~冷たさが“睡眠の質”に影響する人は約6割、「スプリング素材」ユーザーで顕著~
寒さが厳しくなる冬の夜。「布団に入ってもしばらく温まらない」「マットレスが冷たくて眠れない」といった声も多く聞かれる季節です。「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」が、全国の男女300名を対象に調査を行ったところ、全体の5割(50.0%)が“冬のマットレスの冷たさ”を実感していることがわかりました。冷えを感じやすい素材が睡眠の質に影響を与えており、掛け布団だけでなく「マットレス対策」の重要性が浮き彫りとなりました。
調査背景
電気代や食費の上昇が家計を圧迫する2025年。節約志向が進む一方で、「健康」や「睡眠」は“削れない支出”として注目を集めています。SNS上では「冬のマットレスが冷たくて眠れない」「ウレタンに変えてから底冷えが軽減した」など、寝具の“構造的な違い”に言及する声も増加。今回の調査では、こうした生活者の実感をもとに「冬の底冷え睡眠」の実態と、素材ごとの快眠リスクを明らかにしました。
調査サマリー
全体の5割(50.0%)が「冬のマットレスが冷たい」と実感。
冷えを感じるタイミングは「寝始め」(19.7%)や「夜中に目覚めたとき」(12.3%)が中心
素材は「スプリング」38.0%、「ウレタン」34.0%が主流だが、スプリング層で冷えを訴える傾向が強い
冷たさが「睡眠の質に影響する」と答えた人は約6割(59.3%)。なかでも「とても影響している」層は1割超
冷え対策では「敷きパッドを使う」(25.5%)が最多。一方、「特に対策していない」層も一定数おり、冬の“底冷え睡眠”対策に格差がみられた
※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。
詳細データ
Q1. マットレスを「底冷えする」と感じたことはありますか?
ときどきある:44.3%
あまりない:27.7%
全くない:15.3%
わからない・意識したことがない:7.0%
しばしばある:5.7%
→「ときどきある」44.3%、「しばしばある」5.7%で、計50.0%が冷たさを感じている。一方、「全くない」15.3%、「あまりない」27.7%と、冷たさの感じ方には個人差も見られた。
Q2. マットレスを「底冷えする」と感じた具体的なタイミングを教えてください
特に感じたことはない:34.7%
寝始めのときに体が冷える:19.7%
夜中にふと目覚めたときに冷えを感じる:12.3%
布団に入ってもしばらく温まらない:10.3%
足元(つま先やふくらはぎ)が特に冷える:8.7%
寝返りを打つたびに冷たさを感じる:4.7%
その他:9.6%(朝起きたときに体が冷えている:4.0%、床冷えを伝ってくる感じがある:3.0%、腰や背中がひんやりする:2.3%、暖房を切ったあとに急に冷えを感じる:0.3%)
→「寝始めに体が冷える」(19.7%)、「夜中に目覚めたときに冷えを感じる」(12.3%)が上位。また「布団に入ってもしばらく温まらない」(10.3%)層も多く、入眠直後から中途覚醒まで冷えが影響している可能性が高い。
Q3. 現在使用中のマットレスの種類は?
スプリング:38.0%
ウレタン:34.0%
わからない・意識したことがない:17.7%
ファイバー:7.0%
その他:3.0%
ラテックス0.3%
→ マットレス素材は「スプリング」38.0%、「ウレタン」34.0%が上位。特に金属コイルを含むスプリング素材は冷気を伝えやすく、底冷えを感じやすいと考えられる。
Q4. マットレスの冷たさが睡眠の質に影響していると感じますか?
多少影響している:49.0%
どちらともいえない:13.7%
あまり影響していない:12.3%
とても影響している:10.3%
わからない:8.0%
全く影響していない:6.7%
→「とても影響している」10.3%、「多少影響している」49.0%で、約6割(59.3%)が睡眠の質への影響を実感。寒さによる寝付きの悪化や、夜間覚醒が起こりやすいことが示唆される。
Q5. マットレスの冷たさ対策として行っていることを教えてください
敷きパッドを使う:25.5%
冬用の掛け布団や毛布で対応する:15.9%
着込んで寝る:12.6%
マットレスの上に毛布などを敷く:9.0%
特に対策していない:8.8%
湯たんぽ・電気湯たんぽを使う:8.1%
その他:20.1%(暖房で室内の温度を上げる:7.3%、電気毛布を使う:7.0%、布団乾燥機で暖める:4.5%、マットレス自体を季節で使い分ける:0.7%、その他:0.6%)
→「敷きパッドを使う」が最多(25.5%)。一方で、“特に対策していない”層も一定数おり、マットレス本体の冷え対策がまだ浸透していない現状がうかがえる。
調査結果のまとめ
調査の結果、冬場の“底冷え睡眠”は多くの人が実感しており、特にスプリング素材を中心に「冷えによる睡眠の質低下」が見られました。掛け布団や毛布に比べ、マットレスは“下からの冷気”を防ぐ役割を担うにもかかわらず、対策が後回しになっているケースが多いです。冬の快眠の鍵は、掛け布団だけでなく、マットレスの見直しにもあるといえます。
快眠ランド運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント
マットレスの冷たさは、実は“体の芯の冷え”に直結します。暖房を強めるよりも、マットレスやパッドで底冷えを防ぐ方が体にも経済的にもやさしい対策です。特にスプリング素材を使っている方は、冬場だけでも敷きパッドや保温シートの追加を検討してみてください。
調査概要
調査期間:2025年11月10日~11月12日
調査対象:全国20代~60代の男女300名
調査方法:インターネット調査
実施機関:快眠ランド
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全体の5割(50.0%)が「冬のマットレスが冷たい」と実感。

冷たさが「睡眠の質に影響する」と答えた人は約6割(59.3%)。なかでも「とても影響している」層は1割超

冷え対策では「敷きパッドを使う」(25.5%)が最多。一方、「特に対策していない」層も一定数おり、冬の“底冷え睡眠”対策に格差がみられた