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人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、KDDI株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:松田 浩路、以下「KDDI」)と共に、一般財団法人橋田文化財団の進める「AI橋田壽賀子」プロジェクトに協力することをお知らせします。「AI橋田壽賀子」プロジェクトは、日本を代表する脚本家・橋田壽賀子氏の膨大な脚本作品の作風や思想をAIを用いて現代に蘇らせる取り組みです。 |
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第二弾となるこのたびは、KDDIと共に、LLM(大規模言語モデル)を利活用した上で「Human in the Loop」(人とAIの協調)のノウハウを用いて「AI橋田壽賀子 渡る世間は鬼ばかり 令和版」を制作し、スマートフォン視聴を中心としたライフスタイルに寄り添う新しいショートコンテンツの創出を目指します。 |
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「 AI橋田壽賀子 渡る世間は鬼ばかり 令和版」は、2025年12月初旬よりBS-TBSの公式SNSにて順次配信いたします。 |
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■ プロジェクトの目的 |
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ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。LLMの研究開発においては2018年より取り組んでおり、いち早くABEJA Platformに搭載し、LLMの社会実装に貢献してまいりました。 |
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現在、AIを用いた制作においては、著作権侵害や人格権の脅威などが懸念され、議論が活発化しています。ABEJAは、議論が活発化する以前である2019年より、AIに関する課題について外部の有識者が倫理、法務的観点から討議する委員会「Ethical Approach to AI」(EAA)を設立し、客観性、独立性を担保した意見や知見を鑑みつつ、各課題に対応しております。また2022年より、顧客企業や取引先と意識を合わせAI倫理上の課題に対応することを目的として、AIの開発や利用に関する指針となるAIポリシーを自社で策定し運用を進めてまいりました。ABEJAは、「AI橋田壽賀子」プロジェクトは、AI倫理に関する先駆的な事例となる意義の高い取り組みであると考え、2024年秋に発表された第一弾より参画しております。 |
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さらに、このたびは、「AI橋田壽賀子 渡る世間は鬼ばかり 令和版」のショートコンテンツ制作を通じて、スマートフォンでの体験価値向上を目指します。より多くのお客様に「いつでもどこでもエンタメを楽しめる機会」を提供し、通信と文化の融合による新たな体験価値を生み出します。 |
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本プロジェクトは、単なるAI技術の応用ではありません。 「橋田壽賀子の着眼点を現代にどう生かすか」という文化的な挑戦をテーマに、AIと人が協働しながら現代社会や家族の姿を描きます。AIは脚本家の“発想の壁打ち相手”として機能し、人間の創造性を拡張する新しい創作スタイルを形成します。 |
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■ 概要 |
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第一弾において、ABEJAは、橋田文化財団と連携し、膨大な数の「渡る世間は鬼ばかり」の脚本を元に、登場人物像や登場人物間のコミュニケーションの設計、セリフの言い回し、ストーリーの展開など暗黙知であった「橋田ドラマ」の特徴をくまなく収集し、データに変換いたしました。 |
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このたびの第二弾では、第一弾で構築したこのデータを活用し、新たに生成した文章を人がフィードバックすることで、橋田壽賀子氏が生前に手掛けたホームドラマの持ち味が投影された脚本を制作します。 |
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脚本完成後、KDDIは、ショートコンテンツを開発し、スマートフォン視聴に最適化された新しいエンタメを創出します。 |
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当該プロジェクトにおける各社の役割は以下の通りです。 |
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橋田文化財団: |
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企画・監修・総合プロデュースを担当。橋田壽賀子作品群のデータ提供、AI解析の文化的指針設定、脚本の思想的整合性の検証を行います。 |
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KDDI: |
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デジタル技術と人のクリエイティビティの融合によるショートコンテンツの開発を推進し、スマートフォンを中心とした新しいエンタメ接点を創出。通信とAI技術を活かし、auブランドを通じて、「AI×エンタメの未来」を生活者の日常に届けます。 |
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ABEJA: |
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脚本制作におけるLLMの利活用を支援。また「Human in the Loop」が組み込まれた制作プロセスを構築。AIと人の協調による表現の再現と新たな創造を創出し、クリエイターの創作活動を推進します。 |
