こども家庭庁・文部科学省「いじめの重大化を防ぐための留意事項集・研修用事例集」公表を受けて、現場で役立つ最新知見を解説
 
12月18日開催 無料オンライン解説セミナー
公益社団法人子どもの発達科学研究所(本部:大阪市北区)は、令和7年11月にこども家庭庁・文部科学省より公表された「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」および「研修用事例集」の作成において、「いじめ重大事態調査報告書」の分析実務を担当いたしました。
■留意事項集・研修用事例集の紹介
増加しつづける「いじめ重大事態」の現状を鑑み、こども家庭庁および文部科学省が共同で、「いじめの重大化要因等の分析・検討会議」を開催しました。
当研究所は本検討会に、全国の自治体から国に提供されたいじめ重大事態調査報告書の分析実務担当者として参加。そして令和7年11月、その分析結果を踏まえて作成された「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」および「研修用事例集」が、こども家庭庁および文部科学省より発表されました。 
「留意事項集」では、報告書の分析から得られた留意事項が15の項目に整理されており、「研修用事例集」では、それらが研修等で活用できる6つの事例として取りまとめられています。
これらは教育委員会や学校現場でのいじめ防止・重大化予防の取り組み強化に活用される見通しです。
 
参考:こども家庭庁(2025)いじめ防止対策に関する関係省庁連絡会議(第5回)
いじめの重大化を防ぐための留意事項集(こども家庭庁・文部科学省, 2025)
いじめの重大化を防ぐための研修用事例集(こども家庭庁・文部科学省, 2025)
■無料オンライン解説セミナー開催
この度、分析結果や留意事項集・研修用事例集の内容、現場での活用方法を広く教育関係者に伝えるため、無料オンラインセミナーを開催します。
セミナーでは、
いじめ重大事態調査報告書の分析から見えてきた現代のいじめ問題の特徴
重大化を防ぐための具体的な対応策や留意事項(15項目の詳細解説)
教育現場で活用できる6つの事例の紹介と実践ポイント
日頃から意識すべき「安全で安心な学校・学級づくり」の4つの視点
今後のいじめ防止・重大化予防に向けたアクション提案
など、実践的な内容をわかりやすく解説します。
■開催概要
【12/19(金)13:30~】こども家庭庁・文部科学省「いじめの重大化を防ぐ留意事項集」無料解説セミナー(いじめ重大事態分析)
開催日時:2025年12月19日(金)13:30~15:00(後日録画配信あり)
開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
対象:教職員、首長部局、教育委員会等に所属する教育関係者(※個人・報道関係者は参加不可)
定員:500名(先着登録順、要事前申込)
申込締切:12月18日(木)12:00(定員に達し次第受付終了)
詳細・お申し込みはこちら
■参加方法
上記申込フォームより必要事項を入力のうえ、お申し込みください。定員に達し次第受付終了となりますので、お早めのご登録をおすすめします。
録画配信も予定しており、当日ご都合が合わない方も後日視聴可能です。
■お問い合わせ先
公益社団法人子どもの発達科学研究所
TEL:053−456−0575
E-mail:info@kohatsu.org
https://kohatsu.org/
 
■連載インタビュー「いじめ重大事態調査報告書を読む」のお知らせ
子どもの発達科学研究所のウェブメディアコハツWEBにて、「いじめ重大事態調査報告書」および「いじめの重大化を防ぐための留意事項集・研修用事例集」をテーマとした連載インタビューが開始しました。 ぜひ、あわせてご覧ください。
【第1回】分析担当者に聞く「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」(こども家庭庁・文部科学省)のポイント
https://web.kohatsu.org/25_131-1/
 
◆公益社団法人子どもの発達科学研究所について
 
子育て、発達障害、いじめ予防、就労支援等に関し、科学的根拠に基づくプログラムの研究開発と提供を行う日本では数少ない社会実装団体です。
法人名にある「子ども」を対象の中心としながらも、全ての人のための「ヒト支援」を進めています。
すべての子どもの幼児期から思春期における成長を科学で支え、健やかな未来へと導くため、研究、開発、コンサルティングなど、幅広く活動しています。
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