も検討しており、パナソニックは、今後も分電盤事業において、時代に沿った製品開発を続け、スマートホーム化と省エネ社会の実現に貢献していきます。
2. 計測アダプタを標準搭載。CT(変流器)不要で最大43回路まで電流計測が可能