都城市山之口町麓地区に伝わる人形浄瑠璃の保存・展示・定期公演を目的として、平成4年(1993)に開館した山之口麓文弥節人形浄瑠璃資料館(人形の館)。令和7年11月16日(日)に、同資料館で定期公演が開催されました。
三味線や語り、人形が一体となり、物語を演じる人形浄瑠璃。山之口麓文弥節人形浄瑠璃は、延宝から元禄(1673~1703年)に大阪道頓堀で演じられた「泣き節」「愁い節」とも呼ばれる哀愁ただよう独特の節回しが特徴で、国指定「重要無形民俗文化財」に指定されています。
定期公演では、山之口麓文弥節人形浄瑠璃保存会が、江戸期から伝わる演目の数々を情緒豊かに演じ、観客を魅了。江戸時代から明治初期に製作された27体の人形とともに、現代に引き継がれている貴重な文化遺産です。
演目
娘手踊り(お伊勢参り)
門出八嶋 八嶋合戦の段(いくさんば)
門出八嶋 八嶋合戦の段(弁慶の段)
門出八嶋 八嶋の浦の段(提灯とぼし)
間狂言 太郎の御前迎(ごぜむけ)
 
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