■ 9割が「大掃除は負担」と悲鳴。子育て家庭にとって年末の試練に
■ 家事代行の需要は7年で7.4倍に拡大。年末需要がさらに加速
株式会社キッズライン(KIDSLINE inc.)
全国47都道府県でスマホから24時間呼べる家事代行&ベビーシッターサービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長:経沢香保子)は、2025年10月27日(月)~11月6日(木)にかけて、18歳未満の子どもと同居する保護者511名を対象に「大掃除に関する実態調査」を実施しました。本リリースでは、その結果の概要をご紹介します。
調査の結果、全体の9割が「大掃除を負担に感じる」と回答しました。
内訳を見ると、「とても負担」と回答した人が60.5%、「やや負担」と回答した人が28.4%となり、子育て家庭の多くが年末の大掃除にストレスを感じている状況です。
かつては「家族総出の年末行事」として行われてきた大掃除ですが、仕事や育児に追われる子育て世帯にとって、「気が重い家事」としてとらえられている実態が改めて浮き彫りになりました。
大掃除が負担に感じる理由を「心理的・感情的な要因」と「生活環境・状況的な要因」の2つの観点に分けて質問しました。
その結果、子育て家庭では、「やる気が出ない」「どこから始めてよいか分からない」といった心理的なストレスが大きいことがわかりました。
また、仕事や育児による時間の制約が重なることで、負担がより大きくなっていることが明らかになりました。
最も多かったのは「やってもすぐ散らかる気がしてやる気が出ない」33.5%で、続いて「掃除・片付け自体が苦手/嫌いで着手のハードルが高い」30.9%、「どこから始めればよいか分からず不安」28.6%と続きました。
大掃除に義務感やプレッシャーを感じる人も多く、「片付けてもすぐ散らかる」「やっても終わらない」といった徒労感が精神的な負担につながっている様子がうかがえます。
生活環境や時間的余裕といった“現実的な制約”を理由に挙げる人も多くいました。最も多かったのは「多忙で時間確保が難しい(仕事・学業・家事)」67.3%で、「育児・介護で取り組む余裕がない」50.6%、「年末は帰省・旅行・イベントなどの予定がある」17.7%、「寒さ・天候による負担が大きい」14.4%といった回答が続きました。
家事や育児に加え、仕事と両立する家庭が増える中で、「時間が取れない」という物理的な制約が負担感を大きくしている状況が見て取れます。
この結果から、年末の大掃除の負担は「時間や環境といった物理的な問題」だけでなく、「気持ちが重くなる」「やる気が起きない」といった心理的ハードルが大きく関係していることが明らかになりました。特に子育て家庭では、生活リズムや家庭内の分担状況など複数の要因が重なり、 大掃除そのものが「家族のストレスイベント」になっているケースも少なくありません。
大掃除を負担に感じる家庭が多い一方で、「それでも大掃除をする」と回答した家庭は6割にのぼりました。
理由としては、「家をキレイにしたい」「気持ちよく新年を迎えたい」「普段掃除できないところを掃除したい」などが上位に並びました。
多くの家庭で、大掃除は「気分をリセットする行事」として位置づけられており、負担を感じながらも前向きに取り組んでいるようです。
大掃除を業者や家事代行に外注した経験がある家庭は全体の27.6%。
依頼箇所としては「お風呂」59.0%、「エアコン」53.0%、「トイレ」43.4%など、特に手間のかかる場所が多く挙げられました。
共働きや子育て世帯を中心に、「無理をせず、できない部分や苦手な掃除はプロに任せる」という考え方が広がりつつあり、今後もニーズの拡大が見込まれます。
キッズラインはベビーシッターサービスを利用するご家庭からの「家事も頼みたい」というご要望を受け、2018年11月に家事代行サービスを開始しました。現在までの7年間で、子育て家庭における家事代行利用は7.4倍にまで拡大しています。
また、社会的な背景として2024年時点で共働き世帯は約1,300万世帯に達し、対して専業主婦世帯は約508万世帯(※1)と共働き世帯の方が明らかに多くなっています。
こうした「仕事と育児・家事を両立しなければならない家庭」が多数を占める中で、家事代行サービスは子育て家庭の負担軽減において、より重要な役割を担うようになっています。
キッズラインは今後も、子育て世帯をはじめ多くの家庭の家事負担軽減を支援するため、サービス内容の充実・拡大を図ってまいります。
■ 《最大3,000円分ポイント》\家事代行/大掃除キャンペーン実施中
キッズラインでは、2025年11月5日(水)~12月31日(水)の期間中、最大3,000ポイントがもらえる「家事代行 大掃除キャンペーン」を実施しています。
期間中に3時間以上の単発予約を2回ご利用いただくと、回数ごとにポイントをプレゼント。大掃除キャンペーンを活用して、ぜひキッズラインの家事代行をお試しください。
「キッズライン」は、スマートフォンから簡単に利用できるベビーシッターおよび家事代行のマッチングプラットフォームです。現在、全国47都道府県で活動するサポーターは5,000名以上(2025年9月現在)。利用者は事前にサポーターの詳細なプロフィールや口コミ評価を確認して、24時間オンラインで手配できます。
サービスに登録できるベビーシッターは、特定の資格や研修(※2)をクリアし、弊社の面接および研修に合格した者のみとなっています。
家事サポーターは、整理収納アドバイザー資格を有する方や飲食店勤務経験者、豊富な主婦経験を持つ方が選考を通過し、活動しています。
累計依頼件数は250万件を突破し、全国各地の自治体とも連携。法人経由では2,300社以上の従業員の方に、育児や家事のサポートをご利用いただいています。また、安心してサービスをご利用いただくために「安心安全対策10箇条」(※3)を策定しています。
保育士(保母は対象外)/看護師/准看護師/子育て支援員研修(地域保育コース)/家庭的保育者等研修/全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター/全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修/全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修
■調査概要・調査主体:株式会社キッズライン・調査期間:2025年10月27日(月)~11月6日(木)・調査対象:18歳未満の子を持つ親511人・調査方法:インターネット調査
※本調査内容をご利用の場合は、出典元として「キッズライン 大掃除に関する実態調査(2025年)」とご記載いただきますよう、お願いいたします。
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F