この度、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]では、「Re:boot ひかりの再起動・セビリア万博の記憶~大阪府20世紀美術コレクションによるサイエンス・アート展~」を開催いたします。 | |||||||||
1992年、スペイン・セビリア万国博覧会・日本政府館にて開催された、サイエンス・アート・ギャラリー「光の縁日(日本の夏祭り)」では、当時として最先端の科学技術とアートを融合したメディアアート作品が数多く展示されました。本展では、それから30年以上を経た現在、大阪府20世紀美術コレクションに収蔵されているこれらの作品を、出展作家自身による修復・復元のプロセスを経て展示いたします。 | |||||||||
本展ではサイエンス・アート・ギャラリー「光の縁日(日本の夏祭り)」の単なる再現ではなく、メディアアートという表現がもつ創造性と時代性を再考し、作品を次世代に向けて「再起動(Re:boot)」する試みです。科学と芸術の交差点で生まれた光のアート作品が、2025年大阪・関西万博開催中に、ふたたび私たちの前に姿を現します。 | |||||||||
ぜひ、この夏enocoで再起動したひかりを体感してください。 | |||||||||
■ 概要 | |||||||||
Re:boot ひかりの再起動・セビリア万博の記憶 | |||||||||
~大阪府20世紀美術コレクションによるサイエンス・アート展~ | |||||||||
会期|2025年8月9日(土)~9月6日(土) ※月曜休館 時間|10:30~18:00 会場|大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]4Fルーム1・ 2 入場料|無料 |
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主催|大阪府立江之子島文化芸術創造センター [enoco] 協力|情報科学芸術大学院大学[IAMAS]、藤井秀雄(EXPOサポーターズ) テクニカルディレクション |MeAM(田部井勝彦・中川陽介) |
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■ 作家プロフィール | |||||||||
石井勢津子(いしい せつこ 1946-) | |||||||||
東京都生まれ。1970年、東京工業大学卒業後、創形美術学校およびパリ国立高等美術学校で美術を学ぶ。帰国後、ホログラフィ技術に魅せられ、アートとサイエンスの融合による幻想的な世界を探求。日本におけるホログラフィ・アートの先駆者として知られる。その展開は屋内のみならず、自然環境や野外における太陽と水を取り入れたインスタレーションにおよぶ。主な展覧会に「SETSUKO ISHII New Experience in Perception」(ニューヨーク・ホログラフィ博物館、1985)、「光を紡ぐ 石井勢津子の世界」(美ヶ原高原美術館、1993)、「Point of View」(Retretti Art Center, Finrand,1994)、野外ンスタレーション;「SETSUKO ISHII Olografie;Percorsi di Luce Nel Tempo」古代ローマ遺跡Villa dei Quintili、2007)、「Magic of Light」(ITMO Museum of Optics サンクトテルブルグ、2015)、「ホログラフィ・アートの先駆者(パイオニア)石井勢津子」(北九州市立美術館、2022)など。 | |||||||||
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岩井俊雄(いわい としお 1962-) | |||||||||
愛知県生まれ。1987年、筑波大学大学院修⼠課程芸術研究科デザイン専攻〈総合造形〉コース修了。メディアアーティストとして、映像・音を融合した作品を多数制作。またTV番組のキャラクターやゲームソフトの制作など、活動は多岐にわたる。《映像装置としてのピアノ》(1995)や《マシュマロスコープ》(2002)など、先駆的でインタラクティブな作品を発表。2006年より絵本作家としても活動を開始し、2008年刊行の『100かいだてのいえ』は子どもたちに大人気となるなど、ジャンルを横断して活躍。 主な展覧会に「どっちがどっち? いわいとしお×岩井俊雄―『100かいだてのいえ』とメディアアートの世界―」(茨城県近代美術館、2022)、「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」(東京都写真美術館、2024)、「坂本龍一|音を視る 時を聴く」(東京都現代美術館、2024-2025)など。 | |||||||||
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作間敏宏(さくま としひろ 1957-) | |||||||||
宮城県生まれ。1982年、東京藝術大学大学院修士課程修了。《治癒》(1996-)《colony》(2001-)《接着/交換》(2003-)の3つのシリーズで作品展開をし、生命の結びつきや代謝をテーマに、電球・ビニールハウス・MDF板、布など多様な素材を用い、さまざまな手法でインスタレーションを展開する。主な展覧会に「NOAH 2000−治癒」(リアス・アーク美術館、1995)、「光と風の庭」(愛知万博2005日本政府館、2005)、「つくることは生きること ― 震災『明日の神話』」(川崎市岡本太郎美術館、2016)、「Healing」(ニューヨーク、Tenri Galleary、2018)など。 | |||||||||
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佐藤慶次郎(さとう けいじろう 1927-2009) | |||||||||
東京都生まれ。1952年、慶應義塾大学医学部卒業後、前衛作曲家・早坂文雄に師事し作曲活動を始める。1952年から前衛芸術集団「実験工房」のメンバーとして活動し、音楽作品を発表。1970年代以降は壊れたスピーカーや磁気部品、軸の振動などを利用したインスタレーション作品を手がけ、音楽・科学・美術を横断する独自の表現世界を築いた。主な展覧会に「おもちゃの世界大探検 不思議な振動の世界 佐藤慶次郎作品集」(新潟県立自然博物館、1984)、「『在る』ということの不思議 佐藤慶次郎とまどみちお展」(岐阜県立美術館、1999)、「モノミナヒカル展」(多摩美術大学美術館、2012)など。 | |||||||||
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原口美喜麿(はらぐち みきまろ 1945-) | |||||||||
