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デザイン業界は現在、テクノロジーの進歩と社会的な要請により、急速な変化を迎えています。 |
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デジタル時代の加速とともにデザイナー間のスキル格差は拡大し、市場競争は一層激化していくことが予想されます。 |
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そこで今回は全国の現役デザイナー75名を対象に、今後学習したいスキルや学習方法に関するアンケートを実施しました。 |
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AIの普及をはじめとするテクノロジーの変革期において、デザイナーがどのようなスキルセットを求め、どのように学んでいるのか。 |
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リアルな課題と変化を明らかにし、今後のデザインキャリア形成や教育環境づくりの参考としていただければ幸いです。 |
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【 調査概要 】 |
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調査対象:75名のデザイナー |
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年齢層:20代~60代 |
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調査方法:インターネットアンケート調査 |
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実施期間:2025年11月11日~2025年11月18日 |
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【調査概要】あなたの性別・年齢・職種・働き方について教えてください。 |
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【 選択肢 】 |
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▼性別 |
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・男性 |
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・女性 |
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・その他/回答しない |
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▼年齢 |
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・20代 |
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・30代 |
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・40代 |
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・50代 |
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・60代以降 |
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▼職種 |
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・Webデザイナー |
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・グラフィックデザイナー |
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・動画クリエイター |
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・UI/UXデザイナー |
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・アートディレクター/デザインディレクター |
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・その他 |
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▼働き方 |
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・正社員・契約社員 |
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・派遣社員 |
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・フリーランス(個人事業主) |
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・副業・兼業 |
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・パート・アルバイト |
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・学生 |
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・その他 |
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あなたの性別を教えてください。 |
人数 |
回答 |
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男性 |
31 |
41.33% |
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女性 |
42 |
56.00% |
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その他/回答しない |
2 |
2.67% |
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合計 |
75 |
100.00% |
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Q2.あなたの年齢層を教えてください。 |
人数 |
回答 |
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20代 |
22 |
29.33% |
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30代 |
26 |
34.67% |
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40代 |
19 |
25.33% |
|
50代 |
6 |
8.00% |
|
60代以降 |
2 |
2.67% |
|
合計 |
75 |
100.00% |
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Q3.現在の職種に最も近いものを選んでください。 |
人数 |
回答 |
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Webデザイナー |
38 |
50.67% |
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グラフィックデザイナー |
24 |
32.00% |
|
動画クリエイター |
4 |
5.33% |
|
UI/UXデザイナー |
2 |
2.67% |
|
アートディレクター/デザインディレクター |
1 |
1.33% |
|
その他 |
6 |
8.00% |
|
合計 |
75 |
100.00% |
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Q4. あなたの現在の主な働き方をお聞かせください。 |
