「Shinobi Performance Pool」において、性能アワードの「Best Block Packers」と「Best Vote Gatherers」を同時に受賞し、2冠を達成
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)と Validators DAO が運営する Epics DAO バリデータが、Solana ステーキングプール「Shinobi Performance Pool」において、性能アワードの「Best Block Packers」と「Best Vote Gatherers」を同時に受賞し、2冠を達成しました。
 
このバリデータは ERPC の Solana SWQoS エンドポイントの品質を支える中核ノードであり、今回の受賞は、ブロック詰め効率や投票性能といった実測のパフォーマンス指標においても高い水準を維持していることが、第三者によって客観的に評価された結果です。
 
バリデータアドレス: EpicsoqLdDP8qRn3wQRKTSKAXbjK9dUgFfNPRQS77MQD 
 
Shinobi Performance Pool Epics DAO バリデータ情報: https://xshin.fi/#Validators?pubkey=EpicsoqLdDP8qRn3wQRKTSKAXbjK9dUgFfNPRQS77MQD 
 
Shinobi Performance Pool について
Shinobi Performance Pool は、Solana ネットワーク全体の将来を「どれだけ高性能なバリデータが参加しているか」という観点からとらえ、オンチェーンの性能指標に基づいてステーク量を配分するステーキングプールです。
 
Shinobi プールは、世界中の数千のバリデータの中から、性能指標にもとづいて自動的に「上位約100台」を選出してステークを行います。選出されることそのものが高性能バリデータであることの証明であり、継続的にこの集合に入り続けることは容易ではありません。
 
評価に用いられる指標は、スキップ率、平均 vote レイテンシ、ブロックあたりの Compute Units、投票のブロック包含状況、APY など多岐にわたり、コミッション率や広告費、その他の外的要因によって順位が左右されることはありません。性能そのものが唯一の評価軸となっています。
 
 
この仕組みにより、高性能なバリデータにステークが集まりやすくなり、Solana ネットワーク全体のスループットや安定性の向上につながっています。Shinobi Performance Pool は、Solana の長期的な分散性と性能向上を両立させるための、データドリブンなステーキングプールといえます。
 
Shinobi Performance Pool 公式サイト: https://xshin.fi/#Home 
 
Epics DAO バリデータ 2冠達成の内容
Epics DAO バリデータは、最新の評価において次の 2 部門を受賞しました。
Best Block Packers 
ブロックあたりの Compute Units の利用効率や、トランザクション詰め込み性能が高く評価された結果です。
Best Vote Gatherers 
ブロックに含めた vote の数と安定性が高く、Solana のコンセンサス形成に継続的に貢献している点が評価されました。
Shinobi Performance Pool の 10 エポック平均で見ると、Epics DAO バリデータは Pool 平均および全バリデータ平均と比較して、平均 vote レイテンシ、スキップ率、投票数などの主要指標で安定して上位に位置しています。 
 
さらに、世界上位約100台のみが選出される Shinobi プールの対象集合に継続して含まれていることも、長期的な性能の高さを裏付けています。こうしたパフォーマンスの積み重ねが、今回の2冠という結果につながりました。
 
ERPC の SWQoS ノードとしての位置付け
Stake-weighted Quality of Service(SWQoS)は、Solana における通信優先制御であり、ステーク接続を持つノードが優先レーンを利用できる仕組みです。リーダーは優先レーンに約80%、非優先レーンに約20%の帯域を割り当てており、優先レーンは非優先レーンの約5倍の帯域を持ちます。
 
この制御は Priority fee より前段で適用されるため、まず SWQoS の優先レーンに乗ることが高速処理の前提となります。
 
Epics DAO バリデータは ERPC の SWQoS エンドポイントの品質を支える中核ノードとして運用されています。今回の評価により、SWQoS の優先レーンでトランザクションを効率的かつ安定的に処理するための基盤性能が、第三者の視点からも確認された形となります。
 
今後の Shreds 配信とステーク拡大の方針
現在このバリデータは主に SWQoS エンドポイントを支える用途で運用していますが、今後は Shreds 配信にも活用していく予定です。まずは 100K SOL 程度のステーク達成を目安として Shreds 配信を開始し、その後の運用実績に応じて段階的に拡大していきます。
 
SWQoS の仕組み上、ステーク量は優先レーンの帯域幅に直結するため、今後は 300K SOL 以上、理想的には 500K SOL を目標に据えています。ステーク量が増えるほど、ERPC 全体の送信性能や検知性能が強化され、安定性の向上へとつながります。
 
Epics DAO バリデータの運用ポリシー
Epics DAO バリデータは、性能追求と還元性の両立を重視したポリシーのもと運営されています。
ステーキング手数料(コミッション)0%
MEV 手数料 0%
利用者への還元を最大化しつつ、得られた収益はネットワークの性能改善や研究開発に再投資しています。今回の2冠達成も、継続的な最適化と改善の結果といえます。
 
elSOL ステーキングプールと Epics DAO バリデータ
elSOL は Solana のステークを、単なる報酬源ではなく通信帯域(SWQoS)を制御する資源として再設計した Liquid Staking Token(LST)です。elSOL プールに SOL をステークすると、裏側では Epics DAO バリデータを含む ERPC 連携バリデータにステークされ、ネットワーク全体の性能向上に直接寄与します。
 
elSOL の価値はステーク報酬の積み上がりを反映して SOL に対し徐々に増えていくよう設計されており、いつでも SOL に戻せるため、流動性と報酬獲得を同時に実現できます。
 
また、Epics DAO バリデータなどの elSOL バリデータ群は、ブロック報酬利益の20%を elSOL プールへ還元しています。これにより、通常の単一バリデータステークと比較して追加のインセンティブが得られる仕組みになっています。
 
elSOL ステーキングは SWQoS 帯域の拡大、将来的な Shreds 配信の品質向上にもつながり、ERPC 全体の性能向上に貢献します。
 
elSOL ステーキングプール: https://elsol.app/ja/ 
 
 ERPC、Validators DAO、elSOL が解決する課題
一般的な RPC 環境では、ネットワーク混雑や距離による遅延、不安定なスループットなどにより、トランザクション処理が失敗しやすい状況があります。また、多くのインフラプロバイダーではオーバーコミットや性能制限が存在し、特に小規模プロジェクトが高品質なインフラや高性能バリデータにアクセスすることは容易ではありません。
ERPC と Validators DAO、elSOL はこうした課題に対して、次のような取り組みを進めています。
ゼロ距離ネットワークと専用線による低遅延環境の整備
SWQoS を前提とした送信サービス(SWQoS エンドポイント)の提供
elSOL を通じた高性能バリデータへのステーク集約とネットワーク性能の強化
ステークを通信資源として再設計し、高品質な帯域を公平に取引できる仕組みの構築
これらの取り組みにより、Solana エコシステム全体の開発体験とユーザー体験の向上に寄与していきます。
ERPC公式サイト: https://erpc.global/ja 
SLV公式サイト: https://slv.dev/ja 
elSOL公式サイト: https://elsol.app/ja 
Epics DAO公式サイト: https://epics.dev/ja 
Validators DAO公式Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR 
免責事項
本記事は投資助言を目的としたものではありません。ステーキング、LST、SWQoS エンドポイントなどの利用には固有のリスクがあります。ご利用にあたってはご自身で十分に調査し、ご判断ください(NFA / DYOR)。