経済的規模と社会的意義を併せ持ち、海外市場を視野に入れた「メガベンチャー」を連続的に創出することを目指す
有限責任 あずさ監査法人(東京都新宿区、理事長:山田 裕行)は、「メガベンチャー勉強会(第2期)」を開催し、その取りまとめを公表しましたのでお知らせします。
本勉強会は、経済的規模と社会的意義を併せ持ち、海外市場を視野に入れた「メガベンチャー」を連続的に創出することを目指し2024年5月に設置され、共同座長には、第1期に引き続き当法人理事長の山田 裕行が務めるとともに、新たに、経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部 伊藤 禎則部長(当時)が就任しました。経営者、ベンチャーキャピタル、アカデミア等の有識者の議論を基に、ゼロベースから「メガベンチャー」創出に向けた抜本的な改革提案を取りまとめ、広く発信します。
 
「メガベンチャー勉強会(第2期)」取りまとめ
第2期勉強会は、第1期取りまとめの具体化に向けた政策提言をまとめることを目的に、2025年3月から6月にかけて全4回開催されました。勉強会では、「国益に資する観点から、研究開発投資の重点化、国際的な共同研究等が必要な分野の深堀り」や、「第1期取りまとめで整理した3つのアクションのさらなる展開」について活発な議論が行われました。
これらの議論を通して、「どの分野においても、メガベンチャーとして大成する過程で共通していることしていることは、超一流の研究者が起業の道を選ぶこと」との認識が共有され、次のとおり“飛び出す人材”に着目した3つの提案を取りまとめました。
 
3つの提案
1. “飛び出す人材”の挑戦後押し~人材を見出し、育成する環境~
2. “飛び出す人材”が選ぶ分野の研究・産業の育成
3. “飛び出す人材”に対するEnablersによる支援
 
取りまとめの全文はこちらをご覧ください。
 
「メガベンチャー勉強会(第2期)」実施概要
メンバー(※肩書は第2期勉強会開催当時、以下同じ)
<共同座長>
山田 裕行 有限責任 あずさ監査法人 理事長
伊藤 禎則 経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
 
<副座長・ファシリテーター>
朝比奈 一郎 青山社中株式会社筆頭代表CEO
 
<メンバー>(五十音順)
芦澤 美智子 慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授
出雲 充  株式会社ユーグレナ代表取締役社長
金田 修 游仁堂(游仁信息科技(上海)有限公司)CEO
郷治 友孝  株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ代表取締役社長CEO
中川 敦寛  東北大学副理事(国際共創担当)
名倉 勝 CIC Instituteディレクター
本間 真彦  インキュベイトファンド株式会社代表パートナー
松尾 豊  東京大学大学院工学系研究科教授
 
<第1期勉強会共同座長・オブザーバー>
井上 博雄前  経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長
 
<事務局>
事務局長
平木 省  青山社中株式会社 取締役COO(~2025年3月)
川畑 充代 青山社中株式会社政策支援部長(2025年4月~)
 
共同事務局長
阿部 博   有限責任 あずさ監査法人 常務執行理事 企業成長支援本部インキュベーション部長
村上 貴将  経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部政策課長
 
アドバイザー 
奥山 恵太 出向起業スピンアウトキャピタル代表パートナー
陶山 祐司   株式会社ゼブラアンドカンパニー共同創業者 
 
<企画・運営>
有限責任 あずさ監査法人 / 青山社中株式会社
 
第2期勉強会開催概要
<特別講演(3/4)>「核融合」
 レクチャラー:中村 修二     ブルー・レーザー・フュージョン社CEO & Co-Founder
                                          カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
                        太田 裕朗     早稲田大学総長室参与
 
 
<第1回(3/19)「クリーンテック」
 レクチャラー:遠藤 哲郎   パワースピン株式会社代表取締役兼COO
                                    (東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター長・教授)
 
 
<第2回(4/23)>「量子」
 レクチャラー:島田 太郎    株式会社東芝代表取締役社長執行役員CEO
 
 
<第3回(6/11)>「素材」
 レクチャラー:Rudder Wu   株式会社Thermalytica CTO
 
あずさ監査法人について
有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約7,000名の人員を擁し、監査証明業務をはじめ、財務会計アドバイザリー、内部統制アドバイザリー、ESGアドバイザリー、規制対応アドバイザリー、IT関連アドバイザリー、デジタル・データ関連アドバイザリー、スタートアップ関連アドバイザリーなどの非監査証明業務を提供しています。
金融、テレコム・メディア、テクノロジー、パブリック、消費財・小売、ライフサイエンス、自動車等、産業・業種(セクター)ごとに組織された監査事業部による業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、142の国と地域に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。