各線池袋駅東口徒歩3分、人と人との繋がりをテーマとした新しい価値と魅力の創出を目指す複合商業ビル「WACCA(ワッカ)池袋」(栄真株式会社:東京都豊島区、代表取締役社長 簱栄一郎)では、施設と地域の新しい可能性を見つけ出すためのアートプロジェクトであり、エッジのある多様な取り組みや面白いチャレンジを受け入れられる施設を目指しながら、施設としての可能性をより掘り下げるため、「場所や地域」を題材とした新しい価値観を提示してくれるようなアートを対象とし、展覧会の機会提供などの支援を行っています。
カーテンは向こう側の存在を意識させるもの。
このカーテンはWACCAと街をつなぐ視覚的な存在です。
WACCAの建物デザインのテーマ「つながり」を、街へ広げたいと考えました。
日高恵理香 Hidaka Erika建築家。1976年広島生まれ。東京理科大学卒業後、2000年よりSANAA事務所勤務。2013年日高恵理香建築設計事務所設立。すでにある環境と相互作用で機能が成立し、それがあることで場所の可能性が広がる作品を目指している。現在、工学院大学、静岡理工科大学非常勤講師協力:構造設計 浜田英明、吉田侑生(法政大学)
建築家。1976年広島生まれ。東京理科大学卒業後、2000年よりSANAA事務所勤務。2013年日高恵理香建築設計事務所設立。すでにある環境と相互作用で機能が成立し、それがあることで場所の可能性が広がる作品を目指している。現在、工学院大学、静岡理工科大学非常勤講師
募集期間:2025.10.23 ~ 2025.12.31受賞者発表:2026年1月下旬 1次審査結果・入賞者発表:2026年2月16日(月) 2次審査面談2026年2月下旬 2次審査結果プレ展示:2026年5月中旬~下旬予定本展示:2026年11月中旬~下旬予定
受賞者発表:2026年1月下旬 1次審査結果・入賞者発表:
WACCA池袋は、昭和12年に池袋東口で開館した映画館「日勝館」の流れを受け継ぎ、2014年に東池袋に誕生した商業施設です。「まちとひと」「ひととひと」をつなぐことをテーマに、地域に開かれた施設運営を行っています。
WACCA池袋が主宰する「WACCA ART」は、アートとの共創を通じて、施設や地域に新しい発見や体験を生み出すことを目指すプロジェクトです。若い発想や感性を発揮できる場を提供し、アーティストとともに商業施設の新たな価値創造を探求し続けています。
その一環として開催する「WACCA ART Award」では、特に「場所や地域」をテーマとするアート活動を対象に、展覧会やプロジェクトを募集しています。鑑賞者との多様なコミュニケーションを育みながら、商業施設におけるアートの可能性を広げていくことを期待し、毎年アワードを実施しています。
WACCA IKEBUKUROは、多種多様な店舗とお客様が交わる場所です。
そのお客様の多様さと施設としての安全管理の観点から、展覧会などのアートプロジェクトの実施が難しい側面もありますが、池袋という地域に根差し、不特定多数の人が訪れる場所だからこその、アートプロジェクトの場としての可能性が必ずあると私たちは考えています。
そうしたことから、テーマを「商業施設とアートの水際」といたしました。
商業施設とアートの境界の中で、その関係性の再解釈と拡張を促し、豊かな発見と楽しみを生み出す企画に出会えることを楽しみにしております。
WACCA池袋がアーティストと鑑賞者の出会いと発見、コミュニケーションの場となることを願っております。
WACCA池袋の施設コンセプトはつながりです。多様なアート、文化、世代が混在する池袋で、アート作品をきっかけに新たなつながりや気づきを自由に楽しめる施設を目指し活動しています。商業施設の中のアートの可能性に出逢える応募プランを期待しています。
審査員青木 彬 (あおき あきら)氏インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01「逡巡のための風景」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ』(学芸出版)編著
インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と
1989年東京都生まれ。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動に「黄金町バザール2017 Double Façade 他者と出会うための複数の方法」(横浜市、2017年)アシスタントキュレーター、まちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年~)ディレクター、「KAC Curatorial Research Program vol.01「逡巡のための風景」(京都芸術センター、2019年)ゲストキュレーターなどがある。『素が出るワークショップ』(学芸出版)編著
(C) Photo:Yosuke Takeda審査員淺井 裕介(あさい ゆうすけ)氏美術作家1981年東京都生まれ。美術作家。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。近年の主な個展に「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)、グループ展に「芸術在樵山-広東南海大地の芸術祭」(平沙島、広東省、中国、2022年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)など。2019年に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞。
