| 睡眠(スリープ)テック商品の海外展開の課題とは ~領域の壁を超えるには~ |
| 一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会(所在地:東京都千代田区、理事長:小林孝徳、以下「SHA」)は、議員有志の勉強会と連携し、2025年11月20日(木)に衆議院第1議員会館にて「第2回 睡眠(スリープ)テック勉強会」を開催いたしました。 | |||||||||
|
|||||||||
|
|
|||||||||
| ■背景と市場の現状 | |||||||||
|
日本の平均睡眠時間はOECD加盟国中で最も短く、長時間労働や通勤負担、精神的ストレスなどが背景にあります。この慢性的な睡眠不足は、生産性低下や健康リスクの増大を招く深刻な社会課題です。 近年、健康意識の高まりとともに、世界的に睡眠(スリープ)テックや睡眠ヘルスケアの重要性が改めて注目されています。 |
|||||||||
| 国内のスリープテック市場は、2030年までに睡眠サポート関連のセルフヘルスケア分野で2,162億円(2023年比23.5%増)に拡大すると予測されており、成長産業としての期待が高まっています。(参考:富士経済「2024 セルフヘルスケア市場の最新トレンドデータとポテンシャル分析」) | |||||||||
| ■勉強会の内容と参加者 | |||||||||
| こうした背景のもと、本勉強会では、デジタル政策を牽引する平井卓也 衆議院議員、牧島かれん 衆議院議員をはじめとした議員の方々、ならびに内閣官房、デジタル庁、消費者庁、厚生労働省、経済産業省など関係省庁のご担当者にもご参加いただきました。 | |||||||||
|
今回のテーマは「睡眠(スリープ)テック商品を、海外展開するための課題とは ~領域の壁を超えるには~」と題し、実際の商品を体験していただきながら、多角的な意見交換・議論を行いました。 SHA会員企業からは、事業者として実際に海外展開を検討・推進する上での、各国の地域特性(文化・環境・人種的要因)、エビデンス、国際的な評価基準、費用面など、具体的な課題や提言を発表いたしました。 |
|||||||||
| ■参加議員 | |||||||||
| 平井 卓也、牧島 かれん、中西 健治、鈴木 貴子、川崎 ひでと、土田 慎、西野 太亮、 | |||||||||
| 友納 理緒、藤井 一博、脇 雅昭 (順不同) | |||||||||
|
|||||||||
|
|
|||||||||
| ■今後の展望 | |||||||||
|
今回の勉強会を通し、参加者一同、「睡眠(スリープ)テックは日本が世界をルールメイクできる分野である」という可能性を再認識いたしました。 SHAは今後も、政策・技術・現場の連携を通じて、睡眠(スリープ)テックの健全な発展と社会実装、日本企業の海外展開に向けた取り組みを推進してまいります。 |
|||||||||
| ■過去の勉強会 | |||||||||
| 第1回:「睡眠データの利活用とその課題」 | |||||||||
|
|
|||||||||
| ■一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会(SHA)について | |||||||||
| 本協議会は、同じ志をもった、ヘルスケア分野における睡眠商品、サービスを提供している事業者とアカデミアなど専門家が中心となった業界団体で、「睡眠サービス提供事業者が遵守すべきガイドライン」の策定、スリープサポート認証制度、講習会やイベントなどの啓発活動を通じて、生活者が安心・安全に適切なサービスを享受できる社会の実現を目指して活動しています。 | |||||||||
| 団体名:一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会 Sleep Healthcare Association(略:SHA) | |||||||||
| 所在地:東京都千代田区紀尾井町3-33プリンス通りビル2階 | |||||||||
| 加盟社数:28社(2025年11月20日現在) | |||||||||
| ホームページ:https://shca.jp/ | |||||||||
| 事業内容:ヘルスケアにおける睡眠・睡眠サービスに関わる調査研究、自主基準(ガイドライン等)の作成・品質表示の推進およびマークラベル等の発行、啓発のためのイベント、講習会の開催、関連団体、関係省庁との情報交換および連携・協力のための活動 | |||||||||