【株式会社Momo】建設現場の安全性を革新的に変える:無線で簡単設置!3D LiDAR活用「SKY Palette クレーンセンシングシステム」を提供開始
-重機接触事故リスクを大幅低減し、入札時の技術提案競争力を強化-
SKY Palette(クレーンセンシングシステム)の全体構成および使用イメージ
 
株式会社Momo(本社:神戸市、代表取締役:大津 真人、以下「Momo」)は、クレーンや重機を運用する現場の安全性と効率の両立を実現する新システム「SKY Palette クレーン等重機接触防止システム」の提供を開始しました。本システムは、3D LiDARセンサとLPWA通信を組み合わせ、現場の電源環境を問わず柔軟に設置可能な無線式センシング技術です。橋桁や架線など構造物が近接する現場で、危険エリアへの侵入をリアルタイムで検知し、パトライトやサイレンを通じて即時警報を発することで、事故リスクを大幅に低減します。
さらに、可塑性が高いため技術提案などで独自性を訴求しやすいソリューションと言えます。
 
発表の背景と社会的要請
建設・インフラ業界では、人手不足のなかでも安全・品質・生産性の同時確保が求められています。特に、橋梁工事や架線付近などの重機が構造物に近接する現場では、従来の2Dセンシングでは設置位置や電源確保に制約があり、十分な安全対策を講じにくい状況でした。
Momoは、IoT技術で培った知見を活かし、3Dセンシングと無線通信を融合。設置環境に柔軟に対応できる安全監視システムとして、入札担当者・現場責任者の双方の課題を解決します。
 
 
製品概要|SKY Palette クレーン等重機接触防止システム
危険域の検知と設定
現場ごとのリスク環境に応じて、立体的な監視エリアを柔軟に設定できる仕組みを採用。
クレーンや重機の動作範囲をあらかじめ定義することで、接触リスクを予測的に管理し、現場の安全性を高めます。
設定操作は、現場スタッフでも短時間で扱えるように設計されています。
 
広角・中距離の3D監視
 視野角 約70°、最大射程約50mの検出性能を実現。広域をカバーしながら設置台数を削減でき、遠距離監視にも対応します。
 
警報・通知の仕組み
危険エリアへの接近を検知すると、現場内の警報デバイスと連携して即時通知。
通信方式や構成は柔軟に選択できるため、電源・通信条件の異なる現場でも同一システムで運用できます。
警報履歴は自動的に蓄積され、管理・検証にも活用可能です。
 
危険エリアの可視化機能
設定した範囲を立体的に把握できるため、橋桁下や高圧線下などのリスク環境を関係者間で共有できます。
安全会議や技術提案書への添付資料としても有効です。
導入メリットと活用シーン
【現場責任者様向け】
事故リスクの大幅低減
迅速な設置と運用
 
【入札担当者様向け】
技術提案での競争力強化
汎用性の高さ
【活用事例】
橋梁更新・高架補修工事
送電線近接作業
鋼管杭の傾き検知       

今後の展望
株式会社Momoは、「SKY Palette クレーン等重機接触防止システム」を建設現場の安全管理プラットフォームとして位置づけています。
今後は、クレーン以外の重機や構造物の傾き検知など、多様な現場シーンへの応用拡大を進め、BIM/CIM連携にも対応していく予定です。
 
 
<株式会社Momoについて>
会社名:株式会社Momo
代表者:代表取締役 大津 真人
所在地:
(神戸本社) 〒650-0024兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-14 大島ビル33号室
(大阪オフィス) 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島2-7-1
設 立:2016年3月9日
事業内容:
回路設計・通信・データベース・解析・可視化・UIまでを一気通貫で実現するPalette IoTを擁し、IoTサービスの社会実装を行っており、農業・建設・公共・工場など幅広い分野での実績がある。
URL:https://momo-ltd.com/