■2025年11月15日(土)~12月25日(木)まで ■大丸心斎橋店本館 各階 
大丸心斎橋店は来年の2026年に開業300周年を迎えます。つまり、今年は開業以来299回目のホリデーシーズン!いよいよ迎える300周年のカウントダウンが始まります。大切な節目を迎える館内では、世界で活躍するアーティスト、ドナルド・ロバートソン氏のオリジナルアートがお出迎え。サンタのソリをひくのはトナカイではなく、ウサギやカメ、ペリカンにクジャクと珍しい顔ぶれ。なんと今回の仲間は全て、本館のヴォーリズ建築に潜む動物たち。299周年目はあっという間に過ぎ去ってしまうというメッセージを込め、サンタと仲間たちもハイスピードで駆け回っています。
遊び心あふれるアート作品とヴォーリズ建築が織りなすクリスマス装飾をお楽しみください。
▲本館1階 ステージ
館内装飾
▲本館1階 天井
▲本館1階 天井
▲本館4階 エスカレーター前
▲本館6階 エスカレーター前
▲御堂筋側ショーウィンドウ
▲御堂筋側ショーウィンドウ
ドナルド・ロバートソン氏 描き下ろしアート
サンタのソリをひくのはウサギ、カメ、キツネ、ツル、タカ、ペリカン、クジャクとどれも建築に潜む動物たち。ヴォーリズ建築で装飾意匠として多用されている「八芒星」も輝きます。
ロバートソン氏からの「おもしろ」メッセージ
大丸:「今年は、サンタがキャンディケインのそりに乗って飛んでいる絵を描いてもらえますか!」
 
ドナルド:「ええ、ええ、もちろん大丈夫ですよ!」
 
大丸:「そのそりは、ウサギに引っ張られているようにできますか?それから、カメ?キツネ?ツル?タカ?あと、ベリカン?それと、クジャクも!」
 
ドナルド:「えーっと、つまり、サンタがキャンディケインのそりに乗ってて、それをクジャク、カメ、キツネ、ウサギ、ベリカン、ツル、そしてタカが引っ張ってるってことですか?もしかして、僕を試してます?これは一種のテストですか?もちろんやりますけど、本気で言ってます?」
 
大丸:「はい、ぜひお願いします!」
 
ドナルド:「さあ、これでどうですか、日本のみなさん!299回目のハッピーホリデー!」
 
 
ドナルド・ロバートソン
インスタグラムでは22万人ものフォロワーがいる〈Drawbertson〉 として知られる彼は様々な業界やメディアに作品を提供するポップアーティスト。2021年3月には、イタリアのファッションブランド、マックスマーラ(Max Mara)の「ライフスタイル」ライン、ウィークエンド マックスマーラ(Weekend Max Mara)から、コラボレーション商品が発売。2023年12月に自身の2冊目の作品集「SOFA KING GREAT」を出版し、好評を得ている。アメリカ・テキサス州ダラス在住。
 
大丸心斎橋店の建築に潜む動物たち
大大阪時代のランドマークとして1933年に完成した大丸心斎橋店旧本館は、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより設計されました。約80年の時を経て、2019年、大規模な建替えを実施し新本館としてグランドオープン。歴史ある外壁をまるごと保存再生、意匠的価値の高い内装材も可能な限り再利用・復原し、永く心斎橋の地で愛されたヴォーリズ建築を継承しています。
 
▲御堂筋側入口風除室 歩みが遅くとも努力して前へ進むことの大切さを説いた「ウサギとカメ」のイソップ寓話から引用したとされる。
▲御堂筋側入口 館内欄間ステンドグラス 互いを理解し思いやる大切さを説いた「キツネとツル」のイソップ寓話から引用したとされる。
▲御堂筋側 入口上 左から鷹3羽、ペリカン3羽が並び、下段には羽を広げた孔雀2羽のレリーフ。「鷹」は勇猛さや優雅さを表し、ステイタスの象徴とも言われている。
▲心斎橋筋側 入口上 1925年大丸心斎橋店の店舗拡張の際に設置された孔雀レリーフ。木造店舗焼失からの再建を願い“不死鳥”を発注したところ、貴重で珍重される“孔雀”が提案されたというエピソードが残っている。

大丸心斎橋店は来年の2026年に開業300周年を迎えます。つまり、今年は開業以来299回目のホリデーシーズン!いよいよ迎える300周年のカウントダウンが始まります。大切な節目を迎える館内では、世界で活躍するアーティスト、ドナルド・ロバートソン氏のオリジナルアートがお出迎え。サンタのソリをひくのはトナカイではなく、ウサギやカメ、ペリカンにクジャクと珍しい顔ぶれ。なんと今回の仲間は全て、本館のヴォーリズ建築に潜む動物たち。299周年目はあっという間に過ぎ去ってしまうというメッセージを込め、サンタと仲間たちもハイスピードで駆け回っています。

遊び心あふれるアート作品とヴォーリズ建築が織りなすクリスマス装飾をお楽しみください。