2人の新王者がK-1の未来を塗り替える!K-1 WORLD GP 2025
K-1/Krush の運営及びジム運営する K-1 実行委員会は、本日11月15日に東京・代々木体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~』を開催しました。
トーナメントのほか、日本人選手の試合でタイトル王座決定戦では、K-1バンタム級で石井一成vs黒川瑛斗の軽量級トップ対決、スーパー・ライト級では朝久泰央vs稲垣柊が激突しました。
 
試合結果:https://www.k-1.co.jp/schedule/16650
「父、母、もうちょっとやらせてください」引退をかけた戦い──石井一成、魂の奪い合いを制し、K-1バンタム級の頂へ!
[第14試合/第2代K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R]
〇石井一成(日本/ウォーワンチャイプロモーション)
判定3-0 ※28-26×3
●黒川瑛斗(日本/team VASILEUS)
 
 石井は、数々のタイトルを総なめにして日本軽量級トップ選手としての地位を築く。22年12月に初代K-1バンタム級王座決定トーナメント決勝で黒田斗真に延長判定1-2で惜敗。23年12月の黒田斗真戦後にしばらくK-1から離れてムエタイに専念していたが、25年7月に白幡裕星戦でK-1へ復帰した。
 
 対する黒川は24年7月の第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント準決勝で林佑哉からKO勝ち。10月の同トーナメント決勝で白幡裕星を判定で下して新王者となった。今年3月のKrushバンタム級タイトルマッチでは大夢をKOして防衛に成功している。
 
--試合運びー
 1R、石井は圧をかけながらローキック、サウスポー構えの黒川もローキックを蹴り返す。石井のローキックに黒川は左のパンチを合わせる。黒川は左ミドルキックで腕を狙う。石井も右ミドルで腕を狙いつつ、冷静にパンチをうかがう。黒川は右アッパーから左ストレート。石井は蹴りを多めにするも、黒川のパンチがかすめる場面も。石井のショートがアゴに軽くヒットするシーンがあった。
 2R、石井は圧をかけながらミドルキック。黒川はハイキックで攻撃、そして左ストレートが軽くヒット。石井はミドルキック、黒川はインローを返す。黒川が左右フックで追い込む。黒川の左ハイキックが入り、ワンツーでダウンを奪う。立ち上がった石井は、左フックでダウンを奪い返した。立ち上がった黒川は、打ち合うことに。
 3R、打ち合いになり、黒川は飛びヒザ蹴り。左フック、右フックで追い込む黒川。石井は前蹴り、ハイキックで攻撃。黒川はパンチで打ち合い。途中、ローブローで中断に。再開後、石井の右が入りダウンを奪う。立ち上がる黒川。石井はハイキックも、黒川は打って来いとアピール。最後までどうなるか分からない展開だったが、3-0で石井が勝利。石井が新王者となった。
 新王者となった石井は、
「3年前のトーナメントでも負けて、このままでは格闘技人生は終われないと思ってこのリングに上がりました。20年前、魔裟斗さんに憧れてキックボクシングを始めて、絶対にK-1のベルトを巻くと決めて勝てて嬉しいです。パンチがあるのは分かっていたんですけど、目に当たって痛くて練習をしていた渾身のパンチが当たって形成逆転できました。今回挑戦者としてやろうと思っていたんですけど、感情のコントロールができないで受ける側になってしまって。でも黒川選手が打ち合ってくれると思っていたので、誰が見ても勝っていると思える試合ができると思っていました。
 この試合で、引退すると思ってお父さんやお母さんに伝えていました。でも、試合に向けて支援だったり応援を受けて練習しているうちに、これしかないと思って。もう一回、一番を目指していきたい。チャンピオンになったからには、世界最強を目指していきたい。お父さん、お母さん、もうちょっとやらせてください。これからも応援してください」
と挨拶した。
「K-1が世界だ、お前らが挑戦に来い!」朝久泰央、圧倒的な"愛と誇り"を叫び、2階級制覇達成! 稲垣柊との意地がぶつかる大激戦
[第16試合/【株式会社torio PRESENTS】第8代K-1 WORLD GPK-1スーパー・ライト級王座決定戦/3分3R・延長1R]
〇朝久泰央(日本/朝久道場)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●稲垣柊(日本/K-1ジム大宮チームレオン)
 
 朝久は、24年12月にRIZIN大晦日大会でYURAから勝利。25年5月は再びRIZINに参戦し、ウザ強ヨシヤをTKOで下した。7月はK-1でダニラ・クワチから勝利し、スーパー・ライト級へ階級を上げ初戦を制した。
 
 稲垣は、第9代Krushスーパー・ライト級王座奪取。24年9月の第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメントでは準決勝でトーマス・アギーレを破るも、決勝でヨードクンポン・ウィラサクレックに敗北。25年2月に佐々木大蔵を破ると、5月に体重超過のヨードクンポン・ウィラサクレックと対戦してKO負けとなった。
 
