| 熱戦を繰り広げた世界34カ国のすべての“スポGOMIアスリート”たちに乾杯! |
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一般財団法人日本財団スポGOMI連盟(本社:東京都港区、代表理事:玉澤 正徳、以下「日本財団スポGOMI連盟」)は、2025年10月29日(水)、国際連合大学にて「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」の決勝大会(「FINAL」)を開催しました。世界一を決めるFINALには、世界34カ国の代表予選会を突破した33チーム99名※が参加し、2位に996.5ポイント差をつけて日本代表「スマイルストーリー」が優勝を果たしました。(※パキスタン代表チームは渡航上の理由でFINALは不参加) 世界から集結したスポGOMIアスリートたちは、スポGOMI を通じてスポーツと環境アクション双方による爽快感と達成感を共にしました。合計878.98kgものごみが回収され、海洋ごみ削減への歩みがまた一歩、前進をした記念すべき1日となりました。 |
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| 第2回大会は規模も多様性も拡大、海洋ごみ削減の国際アクションへ成長 | ||||||||||||
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「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」は海洋ごみの削減を目指し、日本から世界へと普及啓発のムーブメントを促進する “スポーツごみ拾い世界一” を決する大会です。第2回となる本大会は、初開催の2023年大会を大きく上回る34カ国が参加し、うち14カ国が初参加を果たすなど、より多くの国と地域に広がりを見せています(FINALへの出場は33カ国 )。 本大会に先駆けて開催した世界各地での予選会では、国内外合わせて2,834チーム・8,502人が参加し、予選段階で回収されたごみの総量は22,516.2kgにものぼりました。また、多様な背景を持つチームが多数参加したことも特徴で、学生や市民グループ、企業のCSR活動として結成されたチームのほか、音楽プロデューサーや山岳ガイドなど、年齢も職業も異なる人々が一堂に集まりました。 |
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| ごみ拾いという身近な行動を競技として楽しめるスポGOMIは、「誰でも参加できるスポーツ」として広がりを見せています。各国の代表チームは、国や地域ごとに異なるスタイルと想いを携え、世界一を懸けたFINALに臨みました。 | ||||||||||||
| ※FINAL:内外の代表予選は34カ国で行われたもののパキスタン代表チームが渡航上の理由で入国できず、FINALには33カ国の代表チームが出場 | ||||||||||||
| 国際文化観光都市SHIBUYAで、スポGOMIアスリートたちがもたらしたもの | ||||||||||||
| 人気キャラクターに扮したコスプレイヤーたちが各国代表選手の入場を先導し、華やかなパレードで幕を開けた決勝大会。スクランブル交差点をはじめとする象徴的な都市景観を背景に、日本らしさと国際性が交差する開幕となりました。 | ||||||||||||
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| スポGOMIアンバサダーの松田 丈志さんによる発声を合図に、33カ国の代表チームは競技エリアへ一斉にスタートを切りました。競技は前後半に分けて行われ、飲食店の立ち並ぶエリアでは空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻が目立ち、ショップの路地裏には、プラスチックの空き容器や包装ごみが散見されました。選手たちは不慣れなエリアでも声を掛け合いながら、戦略的にごみを拾い進めていきました。 | ||||||||||||
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| ごみ回収エリアには次々とごみ袋が積み上がり、競技を終えた選手たちが互いに笑顔で称え合うシーンもあり、会場は一体感と熱気に包まれていました。世界各地から集まったスポGOMIアスリートたちが思い思いにごみを拾う姿は、都市の日常と生活者の意識に問いをもたらす力強いメッセージとなっていたはずです。 | ||||||||||||
| 競技結果 | ||||||||||||
| 午前と午後の前後半に分けて行った結果、世界一に輝いたのは日本代表「スマイルストーリー」チームでした。回収量74.76kg/7,210ポイントを記録し、2位に996.5ポイントの差をつけて優勝を獲得しました。 | ||||||||||||
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| 順位はごみの総量と種類ごとに異なるポイントにより算出し、世界大会らしい高いレベルでの戦略性とチームの連携が際立つ結果となりました。なお、全体では約878.98kgのごみを回収することができました。 | ||||||||||||
| 優勝チーム「スマイルストーリー」コメント | ||||||||||||
| 「本当に皆さん、お疲れさまでした!45分の競技をやりきるのはすごくつらかったですが、スポGOMI(ワールドカップ仕様)のルールがとても面白く、これはまさにスポーツだなと思いました。ありがとうございました!」 | ||||||||||||
