【メディアリンク株式会社】沖縄のリゾートホテル「オリオンホテルモトブリゾート＆スパ」、自動音声応答システム「DXでんわ」を導入。月3,000件超の電話のうち約800件を完全自動化。

近隣テーマパーク開業に伴う電話急増に対応。フロント業務の品質向上を実現し、ゲストへの対面接客に専念できる環境を構築。

電話対応をゼロにする「DXでんわ」やカスタマーサポートを自動化するAIエージェント「AIto（アイト）」を提供するメディアリンク株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：松本淳志、以下メディアリンク）は、オリオンホテルモトブリゾート＆スパ（所在地：沖縄県国頭郡、総支配人：藤井幸、以下オリオンホテルモトブ）において、「DXでんわ」が導入されたことをお知らせします。

導入施設紹介

オリオンホテルモトブリゾート＆スパは、沖縄県本部町に位置するリゾートホテルです。エメラルドビーチに隣接し、美ら海水族館や備瀬のフクギ並木などの観光スポットへのアクセスも良好な立地を誇ります。近隣に開業したテーマパーク「ジャングリア沖縄」のオフィシャルホテルとしても多くのゲストを迎えています。

導入の背景

テーマパーク「ジャングリア沖縄」のオフィシャルホテルであるオリオンホテルモトブ。以前から受電件数は多かったものの、ジャングリア開業に伴い、月3,000件以上の電話に対応する状況となっていました。特にテーマパークの公式問い合わせ先が公開されていない期間はホテルと直接関係のない問い合わせが殺到。夜間のフロント業務は3名体制で行っており、電話対応、チェックイン業務、内線対応などを同時に行わなければならず、ゲストへの対面接客に支障をきたしていました。

導入の成果

「DXでんわ」の導入により、1か月あたり約800件を完全自動化し、スタッフの負担を大幅に軽減しました。テーマパーク関連の問い合わせについては、SMS送信機能でジャングリアの公式ホームページを案内することで完全自動化を実現しています。また、各種予約に関する電話は各担当部署への直接転送を実現し、チェックイン時の待ち時間やゲストへのサービス提供の遅延が解消されました。さらに、用件録音・AI要約機能により、忘れ物対応などの折り返し業務も効率化しています。英語版音声ガイダンスも整備し、インバウンド顧客にも対応可能な体制を構築しました。

今後の展望

同ホテルでは現在、宿泊予約やレストラン予約を希望する顧客のWeb誘導を検討中です。具体的には、「DXでんわ」の自動音声ガイダンスとSMS送信機能を活用し、ホームページの予約フォームURLを案内することで、さらなる有人対応の削減を目指しています。また、宿泊・観光業界全体の人手不足に対応するため、AIなどを活用したデジタル化により、対面でしか実現できない業務や個々のゲストに寄り添った対応に注力する環境づくりを推進していきます。当社も引き続き、同ホテルにおける電話業務効率化を支援してまいります。

※本件の詳細については、下記URLよりご覧ください。

https://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/dx-tel/case/dxtel-case17/

「DXでんわ」について