テクノロジーで誰もが笑顔になる~共感が連鎖する社会実装のデザイン~
株式会社宣伝会議(本社:東京都港区/代表取締役社長:高橋 智哉)は、広告クリエイティブの専門誌『ブレーン』がプロデュースするオンデマンド講座「ブレーンクリエイティブライブラリー」にて、「クリエイティブライブラリー本多達也編」を開講しました。
 
「クリエイティブライブラリー本多達也編」の詳細はこちらから
 
 
■本多達也氏 プロフィール
富士通 Ontennaプロジェクトリーダー。1990年香川県生まれ。博士(芸術工学)。大学時代は手話通訳のボランティアや手話サークルの立ち上げ、NPOの設立などを経験。人間の身体や感覚の拡張をテーマに、ろう者と協働して新しい音知覚装置を研究。Forbes 30 Under 30 Asia 2017。2019年度グッドデザイン金賞。Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2019 特別賞。MIT Innovators Under 35 Japan2020。令和4年度全国発明表彰「恩賜発明賞」。令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞。著書に『SDGs時代のソーシャル・イントラプレナーという働き方』(日経BP)。
 
 
◆ 講座概要
“共感がテクノロジーを動かす―社会を変えるデザイン思考”
 
誰もが笑顔になれる社会を、テクノロジーの力で実現するには何が必要か。「Ontenna」プロジェクトで聴覚障害者と共創し、世界へと広げた富士通の本多達也氏が、社会実装を成功に導く“共感”と“デザイン”の力を語ります。
 
大学時代の研究から企業での製品化、そして教育・アート・スポーツへと広がる共創の軌跡。現場に寄り添い、人と社会をつなぐデザインのプロセスを体感できる講座です。明日からの企画・開発・研究に生かせるヒントが詰まっています。
 
◆カリキュラム
(1)    音を振動と光で感じるアクセサリー型デバイス「Ontenna(オンテナ)」
(2)    大学時代の研究を富士通に入社してOntennaを製品化するまでのプロセス
聴覚障害者との出会いと共感の原点/音を振動と光に変換する発想/大学での研究と試作のプロセス/使う人と共に作るリサーチ手法/共感がアイデアを磨く力
(3)    Ontenanを用いた共創デザイン研究
企業内イントラプレナーとしての挑戦/試作・テストマーケティングの壁を越える/デザインとエンジニアリングの融合/社内外の共創パートナーとの協働/製品化を実現した組織内共感の仕組み
(4)    「共感」を生み出すための10のヒント
(5)    駅の音をオノマトペ化する装置「エキマトペ」
アートとの協働による新しい体験設計/共感が生む社会的インパクト
(6) 海外展開と異文化共創
次世代を育む「共感デザイン教育」
 
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■「ブレーンクリエイティブライブラリー」について
~ クリエイティビティを次世代に継承する~
 
いつの時代においても、優れたクリエイティブは人々の心を捉え、動かしてきた歴史があります。この歴史と一流クリエイターの考えは、これからの未来に継承していくべきものです。
 
今までは、一部、書籍や専門誌の形で発行し、流通され、また図書館に収集、保管されることで、後進の者が目にし、読むという行為がほとんどでした。それも、お名前や作品に触れる機会があっても、作品以外の知見やお考えに触れる機会がほとんど無く、それが失われることは、未来のクリエイティブのために、大きな損失ではないか、と考えました。
 
後世にその知見や技術を継承していくために、今回、「ブレーンクリエイティブライブラリー」という名称で、活字や図版だけでは伝えきれないものを映像で残し、クリエイターの肉声に基づき、現在のメディア環境にあった映像コンテンツとして作成し、いつでも、どこでも受講できる講座として未来に向けて配信いたします。
 
登壇する約80名のトップクリエイターによる講座の一覧はこちら
 
 
■雑誌『ブレーン』について
 
○発行元/株式会社宣伝会議
○判型/A4変型、平とじ、144ページ
○定価/1,500円(税込)
○創刊/1961年
○販売/全国有力書店ならびに定期購読 〇発行部数/5万部
○主要読者/広告会社、制作会社など広告クリエイティブに関わる方全般。企業の宣伝担当者、インハウスデザイナー、マーケター、ブランドマネージャーなど。広告・クリエイティブ関連の職種を目指す学生・業界志望者。
 
 
宣伝会議について                              
株式会社宣伝会議は1954年創刊の月刊『宣伝会議』を起点に、出版、教育、イベント、アワード、コンサルティングなど多角的な事業を展開しています。月刊『宣伝会議』『販促会議』『広報会議』『ブレーン』『環境ビジネス』をはじめとする専門誌の発行や、Webメディア「AdverTimes.」の運営を通じて、マーケティング・クリエイティブ・環境にかかわる最新動向や実践知を発信。加えて、年間約10万人が受講する講座・研修を提供し、次世代の人材育成にも注力しています。