 1R、朝久は構えをスイッチしながらカーフから右のパンチへつなげる。稲垣は右ジャブをさす。朝久の前蹴りが顔面へ直撃。稲垣は右ジャブ、朝久は右のパンチからさらに足払いで転倒させる。朝久のローキックが前足へ。稲垣はヒザ蹴りで応戦。朝久は動き続けて、ローキックを集める。
 2R、稲垣は前蹴りのストッピング。朝久も同じ技で入る。朝久は右の蹴りをボディへ。稲垣は左フック、朝久は右のパンチを返す。朝久は左ローキックで攻撃も、稲垣は右のショート、前蹴りを入れる。朝久は左のパンチを振り回す。稲垣のパンチが入るも、朝久もパンチを返した。
 3R、大きな差がないまま、最終ラウンドへ。朝久はローキックから左フック。稲垣は右ジャブを入れて反撃。朝久は右の強打。稲垣はヒザ蹴りでダウンを狙いにいく。朝久の右が入り、稲垣がバランスを崩す場面も。稲垣は負けずにヒザ蹴りで攻撃。朝久は右のパンチ、打ち合う両者。最後まで打ち合い、判定へ。2-0で朝久が2階級を制し、新王者となった。
 新王者となった朝久は
「KOで勝ちたかったんですけど、稲垣君がすごく練習してきました。苦しい戦いだけでチャンピオンになれました。この戦いは、愛と誇り。怪我とかしてきたし、倒さないといけない時もみっともない姿を見せても、みんなの先頭で王としていけるのも嬉しいです。生きる価値ない自分でもこうして応援してくれるみんな、ありがとう。ブラックローズの平本蓮君ありがとう!これを機に世界に挑戦します、なんて言うわけないだろう。K-1が世界なんで、お前らが挑戦に来い!やったぜ、ベイビー!」
と平本蓮を記念撮影をして笑顔を見せた。
 
尚、本大会を見逃してしまった方も、当日の大会試合動画はK-1公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/k1wgp_pr)、および下記にてご覧いただけます。どうぞご覧ください。
 
<放送スケジュール>
■ABEMA
チャンネル:ABEMA格闘チャンネル アーカイブ配信中
視聴URL:https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/984K9Q1MFDLurX
 
■CSチャンネル「GAORA SPORTS」
https://www.gaora.co.jp/fight/4072690
◇番組名
K-1 WORLD MAX 2025 ~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~ 
11.15国立代々木競技場第一体育館
◇放送スケジュール
11月29日(土) 14:00 ~ 24:00※初回放送
12月31日(水) 9:30 ~ 19:30※リピート
 
実況席メンバー
・魔裟斗(K-1 WORLD MAX2003・2008世界王者)
・佐藤嘉洋(K-1 WORLD MAX 2006・2007日本王者)
・ゆうちゃみ(K-1公式応援ギャル)
・井口綾子(K-1公式サポーター)
・平子祐希
・石井和義
 
次回大会:2026年2月8日(日)K-1 WORLD GP 2026~ -90kg世界最強決定トーナメント~
大会HP:https://www.k-1.co.jp/schedule/16660
日程 2026年02月08日(日)
会場 代々木競技場第二体育館
開催日時 11:00開場/11:30プレリミナリーファイト開始/12:00第一部開始/15:00開会式・第二部開始
※開始時刻は変更になる場合があります
大会概要主催・後援
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作 (株)M-1スポーツメディア
◆後援 渋谷区
◆運営 (株)グッドルーザー
 
チケット発売日
◆「K-1.CLUB」先行予約販売
11月22日(土)10時~11月28日(金)23時59分(予定)
◆会場先行予約
11月15日(土) ※K-1 WORLD MAX2025で販売を行います
◆一般発売
11月29日(土)10時~2月5日(木)23時59分(予定)
◆お問合せ
https://www.k-1.co.jp/contact/
(株)グッドルーザー tel.03-6450-5470
 
チケット料金
ロイヤルシート 70,000円 (当日 70,500円)
アリーナSRS席 50,000円 (当日 50,500円)
アリーナRS席 30,000円 (当日 30,500円)
アリーナS席 15,000円 (当日 15,500円)
スタンドS席 15,000円 (当日 15,500円)
スタンドA席 10,000円 (当日 10,500円)
スタンドB席 7,000円 (当日 7,500円)
小・中学生シート(自由席)  無料
※小・中学生は無料でご入場できます(数量限定)→販売サイト【 https://k-1.shop/ 】
詳しくはHPをご確認ください
※消費税込み/全席指定(※一部自由席あり)/小学生からチケットが必要となります。
※当日券は、+500円となります。
 
チケット発売所チケット
ぴあ https://t.pia.jp/
イープラス https://eplus.jp/
ローソンチケット https://l-tike.com/
「K-1.CLUB」 https://fan.pia.jp/K-1/
「K-1.SHOP」https://k-1.shop/
じゃらんnet https://www.jalan.net/activity/?ccnt=global_navi
(株)グッドルーザー tel.03-6450-5470 (電話予約)

「3年前のトーナメントでも負けて、このままでは格闘技人生は終われないと思ってこのリングに上がりました。20年前、魔裟斗さんに憧れてキックボクシングを始めて、絶対にK-1のベルトを巻くと決めて勝てて嬉しいです。パンチがあるのは分かっていたんですけど、目に当たって痛くて練習をしていた渾身のパンチが当たって形成逆転できました。今回挑戦者としてやろうと思っていたんですけど、感情のコントロールができないで受ける側になってしまって。でも黒川選手が打ち合ってくれると思っていたので、誰が見ても勝っていると思える試合ができると思っていました。

この試合で、引退すると思ってお父さんやお母さんに伝えていました。でも、試合に向けて支援だったり応援を受けて練習しているうちに、これしかないと思って。もう一回、一番を目指していきたい。チャンピオンになったからには、世界最強を目指していきたい。お父さん、お母さん、もうちょっとやらせてください。これからも応援してください」

「KOで勝ちたかったんですけど、稲垣君がすごく練習してきました。苦しい戦いだけでチャンピオンになれました。この戦いは、愛と誇り。怪我とかしてきたし、倒さないといけない時もみっともない姿を見せても、みんなの先頭で王としていけるのも嬉しいです。生きる価値ない自分でもこうして応援してくれるみんな、ありがとう。ブラックローズの平本蓮君ありがとう!これを機に世界に挑戦します、なんて言うわけないだろう。K-1が世界なんで、お前らが挑戦に来い!やったぜ、ベイビー!」