ディーエムソリューションズ株式会社(東証スタンダード上場)が運営するメディア「Collect.(コレクト)」では、男性300人に情報収集の方法に関するアンケート調査を実施しました。
近年、情報収集の手段は検索エンジンだけでなく、SNSや生成AIなど多様化しています。一方で、「誰がどの情報源をどのくらい使っているのか」「年収などの属性によって違いがあるのか」といった実態は、これまで十分に可視化されてきませんでした。そこでCollect.(コレクト)では、日常の情報収集において最もよく利用している手段についてアンケート調査を行い、年代や年収帯ごとの特徴を明らかにしました。
情報収集の手段として、最も利用されているのは「検索(Google・Yahoo!など)」で68%と圧倒的多数でした。次いで「SNS」が17%、「生成AI(ChatGPTなど)」が10%となり、検索エンジンが依然として主役でありながらも、新しい手段として生成AIやSNSを主な情報源にしている人も一定数存在しています。一方で、テレビや新聞といった従来のメディアの利用率は低く、情報収集のデジタル化が明確に表れています。
【年代別】情報収集で最も使用している方法は?
20代は、75%が「検索」を最もよく使うと回答しており、他の年代と同様に検索が中心です。一方で、「SNS」が17%、「生成AI」が8%と、検索以外のデジタルツールも積極的に活用している様子がうかがえます。テレビや紙媒体を主要な情報源とする回答はゼロであり、オンライン完結型の情報収集スタイルが顕著な世代と言えます。
30代は「検索」が51%と過半数を占めつつも、他年代と比べて「生成AI(21%)」の割合が最も高い点が特徴的です。「SNS」も23%と高く、検索・SNS・生成AIの3つをバランスよく使い分けている層といえます。デジタルリテラシーが高く、新しいツールの活用にも前向きな傾向が表れています。
40代は74%が「検索」を選択しており、年代別で見ても検索依存度が高い層です。「SNS」は22%と一定の利用が見られる一方、「生成AI」は2%にとどまっています。情報収集の中心はあくまで検索で、新しいツールへの移行は20~30代に比べるとやや慎重な印象です。ただしSNSも一定割合で利用されており、完全に一極集中というわけではありません。
50代以上は77%が「検索」を最も利用すると回答し、年代の中で最も高い割合となりました。「SNS」(4%)や「生成AI」(8%)は少数派ですが、「テレビ」(6%)や「新聞・雑誌・書籍」(5%)を主要な情報源とする人の割合が他年代よりも高く、伝統的なメディアへの依存も残っていることが分かります。オンラインの中では検索が中心ですが、オフラインメディアも併用している層が多いようです。
【年収別】情報収集で最も使用している方法は?
年収別に見ると、どの年収帯でも「検索」が最多である点は共通していますが、年収が上がるにつれて「SNS」や「生成AI」を主要な情報源とする人の割合が高まる傾向が見られます。
年収300万円未満では、「検索」が75%と特に高く、「SNS」(13%)と「生成AI」(6%)は少数派です。年収300~400万円未満でも検索74%が中心で、「生成AI」は12%とやや高まるものの、まだ限定的です。一方で、年収400~500万円未満では「SNS」(21%)、「生成AI」(6%)が増え、500~600万円未満では「SNS」16%、「生成AI」18%と生成AIの比率がぐっと伸びています。
年収600万円以上では、「検索」は49%まで下がる一方、「SNS」が33%、「生成AI」が15%と、約半数が検索以外のデジタルツールを主な情報源に選んでいました。年収が高い層ほど、検索に一本化するのではなく、SNSや生成AIなど複数のチャネルを組み合わせて情報を得るスタイルが広がっている様子がうかがえます。
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