立正大学心理学部教授 永井智 氏、一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会会長 馬場洋介 氏と、チームの「やればできる」を左右する要因を従業員サーベイデータから読み解きます
人的資本・ウェルビーイング経営支援を行う株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:結木啓太、以下「ラフール」)は、ウェルビーイング経営の実践ノウハウを共有し、企業の新たな挑戦を後押しするイベント「Well-Being Workers(R)︎ Awards 2025」を、2025年12月12日(金)に開催いたします。
第4部に、『集団効力感の形成要因に関する実証的研究 ~チームの「やればできる」を左右する要因を、従業員サーベイデータから読み解く~ 』と題し、2億件以上の従業員サーベイデータを用いて、チームが成果を生む土台 =「企業内集団効力感(やればできるという共同の自己効力)」を高める具体要因を解明します。
本講演に、日本における人的資本/ウェルビーイング経営をデータで推進する研究機関「Lafool lab.」の研究員3名、立正大学心理学部教授 臨床心理士/公認心理士 永井智 氏、一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会会長 馬場洋介 氏、株式会社ラフール 執行役員 眞木麻美 の登壇が決定しました。
採用難や離職、メンタル不調など、人材に関する課題が経営に直結する今、「ウェルビーイング経営」を単なる理念ではなく“実践知”として組織に根づかせる動きが求められています。
ラフールは、「すべてのはたらくをウェルビーイングに」というビジョンのもと、「人×データ×AIで組織の挑戦を支えるソリューションカンパニー」として、これまで蓄積してきた組織データとAIを活用しながら、「企業内集団効力感」を高める仕組みづくりを支援してまいります。
本アワードは、ウェルビーイング経営を実践する企業やリーダーの取り組みを紹介し、「学び」「共有」「称賛(表彰)」を通じて、より多くの企業が“ウェルビーイングに働ける組織づくり”を実現するためのノウハウを届ける場として開催します。
第4部講演:集団効力感の形成要因に関する実証的研究 ~チームの「やればできる」を左右する要因を、従業員サーベイデータから読み解く~
組織を強くする鍵として、ラフールが着目しているのが「企業内集団効力感」です。企業内において「わたしたちなら(このチームなら)、できる」と思えるか否か。この感覚がチームの力を強くし、組織の価値をあげていきます。企業内集団効力感の実践は、ウェルビーイング経営実現に不可欠な要素です。
本講演では、ラフールサーベイの2億件以上の回答データをもとに、集団効力感を高めるうえで影響度が高い要因を抽出し、再現可能なマネジメントの設計指針として提示します。
集団効力感を高めるうえでの因子が、現場のチャレンジ・エンゲージメント・生産性にどのように連鎖するのかを、結果から読み解き、組織開発のヒントになるデータ解析情報をお届けします。
<ポイント>・“感覚”に頼らない、データで示す「やればできるチーム」の条件・部門・職種・年齢階層別で効く要因の違いと、投資対効果の高い介入因子・短期で効く打ち手と、中長期で効く土台づくりの打ち手・明日から使えるチェックリスト(集団効力感を阻害する“見落としポイント”)
立正大学心理学部教授、同大学副学長。精神科クリニックにおける心理士として、カウンセリングや復職支援等に携わる。また、株式会社ラフールと従業員のストレスについての共同研究などを通して、働く人のメンタルヘルスについて研究を行ってきた。著書:『援助要請と被援助志向性の心理学』(共著 ナカニシヤ出版2017)他多数
一般社団法人 日本キャリア・カウンセリング学会
帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科長 教授、医療法人社団平成医会 平成かぐらクリニック リワーク統括責任者。株式会社リクルートでメンタルヘルス担当、株式会社リクルートキャリアコンサルティングで再就職支援のキャリアカウンセラーとして精神障害者等の就労支援に携わる。産業心理職育成をしながら、メンタルヘルス専門医療機関リワーク責任者。【学会活動】一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会会長【著書】『キャリア心理学 ライフデザイン・ワークブック』(共著 ナカニシヤ出版2018)『心理職の専門性20-公認心理師の職責-』第9章:産業・労働分野における心理専門職のはたらき(執筆担当)(共著 NHK出版2020)
帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科長 教授、医療法人社団平成医会 平成かぐらクリニック リワーク統括責任者。株式会社リクルートでメンタルヘルス担当、株式会社リクルートキャリアコンサルティングで再就職支援のキャリアカウンセラーとして精神障害者等の就労支援に携わる。産業心理職育成をしながら、メンタルヘルス専門医療機関リワーク責任者。
一般社団法人日本キャリア・カウンセリング学会会長
『キャリア心理学 ライフデザイン・ワークブック』(共著 ナカニシヤ出版2018)『心理職の専門性20-公認心理師の職責-』第9章:産業・労働分野における心理専門職のはたらき(執筆担当)(共著 NHK出版2020)
新卒で広告代理店経験後、2012年にリクルートグループの人材領域カンパニーに入社。営業、キャリアアドバイザーの他、業務企画や新規事業開発など幅広く経験。特に社内における業績悪化時の業務設計や従業員ケアなどで多くの部署を経験。2019年10月に株式会社ラフールにジョイン。インサイドセールスやマーケティング領域の立ち上げ・業務設計に従事。現在はセールス・マーケ・CSの管掌役員としてマネジメント、自社の組織開発を実施。また、顧客へのアドバイザーや研修講師としても活動。
形式:オンライン開催(参加無料・事前申込制)
対象:経営者/人事責任者/人事担当者/ウェルビーイング推進担当者/組織開発・HR領域の担当者など
心理的安全性や対話を軸に、現場が自律的に動き出すマネジメントを実践する著者・企業が登壇。理念を“成果を生む仕組み”として根づかせたリアルな事例や、行動変容を促すマネジメント設計のコツを共有します。
「明日から自社で試せる」実践知を持ち帰れる講演をお届けしますです。
全国のサーベイデータをもとに、チームが成果を生む“集団効力感”の要因を分析。心理的安全性や信頼関係を数値化し、再現可能なマネジメントの仕組みとして提示します。ウェルビーイング経営を“感覚”ではなく“科学”で進化させるための最新知見を紹介します。
3. ウェルビーイング経営を推進する企業を表彰 - 実践の先にある称賛と共有
第3部では、ウェルビーイング経営を実際に“現場で成果へつなげた”企業を表彰。「ウェルビーイング経営大賞」「健康経営推進部門」「従業員エンゲージメント部門」の3部門で、組織改善や文化変革に繋げた企業の事例を紹介します。
受賞は単なる栄誉ではなく、次の実践者へのバトンです。
他社の成功要因を学び、自社の変革に活かすためのモデルケースに出会える場です。
ラフールは、「人×データ×AI」で組織の挑戦を支えるソリューションカンパニーとして、一人ひとりの心身の健康や働きがい、企業の成長を両立させる社会の実現を目指しています。
「Well-Being Workers(R)︎ Awards 2025」は、ウェルビーイング経営を“理想から実践へ”と進化させるための知見が集まるイベントです。
・本社所在地:〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル7階
・事業内容:メンタルデータテック(R)︎事業(ラフールサーベイの開発・運営)、採用支援事業(テキカクの開発・運営)、保育園事業
ラフールサーベイは、従業員と組織の状態を多角的に調査し、表面的な結果だけでなく、課題の根底にある“要因”まで可視化する組織改善ツールです。要因を正しく把握することで、最適な施策の立案と改善サイクルの実行が可能になり、離職防止・エンゲージメント向上につながります。累計導入社数は2,200社を超え、人的資本経営やウェルビーイング経営の実現を推進し、企業価値向上を支援します。
企業の組織文化とのマッチ度から、採用候補者の定着率・活躍度がわかる適性検査ツールです。採用ミスマッチや早期離職、低パフォーマンスを防ぎ、目指す組織に "必要な人材" かを可視化し、組織力向上に貢献するサービスです。企業で働く社員と採用候補者の双方が、ウェルビーイングに働けるかのマッチ度を算出し、人材不足、早期離職の課題を解決し、人的資本経営の実現を支援します。