人数 |
回答 |
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正社員・契約社員 |
27 |
36.00% |
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派遣社員 |
0 |
0.00% |
|
フリーランス(個人事業主) |
32 |
42.67% |
|
副業・兼業 |
9 |
12.00% |
|
パート・アルバイト |
4 |
5.33% |
|
学生 |
2 |
2.67% |
|
その他 |
1 |
1.33% |
|
合計 |
75 |
100.00% |
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本調査では全国の20~60代以上のデザイナー75名を対象に、習得したいスキルや学習方法についてアンケート調査を実施しました。 |
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【質問1.】あなたが最近新たに習得したスキルを教えてください。 |
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【 選択肢 】 |
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・AI(画像生成AI、デザインAIツールの活用) |
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・動画編集・モーショングラフィックス |
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・ノーコードツール(STUDIO, Webflowなど) |
|
・Webマーケティング(SEO、広告運用など) |
|
・ライティング・コピーライティング |
|
・コーディング(HTML, CSS, JavaScriptなど) |
|
・UI/UXデザイン(リサーチ、情報設計含む) |
|
・ブランディング・戦略設計 |
|
・3DCG・モデリング |
|
・マネジメント・ディレクション |
|
・特にない |
|
・その他 |
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あなたが最近新たに習得したスキルを教えてください。 |
人数 |
回答 |
|
AI(画像生成AI、デザインAIツールの活用) |
41 |
45.56% |
|
動画編集・モーショングラフィックス |
9 |
10.00% |
|
ノーコードツール(STUDIO, Webflowなど) |
8 |
8.89% |
|
Webマーケティング(SEO、広告運用など) |
7 |
7.78% |
|
ライティング・コピーライティング |
7 |
7.78% |
|
コーディング(HTML, CSS, JavaScriptなど) |
5 |
5.56% |
|
UI/UXデザイン(リサーチ、情報設計含む) |
4 |
4.44% |
|
ブランディング・戦略設計 |
4 |
4.44% |
|
3DCG・モデリング |
3 |
3.33% |
|
マネジメント・ディレクション |
1 |
1.11% |
|
特にない |
0 |
0.00% |
|
その他 |
1 |
1.11% |
|
合計 |
90 |
100.00% |
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AIスキルが45.56%と圧倒的トップ!AIによる制作プロセスの変革が浸透している |
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デザイナーが最近習得したスキルとして、回答者の45.56%が「AI関連スキル」と回答しており、他のスキルを大きく引き離す圧倒的1位となりました。 |
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この結果は、画像生成AIやデザインAIツールの普及により、制作プロセスそのものが大きく変化している現状を反映していると推察されます。 |
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さらに、AIはSNSやYouTubeなどオンライン上の情報で身に着けやすいことも急速に浸透している理由であると考えられます。 |
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いまやAIは一部の先進デザイナーだけが扱う特別な技術ではなく、「デザイナーとしてアップデートしておくべきスキル」へと位置づけが変わりつつあります。 |
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また、記述式回答からは、AIを「効率化のためのツール」と捉えるデザイナーが増えていることが読み取れます。 |
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■AIを活用してデザイン業務の効率を劇的に上げることで、時間的な余裕を作り出し、その余裕をクライアントのビジネス成果に直結するマーケティング戦略の立案に充てたい。 |
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■生成AIや自動化ツールを活用して効率よく制作を進めるスキルも身につけたいです。 |
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■AI生成を活用してラフ案を素早く作ったり、アイデア出しの効率を上げる方法を研究中です。最終的には、AIをツールとしてうまく使いこなし、人の感性を生かしたデザインに落とし込む力を磨きたいと思っています。 |
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これらの声から分かるのは、「AIで作業を置き換える」のではなく、AIで時間を生み、その時間を“より価値の高い仕事”に振り向けたいという意識が広がっていることです。 |
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デザイナーが本来注力すべきクリエイティブな領域に時間を回すための手段として、AI活用が定着しつつあると推察されます。 |
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動画・3D・コーディングは市場価値に比べてやや低い傾向 |
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アンケートでは、動画編集(10%)、コーディング(5.56%)、3DCG(3.33%)といった市場価値の高いスキル領域にもかかわらず、習得率は総じて低いという結果が示されました。 |
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実際、AIスキルが急速に普及した影響で、まずは「日々の制作を時短すること」が優先され、結果として動画・3D・コーディングのような学習コストの高いスキルは後回しになりやすい状況が推察されます。 |
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AI活用により生まれた時間を自己投資に充てるデザイナーが増えれば、高度スキルの習得が進む可能性も考えられます。 |
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【質問2.】スキルアップのために今後、学びたい・強化したいスキルを教えてください。 |
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【 選択肢 】 |
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・動画・モーション制作 |
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・マーケティング・SNS運用 |
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・AIツール活用 |
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・デザイン基礎(レイアウト・色彩・タイポグラフィなど) |
