株式会社アプトポッド(以下アプトポッド、本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:坂元 淳一)は、自動車、ロボット、建設機械など、intdash環境で通信を行うモビリティ向けに複数のモバイル回線を束ねて広帯域通信を実現する「intdash Multi Mobile Network」(以下、本サービス)のサービス提供を開始いたします。

昨今、遠隔化やデジタルツインの実装に伴い、各種モビリティにおいてクラウドと送受信される動画像、各種センサなどデータ量が増大しています。本サービスでは専用のマルチSIMルーターをモビリティに搭載することで、複数のモバイル回線やWi-Fiの帯域を束ね、広帯域のモバイル通信環境と切断しにくいネットワーク接続を実現します。

自動車、建設、ロボティクスなどで加速する、遠隔化・自動化、デジタルツイン実現において、機体をクラウドに常時接続することでリアルタイムな遠隔監視、操作などの実装が必須となりつつあります。こうした背景のもと、intdashは多くのお客様においてエッジ~クラウド間での動画を含むマルチモーダルデータのリアルタイムストリーミング目的で活用いただいています。 しかし、移動体の遠隔化において主に利用されるモバイル回線による通信環境では、通信キャリアのカバーエリアに依存するため、移動しながらの通信は帯域不足や通信の断絶に陥りがちです。本サービスは、モビリティからのより高精細な動画・センサーデータを可能な限り安定的にリアルタイムに活用したいといった多くのintdashユーザーのご要望にお応えするサービスとなります。

「intdash Multi Mobile Network」は主に移動体の遠隔化を目的としたintdashのユーザー向けの移動体通信安定化サービスです。エッジシステムとクラウドサーバー間で行われるリアルタイム通信において、複数のモバイル回線を束ねることでの高速化と複数回線の冗長化による“切れない通信”を実現します。本サービスでは単一キャリアの複数回線のみならず、異なるキャリアの複数回線を融合利用することで、通信帯域合成による広帯域確保と経路の冗長化を可能にします。これにより、動画などを含む大容量データの伝送や広域なエリアでの安定的な常時接続を可能にし、遠隔監視、遠隔制御などの遠隔化ソリューション構築における信頼性と可用性向上を支援します。

•通信が途中で切れても継続可能な「セッション保持」や、自動フェイルオーバーを実現

通信が途中で切れても継続可能な「セッション保持」や、自動フェイルオーバーを実現

•intdashユーザーへのオプションとしてご提供•FusionHubサーバー ※1•エッジ~サーバー間をVPN接続する仮想環境ソフトウェア•intdash環境ごとの月額サブスクリプション (ライセンス/運用)•お客様運用環境への構築も可能 (別途構築費用が必要)•専用ルーター ※2•レンタルでのご提供•用途に応じて選択可能•専用ルーター一覧

FusionHubサーバー ※1•エッジ~サーバー間をVPN接続する仮想環境ソフトウェア•intdash環境ごとの月額サブスクリプション (ライセンス/運用)•お客様運用環境への構築も可能 (別途構築費用が必要)

•エッジ~サーバー間をVPN接続する仮想環境ソフトウェア•intdash環境ごとの月額サブスクリプション (ライセンス/運用)•お客様運用環境への構築も可能 (別途構築費用が必要)

エッジ~サーバー間をVPN接続する仮想環境ソフトウェア

intdash環境ごとの月額サブスクリプション (ライセンス/運用)

※1 FusionHub はPeplink社が提供する仮想環境構築ソフトウェアです。

※2 専用ルーターはPeplink社製です。

アプトポッドは高速双方向なデータストリーミング技術をベースに、産業向けの高速IoTプラットフォームミドルウェア、及びクライアントアプリケーションからエッジハードウェアまでワンストップに開発・提供するテクノロジー企業です。

自動車、ロボット、建機、農機など、様々なモビリティや産業機器をクラウドへリアルタイム接続し、高精細な遠隔データ収集と分析、リアルタイム監視、遠隔制御、およびデジタルツインの実現など、革新的な産業DXに貢献しています。