「透水100%、車も乗れる」新時代の舗装材「ドットコン」とは?― 小澤辰矢氏が語る、都市と自然をつなぐ革新技術 |
地球環境への配慮とインフラ性能の両立を実現する新素材「ドットコン」。 その技術的な革新性と開発思想を、小澤辰矢氏による解説を交えてご紹介します。 都市景観、排水課題、ヒートアイランド対策など、今こそ求められる舗装材の進化とは? |
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■ 透水100%の真価 ― 豪雨にも強い次世代舗装 | |||
透水性コンクリート「ドットコン」は、特殊構造により表面に無数の孔(あな)を持ち、雨水を100%透水させるという画期的な舗装材です。 近年問題視される都市型水害やゲリラ豪雨、ヒートアイランド現象への対策としても注目を集めています。 |
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ドットコンは、水を地中に戻す構造であることから、「自然の水循環を妨げない舗装」としても評価されています。 | |||
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■ 強度と軽量のバランス設計 ― 5トンの耐荷重 | |||
透水性が高い舗装材は脆弱になりやすい――その常識を打ち破ったのがドットコンの構造設計です。 耐荷重は約5トンを誇り、一般的な乗用車や小型トラックの通行にも対応可能です。 |
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しかも、独自のパネル構造により施工性が高く、現場でもスピーディな対応が可能です。 | |||
■ 小澤辰矢氏が語る“環境土木”の未来 | |||
ドットコンの開発者であり施工第一人者である小澤辰矢氏は、次のように語ります。 | |||
「コンクリートは“自然の敵”と誤解されがちですが、ドットコンは“自然と共生する舗装”を目指しています。見た目の美しさはもちろん、水が地中に戻ることで地盤沈下や緑の生育にも貢献できます。」 | |||
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■ 路盤選びで性能は大きく変わる | |||
ドットコンの性能を最大限に発揮するためには、“路盤”の選定が極めて重要です。 透水係数の高い砕石を使用することで、詰まりにくく長寿命な施工が実現します。 |
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逆に、再生RC材など透水性の低い材料を使用してしまうと、短期間で目詰まりを起こし、本来の性能が発揮できなくなります。 | |||
■ 応用は無限大:住宅から公共施設まで | |||
ドットコンは、以下のような多用途への展開が可能です: | |||
・住宅のアプローチや駐車場 | |||
・公園や歩道の景観舗装 | |||
・雨水排水を兼ねた通路 | |||
など | |||
結び: | |||
ドットコンは「土間コンクリート」から「共生型コンクリート」への進化の象徴です。 今後、持続可能な都市づくりや自然災害対策の現場において、その活用が一層進むことが期待されます。 |
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https://www.youtube.com/watch?v=xZzM8u0QxUQ | |||
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