英語翻訳収録でインバウンドにも対応。神戸周辺書店で11月7日より販売開始
 日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建、略称:日販)は、神戸の街を巡る周遊型謎解きと、神戸の各スポットをテーマにした文芸作品を収録した冊子『zine KOBE』を発行し、2025年11月7日(金)より神戸エリアの書店や観光施設にて販売開始します。本事業は、文化庁「令和7年度文字・活字文化資源活用推進事業※」として採択されています。

※地域における文字・活字文化の発信拠点・担い手である書店、出版社、文学館、図書館、大学等関係機関が連携し、協働して実施する特色ある取組を支援し、文字・活字文化の振興モデルを構築する事業。

・文化庁「令和7年度文字・活字文化資源活用推進事業」:
 https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kokugo_shisaku/94223401.html

■『zine KOBE』について
 『zine KOBE』は、神戸の街を舞台にした周遊型謎解きと、神戸にゆかりのある作家が神戸のスポットをテーマに書き下ろした文芸作品が1冊に収録された体験型の冊子です。
 本冊子を通して、神戸近辺にお住まいの方にも、また国内の観光客の方にも、神戸らしさを体験できるモノ・コトの情報を提供することで、神戸周辺エリアの周遊性を高め、神戸の魅力を発信することを目指します。さらに、近年増加する海外からの観光客の方にも神戸観光をより楽しんでいただきたいという想いを込めて、冊子には英語翻訳を収録しました。

<特徴>
1.神戸の街を巡る周遊型謎解き
 謎の舞台となる4駅10か所の周遊スポットに実際に足を運んでもらい、冊子に掲載されている謎解きを楽しんでいただくことで、それぞれの土地の歴史や文化に触れることができます。謎解きスポットは、神戸の主要な観光地はもちろん、地元の人に長く親しまれてきた“知る人ぞ知る”場所も組み込まれており、神戸の美しい街の景観と、知られざる魅力に出会うことができる内容です。
 
▼謎解きスポット
 新神戸エリア:ほんたす しんこうべ
 三宮エリア :三宮センター街、三宮センタープラザ、三Fストリート
 元町エリア :南京町広場、元町映画館
 神戸エリア :神戸ポートタワー、神戸ハーバーランドumie、JR神戸駅、D51広場
2.神戸ゆかりの作家による書き下ろし文芸作品
 冊子には、神戸にゆかりのある6名の作家が、『zine KOBE』のための書き下ろした文芸作品を収録しています。神戸らしい情景や空気感が表現された作品は、読み物として楽しめることはもちろん、謎解きスポットと連動したテーマとなっているため、謎解きとは別の視点で各スポットの魅力を感じられる内容になっています。
▼作家紹介 ※敬称略 冊子掲載順
作家名 紹介
佐々木孝昌 昭和49年、神戸市中央区出身在住。サブカル郷土史家。神戸史談会、神戸史学会の会員。ラジオディレクター、ライター、古本四ツ目屋店主でもある。著書に『神戸はみだし近代歴史めぐり~写真で見るサブカル郷土史』(神戸新聞総合出版センター)。
神戸餃子クラブ メインの活動は神戸の餃子をみんなで楽しく食べること。餃子を切り口に、神戸のまちで遊び味わい観察し記録するZINE『神戸のまちぎょうざ』vol.1を2023年9月に制作。現在vol.1&2を販売中。
安田謙一 1962年、神戸生まれ。ロック漫筆家。著書に『ピントがボケる音』(国書刊行会)、『なんとかとなんとかがいたなんとかズ』(プレスポップ)、『ライブ漫筆』(誠光社)、『神戸、書いてどうなるのか』(ぴあ/ちくま文庫)などがある。
田邉栞 1996年生まれ。2020年9月、神戸元町に書店・本の栞を開業。音楽ライブ等のイベントも定期的に開催している。雑誌SAVVYにて日記エッセイ「栞の栞」連載中。
平民金子 文筆家・写真家。神戸市広報課サイトにて「ごろごろ、神戸」連載。各種媒体に真偽不明の文章を寄稿中。著書『ごろごろ、神戸。』(ぴあ)『幸あれ、知らんけど』(朝日新聞出版)
最果タヒ 詩人。1986年生まれ。中原中也賞・萩原朔太郎賞・現代詩花椿賞などを受賞。主な詩集に『夜空はいつでも最高密度の青色だ』、『天国と、とてつもない暇』、『落雷はすべてキス』、『恋と誤解された夕焼け』、エッセイに『恋できみが死なない理由』、『きみを愛ちゃん』などがある。

3.神戸で活躍中のデザイナー、イラストレーターによるデザイン
  神戸の海や港町をイメージした色合いで、ポップかつスタイリッシュなデザインを施した冊子は、神戸で活躍中のデザイナー・神崎奈津子が全体のディレクションを、またイラストレーター・木村耕太郎がロゴの制作を手がけました。

➃インバウンドに対応した英語翻訳を収録
 海外からの観光客の方にも謎解きと文芸作品をお楽しみいただけるよう、冊子には日本語とともに、英語翻訳も収録しています。また、日本語・英語ともにアルファベット表記に対応した問題構成になっています。
 文芸作品がもつ文学的な余韻や情感を自然な流れで読むことができる英語翻訳は、山田翻訳事務所が担当しています。

■冊子概要
・仕様  :A5サイズ/中綴じ/44ページ
・販売金額:2,200円(税込)
・販売期間:2025年11月7日(金)~2026年1月31日(土)
・販売場所:※五十音順
書店名 神戸関連施設
大垣書店 神戸ハーバーランドumie店 イコリ ※神戸ポートタワー内
大垣書店 プリコ神戸店 神戸海洋博物館
喜久屋書店 北神戸店 こども本の森 神戸
喜久屋書店 神戸学園都市店 バンドー神戸青少年科学館
喜久屋書店 神戸北町店 兵庫県おみあげ発掘屋
喜久屋書店 神戸南店  
喜久屋書店 新長田店  
喜久屋書店 須磨パティオ店  
喜久屋書店 西神中央店  
THE BOOK END  
ジュンク堂書店 三宮駅前店  
ジュンク堂書店 三宮店  
FUTABA+ プリコ垂水店  
古本 四ツ目屋  
ほんたすしんこうべ  
本の栞  
本屋ロカンタン  
有隣堂 神戸阪急店  

・『zine-KOBE』公式SNSアカウント:
 X:https://x.com/kobe_nazo_zine
 Instagram:https://www.instagram.com/kobe_nazo_zine
 
■関係各社紹介 ※敬称略
・企画制作  :日本出版販売株式会社 中部・関西支社
・作品執筆作家:佐々木孝昌 / 神戸餃子クラブ / 安田謙一 / 田邉栞 / 平民金子 / 最果タヒ
・冊子デザイン:神崎奈津子
・ロゴ制作  :木村耕太郎
・翻訳監修  :山田翻訳事務所


■本件に関するお問い合わせ
日本出版販売株式会社 中部・関西支社総括課 担当:村田、森本
 TEL.06-6343-3820/E-mail:kansai_areamarket@nippan.co.jp