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「 AI橋田壽賀子 渡る世間は鬼ばかり 令和版」 (2025年12月初旬より順次配信) |
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・あらすじ |
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コロナ禍を乗り越えた幸楽。田口愛(吉村涼)と田口誠(村田雄浩)は、忘年会シーズンに向けて忙しい毎日を過ごしている。大学生の娘・さくら(安藤美優)もたまに店を手伝う。そんななか、久子(沢田雅美)が突然店に訪れ「餃子工場を返して欲しい」と言い出す。餃子工場は愛が血の滲むような思いをして立て直し、やっと軌道に乗ったところ。もちろん愛は受け入れられない。久子に理解を示す誠に愛は激怒。大喧嘩になる。また大原葉子(野村真美)の家でも問題が起こっていた。夫の透は海外に長期出張中。
葉子は建築士として多忙な日々を送りながら、中学生の双子の姉妹、ゆき(高橋寧音)とみき(高橋乃愛)を育てているが、帰りが遅い日が増えた妹のみきに不安を募らせる。さらに長子(藤田朋子)の本間家でも大きな試練が。夫・本間英作(岡田浩暉)のクリニックと娘・日向子(大谷玲凪)の料理教室の手伝いに日々奔走する長子。長子は英作の過労を心配するが、英作の妹・由紀(小林綾子)は長子のことも心配していた。そんな折、英作が仕事中に倒れる。相手を想うが故に日常の中で起こる衝突やすれ違い。時はクリスマス目前。それぞれの家族は再び笑いあうことができるのか……。試練を乗り越えた先にある家族の絆を描く、心温まるホームドラマ! |
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・BS-TBS公式SNSアカウント |
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YouTube:https://www.youtube.com/user/BSTBS6
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TikTok:https://www.tiktok.com/@bstbs_tiktok
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Instagram:https://www.instagram.com/bstbs_entame/
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X:https://x.com/bstbs_entame
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■ 今後の展望 |
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AI橋田壽賀子を活用したショートドラマ・デジタル映像作品の制作を進め、スマートフォン視聴に最適化された新しいエンタメ体験を提供します。 |
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またABEJAおよびKDDIは、両社で連携し、AI×エンタメの最前線を切り開くテクノロジーの開発を推進し、新たな価値創出に挑みます。 |
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■ KDDI株式会社について |
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KDDIは、5G通信を中心に、個人のお客さまには「au」、「UQ mobile」、「povo」のマルチブランドで展開し、法人のお客さまには「KDDI BUSINESS」のブランドで国内外に多くのサービスを提供しています。また当社は、2022年5月にKDDI VISION
2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を策定しました。このVISIONのもと、中期経営戦略(2022-25年度)では「新サテライトグロース戦略」を推進しています。「新サテライトグロース戦略」は5G通信とデータドリブン、生成AIをコア事業とし、成長を牽引する事業領域「Orbit1(DX/金融/エネルギー)」と、新たな成長に挑戦する事業領域「Orbit2(モビリティ/宇宙/ヘルスケア/Web3・メタバース/スポーツ・エンタメ)」に取り組み、さらなる事業拡大を推進します。 |
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KDDIはサステナビリティ経営を根幹に「新サテライトグロース戦略」とそれを支える経営基盤の強化を通じて、パートナーの皆さまと共に、社会の持続的成長と企業価値の向上を目指していきます。 |
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■ 株式会社ABEJAについて
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ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。 |
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本社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階 |
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設立:2012年9月10日 |
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代表:代表取締役CEO 岡田 陽介 |
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事業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」 |
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URL:https://abejainc.com
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