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【これまでの経緯】 |
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昨今、夏の時期が長くなってきた国内においては、自然と日焼け止めを使用する期間が長くなっています。また若年層を中心に、日焼け止めは夏場や陽射しの強い時・場所で使用する特別なものではなく、通常のスキンケアの一環であるという考え方が広まってきています。そんな環境下では、より快適に使用できる日焼け止めが望まれていますが、日焼け止めを塗った時のべたつきが気になるといった不満の声もあります。 |
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当社では、吸水ポリマーを配合する特殊な処方技術で、肌表面をサラサラにする日焼け止めクリームの処方化に成功しています。吸水ポリマーは、その名の通り吸水性が高い素材であるため、水分を多く含む処方では、安定化が難しいと考えられています。当社では、肌への塗り伸ばしがさらに快適な低粘度の乳液状の日焼け止めの処方化に取り組みました。 |
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吸水ポリマー配合のクリームタイプの日焼止め |
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【サラサラを感じる仕組み】 |
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この日焼け止めの処方には、サラサラな吸水ポリマーを高配合していますが、吸水ポリマーが乳化された油分を抱え込んだ状態で安定化させています。これを肌に伸ばす際の摩擦による圧力で吸水ポリマーが崩れ、内側に抱え込んでいた水分が肌に付着することで潤い感を感じます。 |
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【水の流動性を制御してクリームも乳液も安定化】 |
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吸水ポリマーは水の量に応じて膨潤していくため、処方によっては流動性がなくなり固くなっていく傾向があります。吸水ポリマーを配合したクリーム状の日焼け止めは、硬いゲル状の特性を有する乳化技術を用いることで水の動きを抑えて安定化させる技術を採用しています。 |
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研究品:クリーム(左)と乳液(右)のイメージ |
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今回の新処方の乳液タイプの処方化の研究においては、様々な検討を重ねた結果、当社のLAP(Link amino polymer)乳化技術を応用することで、吸水ポリマーを配合しながらも使い易い乳液状の処方を確立することに成功しました。 |
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研究品:クリーム(左)と乳液(右)のイメージ |
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研究者プロフィール |
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河内佑介(かわち ゆうすけ) |
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河内佑介 |
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株式会社ナリス化粧品 研究開発部 処方技術開発 シニアリーダー |
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― 職務経歴 ― |
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2011年 ナリス化粧品入社 研究開発部に配属 |
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2018年 特許出願累計10件 |
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2021年 研究開発部 リーダー |
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2023年 特許出願累計25件 |
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2025年 特許出願累計 39件 特許登録16件 |
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2025年 研究開発部 シニアリーダー |
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2025年 2025年グッドデザイン賞受賞(by365 パウダリーUVクリーム) |
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現在に至るまで一貫して処方開発業務に従事し、スキンケア、サンケアなど幅広いカテゴリーの製品を中心に、流通や価格帯を問わず、訪販市場、海外市場、OEM市場、店販市場など各販売ルートに向けた製品の開発に携わる。 |
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