11月13日(木)~22日(金)まで新宿OZONE 5Fに展示
里山広葉樹を活用した家具<eda to ha>が「ウッドデザイン賞2025」と「第19回ひろしまグッドデザイン賞」の2つのアワードを受賞しました。
 
<eda to ha>とは
「雑木」と呼ばれ価値が無いと判断され放置された里山広葉樹を活用し、荒廃した里山の再生を目指す家具シリーズです。
枝や葉っぱ等の端材を草木染めの染料としてクッション布地に使い、
余すところなく素材を活用していくという思いを込めて eda to ha(枝と葉)と名付けました。
家具には木材の原産地がわかるIDが刻印されており専用WEBサイト(https://doi-traceable-tree.com/)でIDコードを入力すると原産地が確認できます。
ユーザー自身が木材の原産地を知ることができ里山の魅力や課題を知るきっかけとなるプロダクトです。
木材の調達地域がわかるID
放置された里山林
 
里山広葉樹の多くは廃棄・放棄されるかチップ用材にしか活用されていません。
価値なきものと判断され放置される広葉樹林が増加しています。
その結果、放置林が増加し木が枯れ、獣害や土砂崩れの危険性が高まっています。
この課題を解決るすため、家具の素材として活用する<eda to ha>を開発しました。
 
受賞にいたっては、輸入材に依存しない地域循環モデルの形成や天災被害の抑制に寄与する点、
里山保護と事業化の両立を目指す姿勢が評価されました。
 
リビングデザインセンターOZONE(新宿区)にて展示
今回受賞した<eda to ha>を11月13日(木)~11月25日(火)までリビングデザインセンターOZONE 5Fの空きスペースにて展示いたします。
 
木の生まれ故郷を辿る -Traceability Product-
11月13日(木)~11月25日(火) 
10:30~18:30(休館日:水曜日)
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー OZONE 5F
(MOCTION横の空きスペース)
 
土井木工について
「人と素材にやさしい家具づくり」を理念とし広島県府中市にて1949年3月創業。
2018年より地域の木を活用した商品開発を開始。
現在、広島県・兵庫県・大阪府で伐採された里山材、街路樹などを調達し、
循環利用を推進しております。
独自のネットワークにより丸太の製材~乾燥~加工まで一貫して対応いたします。
 
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土井木工株式会社
地域材活用推進室 土井崇義
TEL:0847-46-3211
e-mail:eigyo@doikagu.co.jp