株式会社システムリサーチ(本社:愛知県名古屋市)が運営している「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は、全国の20代~50代の男女200名を対象に「ご褒美消費」に関する意識調査を実施しました。
調査の結果、物価高により高額な買いものを控える動きが広がる中、“ちょっとしたご褒美”でさえ慎重に選ぶ傾向が見られ、生活者の消費判断がよりシビアになっている実態が明らかになりました。
調査結果
■物価高で“プチ贅沢消費”も伸びず、慎重姿勢が浮き彫りに
高額消費は「なくても困らない“娯楽領域”」でもあるため、物価高局面では真っ先に調整される傾向があります。
しかし今回の調査では、500~2,000円程度の“プチ贅沢”でさえ控える生活者が4割近くいることが分かりました。
 
背景には、生活費の継続的な上昇により「少額でも積み重なれば家計の負担になる」という意識が強まっていることがあると考えられます。
 
その結果、プチ贅沢であっても「本当に買うべき理由があるか」をこれまで以上に厳密に見極める姿勢が広がっており、慎重消費が定着しつつある様子がうかがえます。
■プチ贅沢が“増えた派”の理由は「心の回復」が中心
物価高での“我慢”が増える一方、日常のストレスや疲労の高まりにより、“ご褒美を増やす層”は
「心を緩める時間」「瞬間的な満足感」を求めて購入していることが明らかになりました。
 
日常のストレスや疲労の蓄積により、ご褒美は単なる娯楽から、
“メンタルヘルスのための身近な手段”へと役割が変化しつつあります。
経済状況に左右されながらも、「心の支えとしてのご褒美」は一部の層には欠かせない存在になっていると言えます。
■プチ贅沢として選ばれるのは「スイーツ」が圧倒的
調査では“ご褒美カテゴリ”としてスイーツが最も高い支持を集めました
スイーツは短時間で幸福感が得られるため、“最も効率的に満足感を得られるご褒美”として選ばれやすい傾向にあります。
 
ストレス解消や気分転換との相性が良く、メンタルケア需要の高まりがカテゴリ選択に反映されていると考えられます。
“プチ贅沢さえ選別される時代”へ― 生活者の消費行動は「目的重視」にシフト
今回の調査を総合すると、物価高の影響は高額消費だけでなく、“ちょっとしたご褒美”にも及んでいる ことが明らかになりました。
これまで「気軽に買える」イメージの強かったプチ贅沢でさえ、いまや目的や満足度を慎重に見極めて選ぶ対象へと変化しつつあります。
 
生活者が求めているのは、価格ではなく「心が満たされるかどうか」。
プチ贅沢の価値基準が大きく変わりつつあることを示す結果となりました。
 
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