|
・3D/CG |
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・UI/UX設計 |
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・ディレクション・マネジメント |
|
・ライティング・コピー |
|
・その他 |
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スキルアップのために今後、学びたい・強化したいスキルを教えてください。 |
人数 |
回答 |
|
動画・モーション制作 |
27 |
18.49% |
|
マーケティング・SNS運用 |
26 |
17.81% |
|
AIツール活用 |
25 |
17.12% |
|
デザイン基礎(レイアウト・色彩・タイポグラフィなど) |
23 |
15.75% |
|
3D/CG |
15 |
10.27% |
|
UI/UX設計 |
14 |
9.59% |
|
ディレクション・マネジメント |
8 |
5.48% |
|
ライティング・コピー |
6 |
4.11% |
|
その他 |
2 |
1.37% |
|
合計 |
146 |
100.00% |
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「動画・モーション制作」「マーケティング・SNS運用」が0.68%差とほぼ同率 |
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今後、習得・強化したいスキルとして「動画・モーション(18.49%)」が最も高いニーズを集める一方で、「マーケティング・SNS運用(17.81%)」もわずか0.68ポイント差と、ほぼ同水準の結果となりました。 |
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動画・モーション制作の需要が高まっている背景には、ショート動画の普及をはじめとした企業の「動画クリエイティブ需要」の拡大が挙げられます。 |
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グラフィック中心の表現から、モーションを伴うクリエイティブへ移行しつつあり、デザイナーのスキルシフトが進んでいると推察されます。 |
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一方、マーケティング・SNS運用が動画と同等の支持を得た理由として、近年のデザイナー評価軸において、CV・PVなど“成果への貢献度”がより重視されていることが考えられます。 |
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企業側は、単にビジュアルを作れるだけでなく、施策全体を理解し、成果につながるデザインを実現できる“マーケ思考のあるデザイナー”が求められると推察されます。 |
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実際に、記述回答からも成果への意識が高いことが読み取れます。 |
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|
■デザインとマーケティングの掛け算スキルを伸ばしたいと考えています。 |
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■デザイナーとしてビジュアルを作れるだけでなく、成果に直結するデザインを作れるようになることが、今後ますます重要になると感じています。 |
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■特にLP制作やSNS運用など、マーケティング戦略の理解がデザインの質に大きく影響するため、デザインの表現力×マーケ思考によって、クライアントの成果により深く貢献できるスキルセットを身につけたいと思っています。 |
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■デザイン×マーケティングのスキルを伸ばしたいと考えています。 |
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■デザインだけでなく、ユーザー心理や市場動向を理解した上で制作できる力があると、より成果につながるデザインが作れると思います。 |
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これらの声から、デザイナー自身も“成果に強い人材”を目指し始めている傾向が明確になりました。 |
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「デザイン基礎」が意外にも4位!AI時代だからこその「基礎への回帰の傾向」 |
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今後、習得・強化したいスキルとして「デザイン基礎(レイアウト・色彩・タイポ)」が15.75%で全体の4位という結果となりました。 |
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この要因として生成AIやCanvaなどの普及により「誰でもそれっぽいデザイン」が作れるようになった今、プロとして差別化するために本質的なデザイン理論の重要性を再認識している層が厚いと推察されます。 |
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また、デザイン以外の付加価値をつけるうえで、Web・UI・動画など幅広く対応するためのベーススキルとしてデザイン基礎が求められると考えられます。 |
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3D(10.27%)・UI/UX(9.59%)は中長期的に伸びる領域 |
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3D(10.27%)とUI/UX(9.59%)が“現在の強み”としては上位に入らなかったものの、「今後伸ばしたいスキル」では確かな支持を集める結果となりました。 |
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この背景にはSNS広告・ゲーム・プロダクト分野の3D需要や、企業のUX改善ニーズの高まりなど今後のデザイン需要を読み取った回答と推察されます。 |
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いずれもアンケートにおいては現時点でスキル保有者が少ないため、中長期的なキャリア価値が高い伸びしろのある領域といえるでしょう。 |
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【質問3.】スキルアップのために、現在(または直近で)どのような方法で学習していますか? |
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【 選択肢 】 |
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・独学(書籍、YouTubeなど) |
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・オンライン学習サイト(Udemy、Schooなど) |
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・SNS(X, Instagram, Noteなど)での情報収集・発信 |
|
・現場での実践(OJT、新しい業務への挑戦) |
|
・メンターや知人から学ぶ |
|
・デザインスクール・専門学校(オンライン含む) |
|
・社内研修・勉強会 |
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・社外のセミナー・ウェビナー |
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・オンラインサロン・コミュニティ |
|
・特に学習していない |
|
・その他 |
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スキルアップのために、現在(または直近で)どのような方法で学習していますか? |
