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「プレー中の会話は厳禁。」このシンプルな制約が、チームの結束力を極限まで高める。頼れるのは事前の「作戦タイム」と、仲間の意図を汲み取る信頼関係のみ。静寂の中で行われる無言の連携が、終局後の「感想戦」で質の高い対話へと変わる瞬間。(11月29日、高槻市にて開催) |
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一般社団法人けあとともに(非営利型法人|代表理事:松本瑞夫)と 将棋経営塾(R)(代表:同氏)が、2025年11月29日に『第2回 将棋式組織開発セミナー』を将棋のまち・高槻市で開催しました。 |
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参加者満足度100%(「とても満足」87.5%、「まあまあ満足」12.5% ※)という高い評価を得て、 |
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熱気冷めやらぬまま終了したことをご報告します。(※5段階評価を100点満点換算) |
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【 人口激減の伝統文化に、ビジネスの新しい「光」を当てる 】 |
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平安時代から続くと言われている日本の伝統文化「将棋」。その競技人口は、1982年の2,280万人から2025年には430万人(※レジャー白書2025)へと激減の一途をたどっています。 |
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しかし私たちは、将棋が持つ「戦略性」や「大局観」に、現代ビジネスにおいて未だ活かされていない巨大な潜在能力があると確信しています。本セミナーは、縮小しつつある「ボードゲーム」ではなく、ビジネススキルを磨く「実用的な組織開発ツール」として、将棋の価値を再定義する挑戦です。 |
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【 なぜ「将棋」×「組織開発」なのか?】 |
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組織開発の目的は、突き詰めれば「成果」にあります。その手段は、本来自由なはずです。 |
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■目的:ウェルビーイング向上 |
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■戦略:健康経営、介護離職防止・若手定着 |
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■戦術:組織開発(手段) |
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私たちは、その手段として、あえてアナログな『将棋』を選びました。 |
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盤上の体験は、言葉だけの研修よりも遥かに鮮烈に、人と組織の関わり方の課題を浮き彫りにします。 |
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【 経営者が「新入社員」に戻る瞬間。盤上で起きた組織運営の「模擬体験」】 |
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このプログラムは「組織運営の完璧な模擬体験」でもあります。 |
1. 3×4マスの『どうぶつしょうぎ』で基礎概念を理解 2. 5×5マスの『5五将棋』で戦略性を体験 3. 4対4の『チーム将棋』で組織戦へ |
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『どうぶつしょうぎ』はその場で検索・購入されるほど、女性や未経験者の心を掴みました。 |
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(※初心者でも安心して参加できるように、駒の動かし方ガイド等のサポート環境も完備) |
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『将棋』を知らなくても大丈夫。手元のガイドと仲間への相談があれば、初心者や未経験者でも即座に戦略に参加できる。 |
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第二部では、『どうぶつしょうぎ(3×4マス)』と『5五将棋(5×5マス)』が使用されました。 |
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シンプルな盤面であっても、駒1枚(個の力)単独で勝つことはできません。前線で攻める駒、守りを固める駒、すべての駒が有機的に「連携」して初めて勝利への道が開ける。参加者は、この将棋の鉄則を体感することで、「個」ではなく「チーム」で戦うことの本質的な意味を再認識しました。 |
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本セミナー参加者は、8名中6名が将棋初心者と未経験者でした。そのため、普段は指示を出す立場の経営者が、「何をしていいのか分からない」「メンバーに迷惑をかけられない」という新入社員のような感覚(立場逆転)を、リアルに体験することになりました。 |
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この「無力感」の共有は、管理職が新入社員の心情を理解する契機となります。 |
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世代間ギャップを埋め、近年深刻化する「若手社員の早期離職防止」にも繋がる重要なプロセスです。 |
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【「話せない」からこそ、心が繋がる。制約が生む究極のチームワーク 】 |
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メインワークとなる『チーム将棋(4対4)』には、独自の厳格なルールが設けられました。 |
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● 対戦前の作戦タイムは4分 |
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● 一手ずつ交代で指す「リレー方式」 |
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● プレー中(タイムアウトを除く)は話せない
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● 持ち時間は各チーム10分 |
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● 持ち時間を使い切ると一手30秒以内 |
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● タイムアウト(1分)は各チーム2回まで |
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● 対戦後に「感想」を共有する |
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● 振り返り・解説を船江恒平七段が行う |
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「リレー方式」や「会話厳禁」などの独自の制約ルールが、普段の職場では見られない、濃密な『対話』を生み出す。 |
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「指示が出せない」という環境下では、経営者もリーダーシップを言葉で発揮できません。そのため、対局前の「4分の作戦タイム」でいかに戦略を共有するか、どのタイミングでタイムアウトを取るか、盤上でいかに「前の奏者(仲間)の意図を汲み取り、次へ繋ぐか」という非言語コミュニケーション(コンテクストの理解)が求められます。 |
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このような緊張感ある「無言の連携」があったからこそ、対局後の「感想戦(振り返り)」において、 |
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「あの手はどういう意味だったのか」「あの場面で助けられました」というような対話が自然発生し、 |
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初対面のチームが急速に一つになりました。 |
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【「孫子の兵法」に通じる戦略観と、「カッツ・モデル」の実践 】 |
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楽しんでプレイできる一方、裏側には「孫子の兵法」にも通じる緻密な戦略論があります。 |
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将棋盤全体をライバルと対峙する「ビジネス市場」、駒を「チームそのもの(リソース)」に見立て、 |
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ゲームへの没頭を通じて、カッツ・モデル(管理職に求められるスキル)における「コンセプチュアルスキル(概念化能力)」と「ヒューマンスキル(対人関係能力)」を実践的に磨き上げます。 |
