稲垣えみ子さんの翻訳で話題!人前で弾くためでなく、練習こそがゴール
このたび、株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、『ピアノが弾けるようになる本』(ジェイムズ・ローズ 著/稲垣えみ子 訳)の4刷重版を決定いたしました。
NHK「あさイチ」(9月19日放送)で稲垣えみ子さんが紹介したことをきっかけに、Amazonランキングでジャンル別1位(「学習」2025年9月19日~20日)を獲得するなど大きな反響を呼びました。放送後も着実に読者を増やし、「大人のピアノ」需要に寄り添う一冊として全国で支持が広がっています。編集部には、本書をきっかけにピアノを始めたり、長年ぶりに再開した読者からの温かな感想が数多く寄せられています。
 
『ピアノが弾けるようになる本』ジェイムズ・ローズ(著)稲垣えみ子(訳)
■読者からの感想
40年振りにピアノに取り組んでいます。昔弾いていた曲も弾けず落ち込む日々。そんな中でこの本に出会いました。筆者の経歴、また稲垣さんのあとがきに励まされました。人生を豊かにしてゆけるこの本と共に練習を頑張っています。(60代・女性)
面白かったです。何十年ぶりかで、ピアノを再開しようと思い、実際に始めました。(60代・女性)
P7の「最新の研究~」から始まる所からとても興味深い内容でした。訳者あとがきも、アンダーラインを引いて読みました。(50代・女性)
まさに今 バッハの曲にのめり込んでいる最中。タイトルを見ただけで、即買です。稲垣えみ子さんのピアノの取り組み方に大いに影響を受けています。この本でも、初心者の方が、どうピアノに取り組めば良いか、優しく丁寧に教えてくれています。これからの老後人生、老いとの戦い、まさにピアノは必須です。毎日、苦しみながらチャレンジしていますが、少しずつでも弾けるようになると、その後にはなんともいえない 充実した幸福感を味わっています。(60代・女性)
「人生を豊かに」と、1年前にピアノを始めました。わかりやすいイラスト付きは、私のようなビギナーにピッタリの一冊です。(60代・女性)
全くのピアノ初心者だが、それでも弾けそうな気にさせてくれた。(70代・男性)
■訳者プロフィール
稲垣えみ子
1965年、愛知県生まれ。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、2016年に50歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)、『一人飲みで生きていく』『老後とピアノ』『家事か地獄か』など著書多数。
■本書の内容
1日2小節ずつ6週間。バッハを弾いて人生を変えよう!
著者のローズは大人になってから独学でピアノを学び直した異色のピアニスト。
『老後とピアノ』の著者である稲垣えみ子による日本語訳でお届けします。
楽譜の読み方の基礎から始まり、1日2小節ずつの練習で6週間後にはバッハの前奏曲が弾けるようになる大人のピアノ入門決定版です。
 
すべての起点となるのが「まんなかのド」です。
その名前の通り、これはまさにキーボードのまんなかにあって、あなたが初めてピアノの前に座った時、自分の位置を確認するのに最適な場所にあります。
試しにこんなことをやってみましょう。
ミの鍵盤を3回弾きます。
それから、同じミをもう一度3回弾きましょう。
そうしたら、今度は同じミを1回、次にその少し右にあるソを1回、それからまんなかのド、その隣のレ、さらに最初に弾いたミをそれぞれ1回ずつ弾きます。
はい、おめでとうございます!
あなたは「ジングル・ベル」の出だしのフレーズを弾くことができました。
「正しい指遣い」を見つけること
それぞれの手の指は、親指から順番に1から5までの番号で示されます。親指が1、小指が5。
楽譜に書き込まれた指遣いに沿って弾いてみましょう。
正しい指遣いを学ぶことで、より簡単に、そして
驚くほど美しい音で弾くことができるようになるのです。
書誌情報
書名  :ピアノが弾けるようになる本
著者  :ジェイムズ・ローズ 著 稲垣えみ子 訳
発売日 :2025年7月3日
価格  :1,430円(税込)
仕様  :四六並製・80ページ
ISBN:978-4-8387-3329-3
発行  :株式会社マガジンハウス
URL :https://magazineworld.jp/books/paper/3329