DNAメチル化情報を活用した「エピジェネティック時計」技術が評価
スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表:鈴木健吾)の子会社であるリジェネソーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐久間善太郎、以下「リジェネソーム」)は、株式会社アイスタイルが主催する「The 6th Japan BeautyTech Awards | 2025」において、「DNAメチル化情報を活用した『エピジェネティック時計』の活用」のテーマについての評価で、ファイナリスト企業として選出されたことをお知らせいたします。本アワードは、美容や関連の領域における革新的なプロジェクトが表彰されるものです。
Japan BeautyTech Awardsとは
美容、ファッション、ヘルスケアなどの関連領域や業界をまたがり、「人を幸せにするイノベーション」としての可能性をもつ「商品・サービス」「技術」「活動・取り組み」を表彰する、株式会社アイスタイルが主催する賞です。各方面で活躍する5人の審査委員によって「革新性」「事業性」「技術性」「社会性」「内発性」という5つの審査評価基準に沿って審査が行われます。第6回となる今回は、過去最多の69件の応募があり、その中から15件がファイナリストとして二次審査に進出。プレゼンテーション・質疑応答を経て、大賞および準大賞各1件、特別賞2件が選出されました※。
※ 株式会社アイスタイルからの報告 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000005126.html
リジェネソームの挑戦
リジェネソームは、「2040年に人類が月面に生活圏を拡大するための老化防止技術を提供する」というミッションのもと、長寿(ロンジェビティ)科学を研究して社会実装を目指すディープテックスタートアップです。
今回評価された「エピジェネティック時計」技術は、DNAメチル化情報から生体年齢を高精度に推定する先端解析技術であり、老化の進行を定量的に把握することで、個別化された健康・美容ソリューションの提供を目指しています。
同技術は、同社が推進する“Healthspan(健康寿命)延伸”プロジェクトの中核を成すものであり、今後は宇宙環境での老化加速現象の解明にも応用していく予定です。
今後の展開
リジェネソームは今後も、「科学的根拠に基づくウェルビーイングの追求」と「宇宙時代の健康科学の確立」を両立させる研究開発を推進します。今回のファイナリスト選出を機に、美容・ヘルスケア分野におけるバイオテクノロジーの社会実装をさらに加速させてまいります。
リジェネソーム株式会社について
リジェネソームは、ナノ粒子であるエクソソーム等を活用し、老化抑制や再生医療の新しいソリューションを提供することを目指しています。各種細胞が作るエクソソームの詳細な解析などとともに、分子生物学的にナノ粒子をデザインすることで、それらが生体にどのように機能するかを解明しています。
これらの研究を通じて、ナノ粒子を応用した医療技術の開発や、宇宙医学分野における新たな解決策を提案し、健康寿命の延伸とともに人類の宇宙進出に貢献することを目指しています。
https://regenesome.com/
スペースシードホールディングス株式会社について
スペースシードホールディングスは、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。発酵とロンジェビティー技術の社会実装の支援などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。
これらの取り組みを通じて、2040年までに各種ステークホルダーとともに人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。
https://ss-hd.co.jp/