人数 |
回答 |
|
独学(書籍、YouTubeなど) |
50 |
34.25% |
|
オンライン学習サイト(Udemy、Schooなど) |
22 |
15.07% |
|
SNS(X, Instagram, Noteなど)での情報収集・発信 |
18 |
12.33% |
|
現場での実践(OJT、新しい業務への挑戦) |
17 |
11.64% |
|
メンターや知人から学ぶ |
12 |
8.22% |
|
デザインスクール・専門学校(オンライン含む) |
11 |
7.53% |
|
社内研修・勉強会 |
8 |
5.48% |
|
社外のセミナー・ウェビナー |
6 |
4.11% |
|
オンラインサロン・コミュニティ |
2 |
1.37% |
|
特に学習していない |
0 |
0.00% |
|
その他 |
0 |
0.00% |
|
合計 |
146 |
100.00% |
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学習方法のトップは「独学(34.25%)」!個人主導の学習が主流に |
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スキルアップのための学習方法として最も多く選ばれたのは 独学(34.25%) で、約3人に1人が自己主導の学び方を選択している結果となりました。 |
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さらに、その学習方法を選んだ理由を調査したところ、以下の結果が得られました。 |
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なぜ、その手段で学習をしているのかを教えてください。 |
人数 |
回答 |
|
自分のペースで進められるから |
53 |
31.36% |
|
時間や場所の制約がないから |
35 |
20.71% |
|
費用がかからない/安価だから |
31 |
18.34% |
|
最新の・実践的な情報(スキル)が得られるから |
21 |
12.43% |
|
講師や専門家に直接質問・相談できるから |
9 |
5.33% |
|
体系的に・効率的に学べるから |
8 |
4.73% |
|
強制力があり、挫折しにくいから |
7 |
4.14% |
|
人脈やデザイナー仲間とのつながりができるから |
4 |
2.37% |
|
その他 |
1 |
0.59% |
|
合計 |
169 |
100.00% |
|
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回答からは、「自分のペースで進められる」「時間や場所の制約がない」といった柔軟性に関する項目や、「費用がかからない/安価」といったコスト面が特に支持されていることが分かります。 |
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これらの傾向から、独学が多く選ばれた理由としては、「柔軟性・コスト」といった価値が合わさった学習方法であるからであると推察されます。 |
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オンライン学習サイト(15.07%)が2位|体系的に学びたい層が一定数存在 |
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学習方法として、オンライン学習サイトが15.07%と、独学に次いで2番目に多い結果となりました。 |
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この背景には、独学だけではカバーしきれない内容を、体系的かつ計画的に学びたい層が一定数存在していることが考えられます。 |
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学習方法を選んだ理由として「時間や場所の柔軟性」「コスト面」が重視されていたことを踏まえると、受講料が高く通学の負担も大きいオフラインスクールよりも、オンライン学習サイトに票が集まったと推察されます。 |
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まとめ |
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今回の調査では、デザイナーの間でAIスキルが急速に普及し、45.56%が新たに習得したと回答しました。 |
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AI活用はもはや特別なスキルではなく、多くの現役デザイナーにとっての「前提スキル」へと移行しつつある実態が明らかになっています。 |
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一方で、「動画・モーション制作」や「マーケティング・SNS運用」など、成果創出や業務領域の拡大につながるスキルへの関心も高まっています。 |
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本調査から、デザイナーはAIを始めとしたテクノロジーを使いこなしつつも、動画やマーケティングなどの周辺領域へスキルを拡張していく「ハイブリッド人材」への進化が求められていると考えられます。 |
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また、本調査の結果をより詳細に解説している記事もご用意しております。 |
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記述式回答から明らかになった、デザイナーが抱えるスキル習得に関するリアルな悩みや、学習に投資している金額などの実態について解説しています。 |
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|
詳しくは以下の記事をご覧ください。 ※https://deza-poke.com/blog/designer_essential_skills
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■本アンケートの引用について |
本記事を引用する際には必ず以下の形式での記載をお願いいたします。 「引用:株式会社デザポケ(https://deza-poke.com/)」 |
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■会社概要 |
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会社名:株式会社デザポケ |
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所在地:東京都千代田区神田小川町一丁目10-2 VORT 神田小川町 II |
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代表取締役:高橋篤史 |
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設立:2021年1月4日 |
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資本金:3,000万円 |
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事業内容 :広告・印刷・Web・ブランディング領域における企画・制作・運営 |
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企業URL:https://deza-poke.com/
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■オウンドメディア |
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株式会社デザポケでは、オウンドメディアを通じてデザイン制作や広告・ブランディングに関する情報を発信しています。 |
|
https://deza-poke.com/blog |
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Q4. あなたの現在の主な働き方をお聞かせください。