グランプリ作品は福井県の中学生による『日常の中の非日常』が受賞
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、読売中高生新聞(発行所:読売新聞東京本社)と共催し、グランプリ作品がキャンパスノートの表紙となる絵画コンペティション「キャンパスアートアワード2025」(応募期間:2025年6月2日(月)~9月9日(火))を開催しました。
 
3,045点を審査の結果、上位受賞作品計9作品と審査員特別賞3作品を決定しましたので、お知らせします。
 
キャンパスアートアワードは、文部科学省と観光庁が後援する、全国の中学生・高校生を対象とした絵画コンペティションです。子どもたちの知性を育み、手書きの良さを伝えることを目的としており、今年で11回目の開催となります。
 
募集テーマは『My Sweet Home Town ~地元のイチオシ~』。地元の風景、風俗、風習、行事、料理、菓子などをテーマにした絵画作品を募集することで、日本の将来を担う若者が、地元に目を向け、その魅力に気づき、発信する機会を創出します。グランプリ作品は、キャンパスノートの表紙となり、実際に生産したノートをグランプリ受賞校へ1,000冊、受賞者に50冊を贈呈する他、コクヨ直営の「コクヨ公式ステーショナリーオンラインショップ(https://www.kokuyo-shop.jp/sc/top.aspx)」にて2026年3月上旬より販売する予定です。
                                                                                            
本年のグランプリおよび各賞の受賞作品は、次の通りです。
 
■グランプリ(1作品)
作品名 作品に込めた思い 受賞者
日常の中の非日常 福井と言えばの恐竜を描いた上で、なんでもない普通の、のどかな風景も、他の都道府県の人はもちろん、福井県民の人にも伝えたいなという思いで、この作品を描きました。 原 翼紗さん
あわら市金津中学校
3年生(福井県)
  
グランプリ「日常の中の非日常」
 
■読売中高生新聞賞(1作品)
作品名 作品に込めた思い 受賞者
黒房 300年近くの歴史を持つ堺市のふとん太鼓を日本画で描き、大きな房を揺らして進んでいくふとん太鼓の迫力や造形の美しさを表現しました。 小森 瑛太さん
大阪府立泉北高校
3年生(大阪府)
 
■コクヨ賞(1作品)
作品名 作品に込めた思い 受賞者
現代蹴鞠 埼玉ver 私が「埼玉県といえば」で思い浮かんだ雛人形と埼玉スタジアム2002を描きました。埼玉県は、さといも、ねぎなどの農産物も有名です。もっと埼玉県について知って欲しい、という思いを込めました。 佐藤 実礼さん
伊奈町立小針中学校
3年生(埼玉県)
 
読売中高生新聞賞「黒房」
 
コクヨ賞「現代蹴鞠 埼玉ver」
 
■地区優秀賞 (6作品)
地区 作品名 作品に込めた思い 受賞者
北海道・東北 いつもの冬 北海道は観光地のイメージが強いと思うので、キタキツネが歩いていたり、真っ赤なナナカマドに白い雪がこんもり積もっている、私の好きな冬の北海道のちょっとした日常の光景を描きました。 井上 結月さん
市立札幌平岸高等学校
3年生(北海道)
関東 空飛ぶペンギン 初めて空飛ぶペンギンを見たとき、ペンギンのお腹にうつる青色の反射や優雅に泳ぐ様子にうっとりしました。その時の感情を大切に、画面全体に配色される青をどう綺麗に見せていけるかをよく考え描きました。 本多 叶歩さん
北海道芸術高等学校 池袋サテライトキャンパス
2年生(東京都)
中部 絞りとでら盛り幸せ名古屋パフェ 昔、絞りの着物を着させてもらいとてもうれしかったので、もっとみなさんに知って、着てもらいたいと思ったので描きました。そして、食べたら幸せな気持ちになるパフェに名古屋の魅力を詰め込みました。是非食べて、名古屋を味わってもらいたいです。 木村 鳴海さん
名古屋市立若葉中学校
2年生(愛知県)
近畿 舞妓さん 舞妓さんの歩くときに鳴る、コン、カラン、という下駄の音がとても美しく、上品だと私は心惹かれ、そこに着眼点を置き、描きました。 中路 侑花さん
京都精華学園高等学校
2年生(京都府)
中国・四国 志々島の大楠 志々島には樹齢約1200年の巨大な楠木があります。力強く根ざす大楠と、降り注ぐ明るい光を思い出しながら描きました。この素敵な木がこれからも更に千年以上生き続けることを願っています。 宮崎 淑さん
香川県立高松工芸高等学校
2年生(香川県)
九州 イカフライ!! 呼子のイカが世界に知れわたってほしいと思い、宇宙に飛ばしました。イカフライとフライ、英語で飛ぶをかけています。 奥村 京さん
佐賀県立唐津東中学校
1年生(佐賀県)
 
■審査員特別賞 (3作品)
選定審査員 作品名 作品に込めた思い 受賞者
中村 佑介 青銅豊かな追手門 高知城の追手門の堂々とした姿は武士な時代から人々を見守る歴史の象徴です。現存する名城、『高知城』を描かなかったのは、高知に足を運んで自分の目で見てほしいと思ったから、ぜひ高知の城下へ来てみいや。 早岡 佐納さん
高知学芸中学校
2年生(高知県)
林 亮太 jumping 土管坂 常滑市では、焼き物が有名なので、一番人気のある土管坂を背景に常滑市がたくさんの人からもっと愛される場所になってほしいという気持ちをこめてジャンプしながら、駆け走る常滑市といえばのねこを描きました 渋谷 歩乃佳さん
高校1年生
(愛知県)
しずちゃん 夜の葛藤 かっこいい青森のねぶたと、深浦の特産物であるマグロを合体させました。最近ではイカが不漁なので、またたくさん釣れてほしいと思い、描きました。そして、服には漁師を見守る星を描きました。 山本 はぐみさん
深浦町立深浦中学校
3年生(青森県)
 
※作品名、作品に込めた思い、受賞者名は、応募用紙記載の内容です。
 
詳細は、下記ホームページでご確認ください。
キャンパスアートアワード公式HP https://kokuyo.jp/campusartaward
 
また、最終審査の詳しい様子は下記WEBサイトにてご覧頂けます。
https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus/artaward/artaward2025_report.html
 
 
【お問い合わせ先】コクヨお客様相談室
https://www.kokuyo.co.jp/support/