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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、安壇美緒さんの3年半ぶりとなる長編小説『イオラと地上に散らばる光』を2025年11月18日(火)に発売しました。 |
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本作品は、2023年本屋大賞ノミネート作『ラブカは静かに弓を持つ』(集英社)の著者が手掛ける長編小説です。 |
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ワンオペ育児で追い詰められた母親が夫の上司を刺した。彼女は赤ん坊を抱っこ紐で帯同したまま犯行に及んだという。事件を取り上げたWEB記事をきっかけに、SNS上では犯人擁護派と否定派の論争が起こり―― |
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限界状況の母親が起こした衝撃的な事件。 |
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彼女はなぜ赤ちゃんを抱っこしたまま犯行に及んだのか。なぜ、夫ではなくその上司を刺したのか。 |
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事件を利用するメディアと、エンタメとして事件を消費する人たちの構図を突き付けられたとき、他人事として済ませることができるでしょうか。読んでしまったらもう傍観者ではいられない、現代に生きる我々のための事件小説です。
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現在、物語の前半100頁まで読める大ボリュームの試し読みを公開しています。ぜひこの事件の目撃者になってください。 |
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《著者よりメッセージ》 |
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◆著者インタビュー |
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https://kadobun.jp/feature/interview/dnpohwz92k0s.html |
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《本作を知るための4つのキーワード》 |
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【イオラ】 物語の中心にいる人物の名前です。フルネームは萩尾威愛羅(はぎおいおら)。我が子を胸に抱いた状態で夫の上司を刺すという異常な事件を起こした犯人。彼女はなぜそんな行動に至ったのか? この謎を追うのではなく、事件とは直接関係のない人々の日常を読んでいるうちに「真相を理解させられる」のが今作の最大の魅力! 研ぎ澄まされた文章に心を削られる快感と衝撃、その身で確かめてください。 |
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【光】 「発信は、光」 この一文で本作は始まります。 光とは、あなたが持っているスマホのことです。 この光をどんな風に使うかを問う物語です。 |
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【炎上】 SNS、やってますか? そこで毎日のように繰り広げられる炎上をどんな風に見てますか? 強い言葉の応酬とレスバトル、次の日には忘れ去られ、別の話題に火が点いて……これって自然発生的なものなのでしょうか? なぜ炎上が起こるのか、その仕組みに踏み込みます。 |
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【暴力のバトン】 「暴力っていうものは基本的に上から下へ流れていく(中略)どんどんどんどん、弱い人に向かってバトンが渡されて」 作中の人物によって語られる、この暴力と支配の構造。 自分も無意識に受け取った暴力を弱いほうに渡していないか?そんな危惧が頭を過り続けます。 |
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書店店頭用パネル画像 |
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《全国の書店員さんから感想続々!》 |
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共感スイッチが押されるたびに、 |
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どこかが痛くて火傷みたいにヒリついて堪えられない、 |
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でもページをめくる手が止まらない。 |
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誰か助けて。久しぶりに読書に呪われそうだ…! |
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――佐賀之書店・本間悠さん |
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情報を繰り歪んだ方向へ扇動していく、危険が生まれる起点の目撃者になった。
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――紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん |
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これほどまでに空々しい熱量で自走する物語を私は読んだことはない。 |
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――大盛堂書店・山本亮さん |
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【作品紹介】 |
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この事件の真相は、あなたの手の中にある |
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◆あらすじ |
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「検索すればすぐに出てくるよ。 |
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赤ん坊を抱いたまま旦那の上司を刺しに行った女。 |
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なんか怪獣みたいな名前でさ」 |
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ワンオペ育児で追い詰められた母親が夫の上司を刺傷した。彼女は赤ん坊を抱っこ紐で帯同したまま犯行に及んだという。事件を取り上げたWEB記事をきっかけに、イオラという犯人の特徴的な名前や事件の異常さが注目を集め、SNS上ではイオラ擁護派と否定派の論争が過熱。記事の担当者・岩永清志郎は、大きな反響に満足しながら、盛り上がりが続くよう新たなネタを探して奔走するが……。 |
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◆書誌情報 |
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【著者紹介】 |
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撮影/鈴木慶子 |
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安壇 美緒(あだん みお) |
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1986年北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2017年「天龍院亜希子の日記」で第30回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。22年『ラブカは静かに弓を持つ』で第6回未来屋小説大賞、23年同作で第25回大藪春彦賞を受賞。同作で第20回本屋大賞第2位。その他の著書に『金木犀とメテオラ』がある。 |
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、安壇美緒さんの3年半ぶりとなる長編小説『イオラと地上に散らばる光』を2025年11月18日(火)に発売しました。
読んでしまったらもう傍観者ではいられない、現代に生きる我々のための事件小説です。