審査員淺井 裕介(あさい ゆうすけ)氏美術作家1981年東京都生まれ。美術作家。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。近年の主な個展に「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)、グループ展に「芸術在樵山-広東南海大地の芸術祭」(平沙島、広東省、中国、2022年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)など。2019年に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞。
1981年東京都生まれ。美術作家。土、水、埃、小麦粉、テープ、ぺンなど身近な素材を用い、あらゆる場所に奔放に絵を描き続ける。近年の主な個展に「なんか/食わせろ」(ANOMALY、2020年)、「淺井裕介―絵の種 土の旅」(箱根彫刻の森美術館、2015-2016年)、「yamatane」(Rice University Art Gallery、ヒューストン、2014年)、グループ展に「芸術在樵山-広東南海大地の芸術祭」(平沙島、広東省、中国、2022年)、「A Spirit of Gift, A Place of Sharing」(ハンコック・シェーカー・ビレッジ、マサチューセッツ、2022年)、「生命の庭」(東京都庭園美術館、2020-2021年)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)など。2019年に横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞。
審査員飯石 藍(いいし あい) 氏公共R不動産編集長・シニアマネージャー/株式会社nest取締役公共空間に関する実践型メディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用についての編集・企画等に加え、自治体での公共空間活用プロジェクト等の伴走も全国各地で実施。地元・豊島区では、南池袋公園・グリーン大通りを舞台に取り組む「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく行政・地元企業と協業して推進。メディアと実践を巡りながら、公共・パブリックのあり方を探求中。近著に『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社)。
公共R不動産編集長・シニアマネージャー/株式会社nest取締役
公共空間に関する実践型メディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用についての編集・企画等に加え、自治体での公共空間活用プロジェクト等の伴走も全国各地で実施。地元・豊島区では、南池袋公園・グリーン大通りを舞台に取り組む「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく行政・地元企業と協業して推進。メディアと実践を巡りながら、公共・パブリックのあり方を探求中。
近著に『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社)。
審査員西田 祥子 (にしだ しょうこ)氏アートマネージャー・ラボ/京都芸術センタープログラムディレクター1986年佐賀県生まれ。京都大学文学部美学美術史学専攻卒業。直島、東京などで社会と芸術を架橋するアートプロジェクトに携わった後、2024年4月から京都芸術センタープログラムディレクターを務める。「アートマネージャー・ラボ」をはじめ複数のコレクティブにも参画し、アートに関わる誰もが心豊かに暮らせる社会を作ることを目指し活動。
アートマネージャー・ラボ/京都芸術センタープログラムディレクター
1986年佐賀県生まれ。京都大学文学部美学美術史学専攻卒業。直島、東京などで社会と芸術を架橋するアートプロジェクトに携わった後、2024年4月から京都芸術センタープログラムディレクターを務める。「アートマネージャー・ラボ」をはじめ複数のコレクティブにも参画し、アートに関わる誰もが心豊かに暮らせる社会を作ることを目指し活動。
審査員戸井田 雄 (といだ ゆう)氏一般社団法人 Meets by Arts1983年神奈川県横須賀生まれ。現代美術作家として活動する中で、アートと地域の関係に興味を持ち、2012年に熱海に移住。熱海のまちづくりに参加しながら、2019年にまちとアートの接点を生み出す施設として「Atelier&Hostelナギサウラ」を開業。アートスクール「Meets by Arts」の企画運営や、地元事業者との制作活動を通じ、アートと地域と事業の良い加減の関係性の模索を続ける。
1983年神奈川県横須賀生まれ。現代美術作家として活動する中で、アートと地域の関係に興味を持ち、2012年に熱海に移住。熱海のまちづくりに参加しながら、2019年にまちとアートの接点を生み出す施設として「Atelier&Hostelナギサウラ」を開業。アートスクール「Meets by Arts」の企画運営や、地元事業者との制作活動を通じ、アートと地域と事業の良い加減の関係性の模索を続ける。
主催:WACCA IKEBUKURO 協力:一般社団法人ミーツ・バイ・アーツ広報:冠那菜奈
WACCA池袋(2014年9月開業)はサスティナブルな「つながり」を大切にした環境配慮型の商業施設。多くの方が、限られたスペースの中で、より快適に利用できるような施設にすることを基本コンセプトにしたユニバーサルデザイン設計、世界一ハッピーな駐車場※を併設する。