本学の卒業生であり、パラバドミントン選手・長島理(ながしま・おさむ)氏(株式会社LIXIL勤務)を中心に、障がいの有無や競技スタイルを越えて誰もが参加できる新しい形のパラバドミントン大会「第1回ナガシマカップ」を千葉大学西千葉キャンパスにて開催いたします。
 本大会では、実績・障がい・性別などに応じたハンデを設定することで、車いす選手、立位選手、健常者が同じコートで競い合うことを可能にしました。
 パラバドミントン競技の普及・発展・技術向上を目指すとともに、互いを理解し合い、インクルーシブな社会の共創を目指す本取り組みにぜひご注目ください。ご興味のある方は、お気軽に見学・応援にお越しください。
 
 
■開催概要
日時:2025年11月15日(土)10:00開始
    (受付9時00分~9時30分、開会式9時45分予定)
会場:国立大学法人千葉大学 西千葉キャンパス 第一体育館
内容:個人戦男女混合シングルス(48名)
また、参加者とボランティアの交流を図るために、車いすバドミントンの体験会および選手とのミニゲーム「LIXIL ユニバーサル・ラン」を開催する予定です。
その他:入場無料。見学については予約不要。
 
長島 理 氏
長島氏プロフィール
千葉大学工学部卒業後、同大大学院自然科学研究科へ入学。大学院修了後、株式会社INAX(現:株式会社LIXIL)へ入社。
大学院在籍中の2004年からパラバドミントン選手として国際大会に出場し、東京2020・パリ2024の2大会連続でパラリンピックに出場。東京大会では男子シングルスWH1で5位、パリ大会ではシングルス7位・ダブルス4位の成績を収めた。
 世界選手権では通算12個のメダルを獲得し、日本選手権では15回の優勝を誇る。現在もパラスポーツの普及に取り組んでいる。
 
 
■ユニバーサル・ランについて
 ユニバーサル・ラン(以下ユニラン)は、スポーツを通じて多様性を学ぶLIXILオリジナルの体験授業です。
 パラアスリートとの交流やパラスポーツ体験、講義などを通して、多様性への理解を育むことを目的としています。長島氏はユニランのアンバサダーを務めています。
特設サイト:https://www.lixil.co.jp/corporate/sustainability/universal-run/
 
 
■ 実施団体
主  催  ナガシマカップ実行委員会
共  催  国立大学法人千葉大学
特別協賛  株式会社LIXIL
協  賛  ヨネックス株式会社 ほか
協  力  千葉大学バドミントンサークルB.A.S.S、国際教養学部「地域PBL実習A」受講学生 ほか
 
■ 取材のご案内
 本大会は、車いす、立位、健常者が同じコートに立ち、互いの特性に応じて競い合えるように設定されたハンディキャップ制を採用しています。これは長島氏が考案した仕組みで、千葉県初の試みです。