次世代の「ものはこび」「ものづくり」技術者育成に向けた研究・教育環境の拡充へ

鳥羽商船高等専門学校について

鳥羽市企業版ふるさと納税のご案内
 鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市、校長:古山 雄一、以下「鳥羽商船高専」)は、令和7年11月、鳥羽市「企業版ふるさと納税」を活用した企業からの寄附募集を開始いたしました。
 
 鳥羽市では、地域活性化を目的として、企業による寄附を通じた地域創生の取り組みを進めています。市内の事業者や団体が自ら提案したプロジェクトに対し、企業が支援を行うことで、地域と企業が連携しながらより効果的な地域づくりを目指しています。
 
 鳥羽商船高専は、未来を担う「ものはこび」「ものづくり」の技術者を育成する、鳥羽市唯一の高等教育機関です。日本の貿易の約99%を支える海運に必要な海事技術者を育成する商船学科と、AI・半導体など日本の成長分野を牽引する技術者を育成する情報機械システム工学科の2学科で構成され、日本の産業と地域の未来を支える人財を育成しています。また、鳥羽商船高専は鳥羽市内外の事業者と連携し、地域課題の解決にも積極的に取り組んでいます。
 
 このような教育・研究活動をさらに充実させ、鳥羽市から日本・世界で活躍する人財を育てていくため、鳥羽商船高専は鳥羽市の企業版ふるさと納税を活用した寄附募集を開始いたしました。
 
 この寄附を活用し、鳥羽商船高専では、持続可能な農水産業を実現するための取り組み、ICT・AIを活用した中小企業支援、練習船鳥羽丸を活用した取り組み、教育環境の充実、グローバル教育の拡充等を促進させたいと考えています。
鳥羽市企業版ふるさと納税について
https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/kikaku_keiei/gyomu/furusato/8449.html
 鳥羽商船高等専門学校は明治8年(1875年)に芝新銭座二番地に航海測量習練所として創基し、その分校として明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立されました。日本にある5商船高専のうち最も歴史の古い商船系高等専門学校です。船員を養成する商船学科とエンジニアを養成する情報機械システム工学科の2学科で構成され、科学的思考と高度な知識・技術を習得し、地域社会から世界まで幅広く活躍できる技術者を育成しています。
左写真|鳥羽商船高等専門学校の外観(奥側)・練習船が停泊する桟橋(手前側)、右写真|令和7年3月竣工の練習船鳥羽丸四代目
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
所在地:三重県鳥羽市池上町1番1号
校長:古山 雄一
設立:1881年
学校ウェブサイト:https://www.toba-cmt.ac.jp/
事業内容:高等専門学校、高等教育機関