 
(東京, 2025年10月31日) - ベトジェットとエアバスは、エアバスA321neo型機100機の大型発注を確定したと発表し、ベトジェットのフライトネットワーク拡大と機材近代化への取り組みを強固なものとしました。加えて、同社はロールス・ロイスとの間で、92基のTrent 7000エンジンおよび包括的なTotalCare(R)サービスに関する38億ドル相当の契約を締結しました。
ベトジェットのグエン・ティ・フオン・タオ会長は、「この契約は単なる商業契約にとどまらず、信頼と希望、持続可能な開発、そしてグローバルな連携という共通のビジョンを共有していることの証です。エアバスとロールス・ロイスはベトジェットが人々の夢を実現するうえで信頼できるパートナーであり、安全で快適、かつ楽しい旅を提供してくれます。我々は都市や国々を結ぶだけでなく、人々や文化、未来を繋ぎ、経済間の成長、協力、繁栄の架け橋となり、より平和なより良い世界を目指しています。」と述べました。
エアバスのクリスチャン・シェラー民間航空機ビジネス最高経営責任者(CEO)は、「ベトナムの活力と繁栄を象徴するベトジェットとパートナーシップを組めることを誇りに思います。」と述べました。
ロールス・ロイス シビルエアロスペース、チーフ・カスタマー・オフィサーのユエン・マクドナルド氏は、次のように述べました。「ベトジェットの目覚ましい成長と共に歩めることを嬉しく思います。このたびの契約によりベトジェットは新たなフライトネットワーク拡大の機会を得て、世界中の旅行者に手頃で快適な飛行体験を提供できるようになります。ベトジェットは弊社の最大規模の顧客の一つとなり、同社の驚異的な発展をサポートできることを誇りに思います。」
 
Trent 7000エンジンは、ベトジェットが今後導入する40機のA330neoワイドボディ機の動力源とし、将来的にはベトナムとヨーロッパ間の直行便に投入される予定です。また、ロールス・ロイスのTotalCare(R)サービスに基づき、航空機のライフサイクル全体にわたり信頼性と運航効率がさらに向上します。
これらの契約はベトナムのトー・ラム国家主席による英国公式訪問期間中に発表されたもので、航空、技術、投資分野における協力関係の深化を示すものであると同時に、両国間の関係が包括的戦略パートナーシップに格上げされた歴史的な場面を象徴しています。
ベトジェットは現在、120機を超える新世代の燃費効率の高い航空機を保有、さらに400機以上を追加発注しており、地域内外へのフライトネットワークを拡大しています。ベトジェットは現在、日本とベトナムの間で、東京(成田/羽田)、大阪、名古屋、福岡 - ハノイ/ホーチミン、広島 - ハノイを結ぶ直行便10路線を運航しています。