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| 大会アンバサダーからのコメント | ||||||||||||
| 松田 丈志さん:「2023年大会で2位だった日本代表チームが優勝したことは、我々としてもとてもうれしいこと。ワールドカップは今回で2回目ですが、みんなだんだんと思いが強くなっている。これからもっと環境にやさしいスポーツとして広がっていくのではないかと思います」。 | ||||||||||||
| 田口 亜希さん:「日本代表が優勝したことはもちろん、参加者みんながケガなく達成感を持って帰ったてきたことがとてもうれしかったです。競技なので点数がつき順位が発表されるものの、終了後、皆さんが互いを讃えあっていることもスポーツだと感じたところでした」。 | ||||||||||||
| 寺田 明日香さん:「どの国の方々もとても楽しそうに取り組んでいたことが印象的でした。きょう参加した皆さんはもともと海をきれいにしようという意識が高い方々だと思いますが、このあと自国に帰っても活動を続けてほしい。そしてFINALステージに出場したことを誇りに思ってほしいです」。 | ||||||||||||
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「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 」を振り返って 玉澤 正徳(スポGOMI連盟 理事長) |
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| 第2回を数える本大会には、34カ国という前回大会を大幅に上回る国が参加しました。各国での予選大会からスポGOMI を介してさまざまなドラマがあり、また、国による市民の意識やごみ回収における制度といった課題も浮き彫りになった大会でした。一方で、スポーツごみ拾いという日本発祥の競技の魅力は着実に広まり、参加者増員の背景には「楽しみながら競う」というスポーツ独自の醍醐味が受け入れられたことを実感しております。これまで参加が少なかったアフリカ地域からも複数の国が初めて出場するなど、手応えを感じました。私たちの目標はスポGOMIを通じて海洋ごみの削減を目指すものであり、ふだんの生活のなかで楽しめる競技特性を活かし、ひとり一人の行動や意識の変容に働きかけてまいります。 | ||||||||||||
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FINAL出場国一覧* |
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| Australia(オーストラリア)、Bangladesh(バングラデシュ)、Brazil(ブラジル)、Bolivia(ボリビア)、Bulgaria(ブルガリア)、Canada(カナダ)、China(中国)、Dominican Republic(ドミニカ共和国)、El Salvador(エルサルバドル)、Estonia(エストニア)、France(フランス)、Germany(ドイツ)、Honduras(ホンジュラス)、India(インド)、Indonesia(インドネシア)、Japan(日本)、Malaysia(マレーシア)、Morocco(モロッコ)、Namibia(ナミビア)、Palau(パラオ)、Philippines(フィリピン)、Senegal(セネガル)、Solomon Islands(ソロモン諸島)、South Africa(南アフリカ)、South Korea(韓国)、Spain(スペイン)、Sri Lanka(スリランカ)、Sweden(スウェーデン)、Thailand(タイ)、Tunisia(チュニジア)、United Kingdom(イギリス)、United States of America(アメリカ合衆国)、Vietnam(ベトナム)※アルファベット順 ※予選にはPakistan(パキスタン)も参加 | ||||||||||||
| 私たちは日本発祥のスポGOMIの普及を国内外において促進することで、海洋ごみ問題の周知啓発とごみを無くす機会の創出にこれからも努めてまいります。今後も未来世代に向けた「スポGOMI甲子園」や「スポGOMIワールドカップ」、地域でのイベント開催など、国や世代を問わず多くの方々に楽しんで参加いただける活動を推進してまいります。 | ||||||||||||
| <団体概要> | ||||||||||||
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一般財団法人日本財団スポGOMI連盟(本社:東京都港区、代表理事:玉澤 正徳、以下「日本財団スポGOMI連盟」)は、2025年10月29日(水)、国際連合大学にて「日本財団スポGOMIワールドカップ2025」の決勝大会(「FINAL」)を開催しました。世界一を決めるFINALには、世界34カ国の代表予選会を突破した33チーム99名※が参加し、2位に996.5ポイント差をつけて日本代表「スマイルストーリー」が優勝を果たしました。(※パキスタン代表チームは渡航上の理由でFINALは不参加)世界から集結したスポGOMIアスリートたちは、スポGOMI を通じてスポーツと環境アクション双方による爽快感と達成感を共にしました。合計878.98kgものごみが回収され、海洋ごみ削減への歩みがまた一歩、前進をした記念すべき1日となりました。