日本科学オリンピック委員会(運営委員長:筧 捷彦)は、世界中の科学好きな中高校生たちが未知の好奇心を持って取り組む世界規模のコンテスト「科学オリンピック」と、SNSで人気の漫画家“まりげ”さんと“倉田けい”さんとのコラボレーション漫画を制作し、公式ホームページや各漫画家さんのSNSにて公開しました。
 
■コラボ漫画『科学オリンピック』の制作にあたり
 科学オリンピックは、中学・高校年代の生徒が科学技術に関する発想や知識、問題解決の能力などを競う国際的なコンテストの総称です。対象とする科学分野ごとにそれぞれ開催国を変えて行われる国際大会には、各国での国内大会を経て選ばれた代表生徒が一堂に会します。
 今回のコラボレーション漫画では、SNSで人気の漫画家・まりげさんと倉田けいさんの2名に、それぞれの視点から「科学オリンピックの魅力」や「身の回りの科学を楽しむことから広がる将来の選択肢」をユーモラスなイラストでわかりやすく描いていただきました。
 まりげさんの作品では、子どもたちの好きや興味・関心を大切にすることで誰もが未来のオリンピアンとして輝ける可能性を、倉田けいさんの作品では、子どもたちが抱く日常の素朴な疑問をきっかけに生まれた科学への探究心を育み伸ばす好機としての科学オリンピックを、それぞれのタッチで表現していただいています。
 両作品を通じて、科学オリンピックがもつ“科学を楽しむことの素晴らしさ”や“自らの好きを大切にして挑戦することの価値”が伝わる内容となっています。公式ホームページおよび各漫画家のSNSにて公開される本作を、ぜひご覧ください。
 
■日本科学オリンピック委員会 筧 捷彦運営委員長 コメント
 科学オリンピックに参加する中高生も、最初から優秀な成績が収められるわけではありません。科学好きがきっかけで科学オリンピックに出会い、その仲間達と切磋琢磨しながら何度もチャレンジすることで実力を高めていっているのです。
 そこで、科学オリンピックに参加可能な中高生はもちろん、さらにその下の小学生やその保護者の方にも、科学オリンピックを知っていただく機会を提供していこうと、コラボレーション漫画を企画いたしました。科学オリンピックの魅力を、子育て世代の読者の多いお二人に漫画で表現していただきました。科学オリンピックをより身近に感じていただけたら幸いです。
 
■漫画家について
まりげ さん
子どもたちの「好き」が、思わぬ可能性につながっていくことに、描いていてワクワクしました!科学の世界を、ちょっと近くに感じてもらえたら嬉しいです。
Instagram:https://www.instagram.com/marige333/ 
X:https://x.com/marige333
倉田けい さん
中高生の皆さんが科学知識を磨いて国内外で活躍する姿に胸が熱くなりました。
わが子はまだ小さいけれど、今の「日常のふしぎへの興味」がこんなふうに開花する道もあるんだと、とてもわくわくしました!
Instagram:https://www.instagram.com/kurata_kei/
X:https://x.com/kurata_kei
■コラボ漫画概要
仕様:4ページ、オールカラー
漫画家:まりげさん、倉田けいさん
ホームページ公開URL:
まりげさん:https://www.jst.go.jp/cpse/contest/comic/comic_marige.html
倉田けいさん:https://www.jst.go.jp/cpse/contest/comic/comic_kuratakei.html
 
■日本科学オリンピック委員会について
「チャレンジの先に、なりたい自分がいる」をコンセプトに、数学、化学、生物学、物理、情報、地学、地理の7教科・科目の国際科学オリンピック日本代表生徒の国内選考・派遣を実施する団体で組織。国や自治体、教育・学術機関、産業界をつなぎ、産学官連携によるオールジャパンでの科学技術人材育成の推進を目指します。