茨城県生まれ。1972年、東京藝術大学大学院修士課程修了後、光の彫刻家ニコラ・シェフェールに師事し、パリ国立高等美術学校に留学。光と機械を組み合わせたキネティック・アートを学び、「光」を素材とした立体作品を制作。近年では「自然光と芸術の融合」をテーマに新たな表現を追求している。主な展覧会に「原口美喜麿 光の造形展」(銀座ミキモトホール、1987)、「原口美喜麿 ライト・アート展」(下館市文化ギャラリー、1993)、「原口美喜麿―動く光のミュージアム―」(しもだて美術館、2015)など。 | |||||||||
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松村泰三(まつむら たいぞう 1964-) | |||||||||
青森県生まれ。1990年、筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。光の彫刻、インスタレーション、パフォーマンスを融合した作品を多数発表。自ら考案した「光の箱」ワークショップを通じて、世代を超えた交流にも力を注ぎ、芸術と社会をつなぐ存在として幅広く活動している。主な展覧会や活動に「IN/OUT」(ハラミュージアムアーク、1996)、「松村泰三展 ― あるものは見えない、見えないものはある ―」(INAXギャラリー、2004)「六本木アートナイト 夜の虹をつくろう」(サントリー美術館、2015)など。 | |||||||||
■ 展示作品 | |||||||||
・石井勢津子《夏まつり(竹林イメージ)》《夏まつり(文字シリーズ)》《草原から》 | |||||||||
・岩井俊雄《時間層IV》 | |||||||||
・作間敏宏《HALF MOON CHILD》《MOON WALK》 | |||||||||
・佐藤慶次郎《ススキ》 | |||||||||
・原口美喜麿《竹の園》《ポンピトンのタマゴ》 | |||||||||
・松村泰三《SCANII》 | |||||||||
・セビリア万博関連資料(パンフレット、記録映像など) | |||||||||
■ 関連イベント | |||||||||
【トークイベント】「転生するメディア・アート」 | |||||||||
出展作家が制作当時の記憶やメディアアートの継承、表現の変遷、そして現在の活動について語り合います。 | |||||||||
・日時:2025年8月9日(土)13:30~15:30(受付開始 13:15~) | |||||||||
・会場:enoco 2F ルーム8 | |||||||||
・登壇:石井勢津子、岩井俊雄、作間敏宏、原口美喜麿、松村泰三 | |||||||||
・モデレーター:明貫紘子(メディアアート研究、映像ワークショップ合同会社代表) | |||||||||
・定員:30名(要事前申込・先着順) | |||||||||
・参加費:無料 | |||||||||
・申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/1EDTACGnT47_iaUPWypik_zIIdLtGTIYwWoASPREDqxk/edit | |||||||||
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【ワークショップ】「光のツリーを作ろう!」 | |||||||||
紙と光を使って、色彩の変化を楽しむオリジナルツリーを制作します。 | |||||||||
・日時:2025年8月10日(日)10:30~12:30(受付開始 10:15~) | |||||||||
・会場:enoco 2F ルーム8 | |||||||||
・講師:松村泰三 | |||||||||
・対象:子どもから大人まで どなたでも | |||||||||
(未就学児・小学校低学年は保護者同伴) | |||||||||
・定員:24名(要事前申込・先着順) | |||||||||
・参加費:1,500円(税・材料費込) | |||||||||
・申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/1DoY0EkNFHbPZIChkmlnnD0nvhJcFPu8DsRjy1G0m95Y/edit | |||||||||
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【イベント申し込み方法】 | |||||||||
各イベントの二次元コードまたは以下のenoco 展覧会ウェブサイトからお申し込みください。 | |||||||||
7月15日(火)10:00~申し込み受付開始 | |||||||||
フォームからの申し込みが難しい方は電話にて受付します(電話:06-6441-8050) | |||||||||
★展覧会ウェブサイト: https://www.enokojima-art.jp/science | |||||||||
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お問い合わせ先: | |||||||||
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] | |||||||||
〒550-0006 大阪市西区江之子島2丁目1番34 号 | |||||||||
地下鉄(Osaka Metro)中央線・千日前線「阿波座駅」下車、8番出口から西へ約150m | |||||||||
TEL 06-6441-8050 FAX 06-6441-8151 | |||||||||
Mail art@enokojima-art.jp | |||||||||
Web https://www.enokojima-art.jp/ | |||||||||
※当センターは、2022年4月よりenoco文化創造プロジェクトとして吉本興業株式会社が代表団体となり、株式会社よしもとデベロップメンツ、株式会社博報堂の3者で指定管理者運営を行っています。 | |||||||||
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Re:boot ひかりの再起動・セビリア万博の記憶 | |||||||||
~大阪府20世紀美術コレクションによるサイエンス・アート展~ | |||||||||
広報用画像一覧 | |||||||||
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【吉本興業株式会社】 “30余年の時を経て、サイエンス・アートがふたたび動き出す”
吉本興業株式会社 | 2025年7月9日 14:03
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