2025年10月19日(日)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.岩手ビッグブルズ】は、“福岡75-73岩手”で福岡の勝利となりました。
 
【試合結果】
【福岡】75-73【岩手】
1Q 18-25
2Q 20-16
3Q 24-14
4Q 13-18
 
【戦評】
<前半>
序盤から岩手の厳しいディフェンスに苦しんだが、#34アギラール、#33加藤、#0會田と効率よく3Pシュートを決め、必死に食らいつく。
 
2Qも両チーム厳しいディフェンスでロースコアの展開が続くが、関屋がドライブによる得点を重ね、3Pシュートも決め前半で二桁得点と主導権を譲らない。
 
福岡も#32狩野がキャッチアンドシュートを連続で決め、#8青木のプルアップスリー、會田のキャッチアンドシュートと高確率による3Pシュートで岩手に食らいつく展開が続き、3点のビハインドで前半を折り返す。
 
<後半>
#24バーレルのフリースローで同点に追いつくと、會田の3Pシュートで逆転。さらに立て続けに3Pシュートを沈め、一気にリードを広げる。
しかし関屋の3Pシュートを皮切りに岩手も反撃し、前半とは逆にリードする福岡に岩手が食らいつく互いに譲らぬ展開へ。
 
山際、クレイマウンスが得点を重ねじわじわと詰め寄る岩手に対し、狩野の3Pシュートやバーレルのインサイドでの得点で岩手の流れを切る福岡だったが、終盤にミスが続き、岩手が猛攻で残り38.1秒に逆転する。
 
それでもこの日中々波に乗れなかった青木が残り3秒で決勝点となる値千金の3Pシュートを沈め、激戦を制した福岡が3連勝を飾った。
 
【コメント】
福島雅人HC
今日は前半からペースを少し上げて、早い展開で進めようとしました。相手のペースに引きずり込まれないよう意識していたのですが、ターンオーバーが非常に多く、昨日からその修正ができていなかったのが反省点です。もう少しスマートにバスケットをしなければいけません。
 
昨日よりも岩手さんのディフェンスの圧力が強く、わずかなタイミングのズレでパスが通らなかったり、ボールを失ってしまう場面が多くありました。オフェンスリバウンドに関しては昨日より改善が見られましたが、ターンオーバーが減らないと、やはりこういった展開になってしまいます。
岩手さんは前半からシュート確率が高く、なかなか落ちませんでした。さらに、ボールの支配がどちらになるか分からない“アンラッキーなポゼッション”が続いたことで、勢いを持っていかれた部分もありました。
 
會田はアウトサイドが開いていた中で、3ポイントを8本中6本と高確率で決めてくれました。ターンオーバー5つはありましたが、それを帳消しにするくらいの働きだったと思います。青木も最後のシュートで、それまでのミスを取り返してくれました。ただ、この2人でターンオーバーが10個あるというのは、やはりチーム全体の課題です。
岩手さんはとにかく粘り強い。根性というか、魂のこもったプレーを感じました。そういう姿勢からも、私たち自身が学ぶことが多かった試合だと思います。
 
會田圭佑選手
■今日の試合を振り返って
昨日の勝利を受けて、相手が今日はそれ以上のエナジーで挑んでくると思っていました。
出だしは良かったのですが、そのあと相手に流れを持っていかれる時間もありました。
それでも最後にしっかり勝ち切ることができたのは、チームとしてまた一つステップアップできたと思います。
3ポイント(8本中6本)については、これまでも感触自体は悪くなかったのですが、今日は打つシュート打つシュートが気持ちよく決まってくれて、自信を持って打てました。
 
■次節に向けて
次はホームで信州との対戦になります。非常に強い相手ですが、その中で自分たちがどれだけ自分たちのバスケットを貫けるかが大事だと思っています。
しっかり突き詰めて、万全の準備をして臨みたいと思います。
 
 
【ハイライト】
https://www.youtube.com/watch?v=c29DQdjMGlo
 
【バスケットLIVEで見逃し配信を見る】
https://basketball.mb.softbank.jp/lives/505546?utm_source=club&utm_medium=RF&utm_campaign=club_RF_022