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【 専門家も舌を巻いた、将棋がもたらす「新たな発見」】 |
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日本将棋連盟プロ棋士・船江恒平七段による解説。勝負の世界の「大局観」を、現代経営に必要な「先見性」へと結びつける。 |
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本プログラムの有効性は、登壇した専門家たちにとっても新たな発見の連続でした。 |
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■プロ棋士・船江恒平七段の気づき
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「プロ棋士が持つ『大局観』とは、無数の選択肢から最善手を選び抜く決断力のこと。これは、経営に必要な『先見性』や『直感力』そのもの。経営層の方々が、将棋を通じてこれらのスキルを再確認し、チームの対話の中で言語化していくプロセスに、大きな研修効果を感じました。」 |
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■介護の専門家・益田嘉和氏の気づき
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「いきなり『介護離職防止』の話をしても、企業は聞いてくれません。しかし『将棋』をフックにすることで、参加者全員が考えるきっかけを提供できる。将棋は、家族との対話をも促し、いざという時の備えにもなり得る有効なツールです。」 |
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【参加者の声:「将棋がわからない人こそ刺さる」/盤上で見えた組織のリアル】 |
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セミナーには、将棋初心者の経営コンサルタントやリピート参加の会社役員も集結。 |
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盤上の体験は、それぞれの立場に、自社の課題と直結する大きな気づきをもたらしました。 |
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■経営コンサルタント(将棋初心者)の感想
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「『将棋式』とついていますが、『将棋がわからない人こそ刺さる内容』だと感じました。盤上で何もできない無力感を味わうことで、『会社に貢献したいけど、正直、何をしたらいいのかわからない…』という従業員側のモヤモヤを、体感として味わえるからです。職場のチームがうまく回っていなかったり、部下やメンバーの活かし方に悩んでいるリーダー層には、かなりおすすめです。」 |
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■会社役員(リピート参加者)の感想
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「前回と同様に上手くいくと思っていたら、チーム全員が目的を見失ってしまった。これが自分の所属する組織で起こるトラブルに酷似していて…。仕事でも視野が狭くなっていることに気づきました。」 |
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このように、盤上で起こる諸問題は、現実の組織課題の「縮図」となります。参加者はこの疑似体験を通して、明日から現場で活かせる具体的な行動変容のヒントを得ていました。 |
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【 主催代表者コメント 】 |
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「まさか『将棋』でここまで笑うとは」 心理的安全性が確保された空間で、立場を超えた対話が生まれる瞬間。 |
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■一般社団法人けあとともに 代表理事 松本瑞夫 / 将棋経営塾(R) 代表 同氏
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「今回も、ご参加いただいた皆様の真剣な対話から生まれる熱気に、主催者として深く感動しました。『自分の組織の課題に酷似していた』という声に象徴されるように、将棋という安全な場だからこそ、普段は目を向けられない組織の本質的な課題と向き合えるのだと、改めて確信しました。介護の現場で直面するコミュニケーション課題、企業の組織課題、それらの根底にあるのは『対話の質と量』です。盤上で生まれた『心理的安全性』こそが、従業員が介護や育児などの悩みを孤立させずに、相談できる『仕事と介護の両立支援』の土台となります。このセミナーで得られた確かな手応えを糧に、一歩ずつ着実に、新しい価値を社会に届けていきたいと考えています。」 |
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【 今後の展望:次なる「一手」】 |
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この度の成功と参加者の皆様からの強いご要望を受け、以下の展開を計画しています。 |
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■第3回『将棋式組織開発セミナー』の開催
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より多くの方々にこの価値を届けるため、来春(2026年5月頃)、再び将棋のまち・高槻市での開催を予定しています。 |
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■企業向け『将棋式チームビルディング研修』の提供開始
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本セミナーの成果を受け、正式に企業・団体様向け出張研修および導入相談の受付を開始します。「自社でも開催したい」という声にお応えし、各企業の個別課題に合わせたカスタマイズが可能です。 |
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▶ 詳細・お問い合わせ:将棋経営塾(R)
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■非営利団体としての活動推進
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一般社団法人けあとともに(通称:けあとも)として、中小企業の「ウェルビーイング向上」や「介護離職防止」に直結する法人向け顧問契約など、社会課題解決に向けた取り組みを一層強化します。 さらに、行政や準行政機関(商工会議所等)との連携深化に加え、兵庫・大阪を中心に、医療・介護・福祉の現場とのネットワークを広げることで、企業で働く人々を地域全体で支える『実効性のある支援体制』づくりに貢献します。 |
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▶ 詳細・お問い合わせ:一般社団法人けあとともに
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【 開催概要(報告)】 |
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■名 称:第2回『将棋式組織開発セミナー』in 高槻 |
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■開催日:2025年11月29日(土) 9:30~13:40 |
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■会 場:高槻市立生涯学習センター |
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■主 催:一般社団法人けあとともに・将棋経営塾(R) |
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■参加者:8名 |
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■属 性:障がい者福祉サービス/経営者、医療法人/人材育成担当者、総合保険サービス/経営者、 |
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日本茶メーカー/副社長、IT・システム開発事業/経営者、コミュニティ運営会社/役員、 |
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行政書士、経営コンサルタント |
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■登 壇:船江恒平(日本将棋連盟 棋士七段) |
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益田嘉和(介護まるごとアドバイザー) |
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松本瑞夫(組織開発コーチ) |
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中司晃貴(朝霞将棋教室 代表) |
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■司 会:加藤あや(CCO代行) |
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■運 営:松本瑞夫・高橋里依・松下奈楠(一般社団法人けあとともに 理事) |
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