発注内容と請求情報をAIエージェントが即座に照合
「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ貿易DXを推進する株式会社Shippio(本社:東京都港区、代表取締役CEO:佐藤孝徳、以下Shippio)は、Shippio Platformで展開する荷主向け貿易管理クラウドにおいて、「AIインボイス照合機能」の提供を開始いたしました。本機能は、発注内容とインボイス(請求書)の内容とを、AIエージェントが即座に照合し情報の一致・不一致を検出する機能です。従来目検で行われていた照合作業を、最大80%削減する効果を見込んでいます。
 
新機能開発の背景
Shippioは貿易DXを推進し、メーカー・商社などの荷主企業および国際物流事業者向けに貿易管理クラウド・AI通関クラウド等を提供するShippio Platformを構築しています。
貿易業務において、発注内容と請求情報の照合は必須のプロセスです。しかし従来は人が目検で照合作業を担っており、担当者にとって大きな負担となっていました。またサプライヤーごとに書類フォーマットが異なる場合や品目数が多い場合の確認漏れは、過剰な支払いを招くリスクにも繋がります。

この度提供を開始した「AIインボイス照合」は、人が目検で行っていた照合作業をAIエージェントが代行し、迅速に漏れなく情報の不一致を見つけ出すことを可能にします。
「AIインボイス照合」の特徴
AIエージェントによる自動照合:発注内容とインボイスを自動で照合し、数量・単価・金額などの不一致を速やかに検出
大幅な工数削減:最大80%の工数削減を実現
確認漏れの防止:確認項目が一覧化され、チェック漏れのリスクを軽減
標準化されたレイアウト: サプライヤーごとに異なるインボイス書類のフォーマットを標準化し、照合結果の確認が容易に
心理的負担の軽減: 煩雑な照合作業から解放されることで、時間削減のみならず日々のストレスを軽減し、より本質的な業務に注力できる環境を提供
https://www.youtube.com/watch?v=SSEuU-P4qUc
トライアル企業の声
株式会社ゴンチャ ジャパン サプライチェーンマネジメント部 部長 戸田和人様
「この新機能は、当社の事業継続性と成長戦略を支える強固な基盤となり得ると考えています。今後も前年比二桁の成長が見込まれる中、物量や業務量が増加する状況において、AIによる発注データ照合の自動化は、チームに負荷をかけることなく、人を増やさずに対応できる体制を整える上で極めて有効です。
これまで、品目数が多い場合には1件あたり10分ほどかかっていた突合チェックが、今回の機能を利用することによりわずか2分程度で完了し、約80%の工数削減が実現します。 これにより、膨大で精神的にも負担の大きかった突合作業から社員が解放されます。浮いた工数やリソースをより戦略的な業務に再配置でき、業務の属人化を防げることも、ゴンチャの将来の成長を支えるインフラの強化に直接的に貢献できる機能であると実感しています。」
 
株式会社アナナスジャパン 商品部様
「AIインボイス照合機能によって、現場の業務効率が劇的に改善されました。まず実感したのは、作業工数が最大で約50%(従来の半分)にまで削減されたことです。品目数が多い複雑な作業ほど、その効果を大きく感じています。また機能面では、確認項目が一覧化されることで『確認漏れ』のリスクを確実に減らすことができました。
一方で、数値以上に大きな効果を感じているのは、『心理的な負担』の軽減です。これまで、メーカーごとに異なる書類フォーマットに対応することが現場の大きなストレス源でしたが、レイアウトが標準化されたことで、迷うことなくスムーズに作業を進められるようになりました。業務スピードの向上とストレス軽減を同時に実現できる、非常に価値のあるソリューションだと感じています。」
ウェビナー開催のお知らせ
2025年11月27日(木)には、本機能の詳細を解説するウェビナー「【80%工数削減】目視チェックから解放-発注データとインボイスの照合作業を自動化-」を開催いたします。実際の機能をデモンストレーションしながら丁寧にご説明いたします。
<開催概要>
日時:2025年11月27日(木) 13:00~13:30
開催方法:オンライン(Zoom)
概要:本セミナーではデモンストレーションを交え、新機能「AIインボイス照合」を活用した、発注データとインボイスの照合作業の工数削減方法についてご紹介します。
登壇:Shippio Product Manager 柳沼 佑輔
詳細・申込:https://service.shippio.io/seminar/20251127/
今後の展望
Shippioは今後も貿易DXを実現するためAIを積極的に活用した開発を加速させてまいります。今回の機能をはじめ今後も様々な貿易業務の自動化を推進し、貿易業務に携わる関係者が参画するプラットフォームにおける生産性向上に貢献してまいります。
株式会社Shippio
Shippioについて
Shippioは「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、貿易プラットフォームを構築しています。Shippioの提供するクラウド上では、貨物船トラッキングや見積もり・発注、貿易書類の一元管理・関係者間での情報共有、チャットコミュニケーション等が可能となり、デジタルを活用したビジネスプロセスの構築とオペレーションの提供を通じて貿易DXを推進しています。
https://www.shippio.io/

Shippio会社概要
会社名 :株式会社Shippio (英語名: Shippio, Inc.)
所在地 :東京都港区芝浦1-1-1 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 9階
代表者 :代表取締役 佐藤 孝徳
設立  :2016年6月
事業内容:国際物流プラットフォームの企画・開発・運営
URL  :https://www.shippio.io/corp/
取得ライセンス等:第一種 貨物利用運送事業者(関自貨第1714号)、第二種 貨物利用運送事業者(国総国物第107号)、第二種 貨物利用運送事業者(国自貨第386号)、IATA公認代理店認可取得
一般社団法人 国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)正会員、国際複合一貫輸送約款(2013)、WAYBILL約款(2013)(国総国物第107号の2)

で展開する荷主向け貿易管理クラウドにおいて、「AIインボイス照合機能」の提供を開始いたしました。本機能は、発注内容とインボイス(請求書)の内容とを、AIエージェントが即座に照合し情報の一致・不一致を検出する機能です。従来目検で行われていた照合作業を、最大80%削減する効果を見込んでいます。