株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:谷口奈緒美)は2025年11月21日に『喪の旅 愛しい人に出会い直す』(河合真美江著)を刊行しました。
 
本書は、朝日新聞で2020年~2025年に取材・掲載された人気連載「喪の旅」の、待望の書籍化となります。掲載された30人それぞれの喪失の物語を収録。加えて、取材した記者自身の夫を亡くした経験をあらたに書き下ろしてまとめた一冊です。
 
■「悲しい」は「愛しい」
2020年10月、著者である河合真美江さんは、57歳で、同僚の新聞記者だった夫を亡くしました。
その喪失の悲しみのなか、河合さんはこう思います。
「初めて味わう感情に右往左往していた。みなさんはどうなのだろう。知りたいと思った。
死別の悲しみを抱いて、どう生きていくか――」
これをテーマに、大切な人を亡くした30人それぞれに取材、記事となった朝日新聞連載「喪の旅」。
「喪の旅」は、一人ひとりの旅でありつつも、話し、聞き、書き、読むことで、時につなががり、道連れになることができると河合さんはいいます。
 
■掲載されている方々(一部)
 「喪の旅」で取材し、本書に話が収録されている方々です(一部)。
殺陣技斗師・多加野詩子さん「こんなに会いたい。夫に2度目の恋」
歌人・永田和宏さん「言葉をたどる。妻がどんどん近くなる」
タレント・風見しんごさん「『チチ、よくがんばったね』そう言われる人生に」
作家・小池真理子さん「悲しみは底知れず。見知らぬ時間を生きる」
フリーアナウンサー・清水健さん「『ママは僕たちの胸の中に』息子の成長で悲しみに変化」
「没イチ会」主宰・小谷みどりさん「したいことができる。ひとりで生きる強み」 ほか
 
上記の取材記事に加えて、河合さんご自身の体験「夫の病気がわかってから、闘病、看取り、『喪の旅』を始めるまで」(1章収録)と「『喪の旅』で取材したうえで感じ、考えたこと」(3章収録)を書き下ろしています。
 
■こんな方におすすめです
愛する人を亡くした経験を持つ方
死別の悲しみとどう向き合うか考えている方
グリーフケアについて知りたい方
人生の深い意味について考える機会を求めている方
 
本書は、そんな方々の心に届くグリーフケアの記録になっています。
 
 
■目次
1章 夫を看取って
2章 喪の旅へ
3章 悲しみを抱えて生きる
 
【著者情報】
河合真美江(かわい・まみえ)
1963年、東京生まれ。1986年に朝日新聞社入社。松江支局や大阪本社整理部、文化部、金沢総局などに勤務し、文芸やジェンダー、死別と向き合う生き方などを取材してきた。2025年6月に退社。「ベルサイユのばら」で宝塚歌劇と出会い、小学生のころから50年以上見てきた。記者として歌劇100周年のころを担当。
 
【書籍概要】
タイトル:『喪の旅 愛しい人に出会い直す』
発売日:2025年11月21日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:単行本(ソフトカバー)/240ページ
ISBN:978-4799332245

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