IPOを目指すインドの成長企業へ投資し、リターンの創出を目指す
 
カド・インベストメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:釡野昌代。以下、カド・インベストメント)は、このたび「ブルーム・グロースファンド1号投資事業有限責任組合」を3,400万ドル(約50億円)規模で設定しました。本組合は、インド大手ベンチャーキャピタルのBlume Ventures(本社:ムンバイ、共同創設者:Karthik Reddy(カルティク・レッディ)氏・Sanjay Nath(サンジェイ・ナース)氏)が運用する「BluMax FundII」を通じ、IPOを目指すインド未上場企業へ投資を行います。
インドは持続的な経済成長、労働人口の増加、政府の支援策等を背景に高い経済成長が期待され、主要成長分野として、IT・テクノロジー、再生可能エネルギー、製薬・ヘルスケア、消費財、インフラ等が注目されています。インド政府が設立した国家投資促進・円滑化機関であるInvest India(Key Investment Opportunities in India for 2025)によるとインドのIT市場は2026年に3,000億ドルを超え、再生可能エネルギー市場は2032年に467億ドル規模へ成長、消費やインフラ投資も急速に拡大すると予測されています。
BluMax FundIIでは、Blume Venturesがこれまでシード段階から投資し、経営陣および事業について熟知している成長企業群の中から、長期的な成長トレンドを有し今後3~5年以内にIPOを目指す段階のインド未上場企業を選定して投資を行います。ディスカウント価格でセカンダリー投資(一部プレIPOラウンドでのプライマリー投資)を行い、早期のExitを目指します。
 
◆Blume Venturesについて
Blume Venturesは2010年設立のインド発ベンチャーキャピタルで、これまでに4本の基幹ファンドを設定し、運用総額は約6.5億ドルに達しています。シード及びプレシリーズ A段階のスタートアップ投資に強みを持ち、セクターごとに特化した専任パートナーが投資先企業の成長支援やエグジットを包括的に担当しています。1号ファンドにおいてシード投資を行ったMettl(人材スキル測定プラットフォーム)は、コンサルティング世界大手のMercerに買収され、初回投資から15倍以上のリターンを実現しました。また、Unacademy(オンライン学習プラットフォーム)、Slice(若年層向けクレジット/決済ソリューション)、Spinny(中古車売買プラットフォーム)をはじめ、複数のユニコーン企業を輩出しています。
HP:https://blume.vc/
 
◆カド・インベストメント株式会社について
カド・インベストメントは、独立系の投資運用業者(関東財務局長(金商)第3407号)として、国内外の未上場企業株式投資、米国プライベート・デット戦略、欧州トレード・ファイナンス戦略等、オルタナティブ戦略を中心とした多様な運用商品を提供しています。ファンドの募集及び顧客管理業務については、グループ会社のカド・キャピタル・マネジメント株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:櫻井淳夫)が第二種金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第3271号)として担当しています。グループ内で運用業務と販売業務の役割分担を明確化し、各々の業務に注力することで投資家の皆様に優れたサービスを提供できる体制を整備しています。
 
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カド・インベストメント株式会社
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