家事に家業、育児、家族のケア…ずっと社会を支えてきた女性たちの生活と労働の軌跡。 |
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株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:大和 哲)は『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない 韓国、女性たちの労働生活史』(京郷新聞ジェンダー企画班 著/すんみ 訳/尹 怡景 訳)を2025年7月9日に発売いたします。 | |||
韓国大手新聞社「京郷新聞社」で特別に編成されたジェンダー企画班による、偉大すぎる女性たちの記録 | |||
激動の時代、国を陰で支えてきたのは「正社員」には数えられない無数の女性たちだった――。 韓国社会を支えてきた50~70代の女性たちへのインタビュー集。インタビューの合間にジェンダー企画班による社会考察・分析も挿入。韓国の現代史の中でなくてはならなかった女性たちの「仕事」が立体的に浮かび上がってくると同時に、多くの困難が立ちはだかりながらも前を向き、懸命に働き続けてきた女性たちの姿に圧倒され、力が湧き上がってくるような1冊です。 |
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prologue ありふれた声を求めて WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。 WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと? WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった |
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京郷新聞ジェンダー企画班 | |||
ジェンダー企画『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない』のために構成された特別取材班。京郷新聞ジェンダーデスクと取材記者、女性物語アーカイブチャンネル「フラット」、データジャーナリズム班「ダイブ」、写真記者、プロデューサー、校閲記者など様々な職域の人たちがキルトのように集まった。2021年10月から名刺はないけれど、誰よりもしっかり働いてきた女性たちの物語を探し求め、彼女たちの人生をこの一冊の本にまとめた。 | |||
すんみ | |||
翻訳家。早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書に『コマネチのために』(チョ・ナムジュ、筑摩書房)『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(チョン・セラン、早川書房)、共訳書に『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(イ・ミンギョン、タバブックス)、『韓国、男子―その困難さの感情史』(チェ・テソプ、みすず書房)などがある。 | |||
尹 怡景(ゆん いきょん) | |||
韓国・ソウル生まれ。慶應義塾大学大学院で文化人類学を学ぶ。訳書に『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジヘ、大月書店)、『夢を描く女性たち イラスト偉人伝』(ポムアラム、タバブックス)『私もまだ、私を知らない』(ホ・ジウォン、祥伝社)、『家族、この不条理な脚本』(キム・ジヘ、大月書店)などがある。 | |||
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書名 :私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない 韓国、女性たちの労働生活史 | |||
著者 :京郷新聞ジェンダー企画班 | |||
訳者 :すんみ / 尹 怡景 | |||
発売日:2025年7月9日 | |||
判型 :四六判 | |||
頁数 :272ページ | |||
定価 :2,420円(税込) | |||
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp | |||