原作小説は河出文庫から発売中/映画「消滅世界」は、2025年11月28日(金)より全国公開
村田沙耶香『消滅世界』河出文庫(映画ヴィジュアルオビ版)
村田沙耶香さんによる長編小説『消滅世界』(河出文庫刊、税込定価693円)を原作とする映画「消滅世界」(配給:ナカチカピクチャーズ (C)2025「消滅世界」製作委員会)が、2025年11月28日(金)より全国公開されます。
 
『消滅世界』は、雑誌「文藝」2015 年 秋季号で発表後、全国紙やSNS上でも大反響を巻き起こした作品です。単行本刊行時には、
 
作家の中村文則さんが
壮大な世界。でもこれは母と娘の物語ではないだろうか。さすが村田沙耶香。この作家はすごい
 
翻訳者の岸本佐知子さんが
見たこともないほど恐ろしい「楽園」が、ここにはあります。
 
と、異例とも言える驚愕コメントを寄せられました。
 
その後、村田さんは2016年に『コンビニ人間』(文藝春秋刊)が芥川賞を受賞。
同作は世界的ベストセラーとなり、現在は村田さんの数々の作品が海外で翻訳刊行、日本文学の人気を牽引しています。
 
 
映画「消滅世界」は、村田沙耶香さんの小説作品初の実写映画化となります。
 
村田沙耶香『消滅世界』河出文庫(通常カバー)
人工授精で、子供を産むことが常識となった世界。
夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、
やがて世界から「セックス」も「家族」も消えていく……
 
日本の未来を予言する、圧倒的衝撃作と言われてきた長編小説『消滅世界』(河出文庫)。
豪華キャスト、スタッフによる映画公開にあわせ、本日より映画ヴィジュアルの新オビで重版出来、全国の書店店頭で販売をスタートします。
 
11月28日の全国公開へ向けて、映画作品と原作小説『消滅世界』に、ぜひご注目ください!
 
●映画「消滅世界」
(C)︎2025「消滅世界」製作委員会
人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。
 
【作品詳細】
公開日:2025年11月28日(金)
原作:『消滅世界』(村田沙耶香著/河出文庫)
監督・脚本:川村誠
出演:蒔田彩珠、柳俊太郎、恒松祐里、結木滉星、富田健太郎、清水尚弥、松浦りょう、岩田奏、山中崇、眞島秀和、霧島れいか
配給:ナカチカピクチャーズ
(C)︎2025「消滅世界」製作委員会
 
●著者 村田沙耶香
photo: 藤岡雅樹
1979年千葉県生まれ。2003年「授乳」で群像新人文学賞優秀作を受賞。09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、16年『コンビニ人間』で芥川賞受賞。
●書誌情報
村田沙耶香『消滅世界』河出文庫(通常カバー)
書名:消滅世界(河出文庫)
著者:村田沙耶香
仕様:文庫判/288ページ
初版発売日:2018年7月6日
最新重版出来日:2025年11月20日
税込定価:693円(本体価格630円)
ISBN:9784309416212
出版社:河出書房新社
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309416212/
※電子書籍も発売中です。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。
●好評既刊
書名:生命式(河出文庫)
著者:村田沙耶香
仕様:文庫判/304ページ
初版発売日:2022年5月9日
税込定価:693円(本体価格630円)
ISBN:9784309418872
出版社:河出書房新社
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309418872/
※電子書籍も発売中です。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。
村田沙耶香『生命式』河出文庫

村田沙耶香さんによる長編小説『消滅世界』(河出文庫刊、税込定価693円)を原作とする映画「消滅世界」(配給:ナカチカピクチャーズ (C)2025「消滅世界」製作委員会)が、2025年11月28日(金)より全国公開されます。

壮大な世界。でもこれは母と娘の物語ではないだろうか。さすが村田沙耶香。この作家はすごい

見たこともないほど恐ろしい「楽園」が、ここにはあります。

11月28日の全国公開へ向けて、映画作品と原作小説『消滅世界』に、ぜひご注目ください!