データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計し、企業のマーケティングAXを支援するアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:村岡弥真人、証券コード:6081、以下「当社」)は、あらゆる"顧客の声"をAIで解析し、コミュニケーションの起点となるインサイトを発見し続けるデータプラットフォーム「Kaname.ax(カナメ・エーエックス)」において、独自の分析手法「CEPsリスニング」の新たな分析メニューとして「カテゴリーイグジットポイント」の分析を追加したことをお知らせいたします。

CEPsリスニングは、「Kaname.ax」に取り込んだSNSのUGCやECのレビューなどから特許出願中(※1)の独自AI技術を活用して顧客の声を分析し、商品・ブランドを購入・利用する際のきっかけ(CEPs:カテゴリーエントリーポイント)を導き出すサービスです。生活者の実際の体験や感想をCEPsを軸に分析することで、生活者インサイトを発見・評価し、より効果的なマーケティング戦略の策定を可能にします。

今回「CEPsリスニング」に追加された「カテゴリーイグジットポイント分析」は、従来の「カテゴリーエントリーポイント分析」とは対照的な分析手法です。カテゴリーイグジットポイント分析では、SNSのUGCやレビューなどのネガティブなVOCを独自AI技術により分析し、そのカテゴリーやブランドの購入障壁や体験後の不満を明らかにします。

【カテゴリーイグジットポイント分析の特徴】

マーケティング戦略において、顧客がなぜその商品やブランドを選ばないのか、なぜ離脱するのかといったネガティブな要因の分析は、ポジティブ要因の分析と同等に重要です。しかし従来の手法では、膨大なネガティブ発話から有効なインサイトを体系的に抽出するには多くの費用と時間を要するため、カテゴリや競合を微調整した上で細かく分析を繰り返すことや、高頻度で定点分析を行うことは困難でした。

「CEPsリスニング」の「カテゴリーイグジットポイント分析」により、企業は自社商品だけでなく、商品カテゴリー全体に対する消費者の不満や課題を客観的に把握できるようになり、より実用性の高い商品開発戦略やマーケティング戦略の立案が可能になります。

「Kaname.ax」は、蓄積された顧客の声(VOC)データからコミュニケーションの起点となるインサイトを発見し、企業のマーケティングコミュニケーション設計を支援するデータプラットフォームです。CEPsリスニングにおける今回のカテゴリーイグジットポイント分析の追加により、ポジティブ・ネガティブ双方の視点から顧客インサイトを分析し、より包括的なマーケティング戦略立案を支援します。

当社は、「CEPsリスニング」を含む「Kaname.ax」の分析手法の拡充により、企業のマーケティング課題解決をさらに強化してまいります。今後も継続的な分析手法の開発を行い、データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計し、企業の事業成果向上に貢献してまいります。

代表者代表取締役会長 田中 裕志取締役社長 村岡 弥真人本社所在地東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階URLhttps://www.aainc.co.jp設立2005年8月30日事業内容マーケティングAX支援事業

東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15 ウノサワ東急ビル4階

アライドアーキテクツ株式会社は、データとクリエイティブの力でマーケティングコミュニケーションを設計することで事業成果の向上に貢献するマーケティングAX(※2)支援企業です。2005年の創業以来培った6,000社以上のマーケティング支援実績とUGCを始めとする顧客の声データ資産を活かし、独自開発のSaaS・SNS・AI技術とデジタル・AI人材(※3)を組み合わせた統合ソリューションで、企業のマーケティングAX実現を加速しています。

※1 2025年07月25日発表「アライドアーキテクツ、SNS投稿などから消費者インサイトを抽出する AI技術の特許を出願」

※2 マーケティング領域におけるAIトランスフォーメーションのこと。AI技術やデジタル・AI人材(※3)によって業務プロセスや手法を変革し、データとAIの活用によって人と企業の新しい関係性を創出すること、と当社では定義しています。

※3 主にAI技術、SaaS、SNSなどのデジタルマーケティングに関連する技術・手法に精通し、それらを活かした施策やサービスを実行できる人材(AIマーケティング戦略立案者、生成AIプロンプトエンジニア、SNS広告運用者、SNSアカウント運用者、エンジニア、Webデザイナー、クリエイティブ・ディレクター等)を指します。