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CGOドットコム(総長:バブリー)は、自動車メーカーのスズキ株式会社へ向けて、約6ヶ月間の伴走型組織開発プログラム「ギャル式(R)︎コミュニケーション円滑化プロジェクト」を実施しました。 |
本プロジェクトでは、ギャルマインド(自分軸・直感性・ポジティブ思考)を活用し、世代や役職の壁を越えた対話文化の醸成と、事業部ミッションの“自分ごと化”を推進。その結果、プログラム前後の計測で全ての指標が向上し、参加者からも「殻を破れた」「チームを信じて意見を言えるようになった」など多くの声が寄せられました。 |
ギャルマインドを切り口にした長期的な組織変革は、自動車メーカーとしては初の取り組みとなります。 |
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実施背景 |
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今回ご依頼いただいたのは、大手自動車メーカーのスズキ株式会社 次世代モビリティーサービス本部。 |
CASE(※1)時代の変革期において「Mobility for Lifeー暮らしに寄り添う、一生寄り添うー」を掲げ、コネクテッド技術やシェアリングサービスを通じて暮らしに寄り添う事業を展開しています。 |
(※1)Connected(つながるクルマ)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(シェアサービス)、Electric(電動化) |
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しかしながら、事業範囲の広さや急速な組織拡大により、ミッションの自分ごと化や世代・役職を超えた議論の促進が課題となっていました。 |
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そこで、本プロジェクトでは、CGOドットコムが約6ヶ月間にわたって伴走することで、「1.目的に対して能動的に行動できる」「2.事業部のミッションの自分ごと化する」「3.世代/役職に関係なく目的のために意見を言うことができる」ことを目指しました。
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実施の様子 |
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本プロジェクトでは、約6ヶ月間での伴走型で各種プログラムを実施。期間中、参加者には弊社が独自に開発している「ギャルマインド指数」(※2)、本プログラム用に開発したエンゲージメント指数を用いて、効果を定量的に測定しました。
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(※2)合同会社CGOドットコムが独自開発した組織診断ツール。チームコミュニケーション課題や組織の心理的安全性の状態を測定。既存の企業評価と異なる視点からの課題発見に貢献します。 |
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◼︎ STEP1:ギャルマインド講座(初月) |
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プロジェクトのキックオフとして、各種プログラムやギャルマインドについての事前インプットを実施。当日はオンライン形式でギャルの定義やその変遷、ギャルマインドを持つためのTIPSなどについてCGOらから、スズキ社員へレクチャーしました。 |
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◼︎ STEP2:ギャル式ブレスト(R)️(2~3ヶ月目) |
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STEP1を踏まえ、次世代モビリティサービスについて自分ごととして考える機会「ギャル式ブレスト(R)」を実施。当日のブレストテーマを「未来の移動って~?」とし、参加者らが属する次世代モビリティサービス事業部らしさとは何か、ワクワクする未来の移動とは何かを役職の垣根を超えてブレストを行いました。 |
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当日は「直感性にフォーカスして考えるとまだアイデアが出てくると思った」「自由な発想ほど本質が見えた」といった感想をいただきました。なお、STEP2終了後に実施した「ギャルマインド指数」の計測では、指数項目全てがUPする結果となりました。 |
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◼︎ STEP3:リフレクション(1ヶ月に1回 / 3ヶ月間) |
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これまでのプログラムで培った、ギャルマインドTIPS等を非日常的なコミュニケーションから日常的に実践することを目指し、およそ3ヶ月間にわたって、リフレクションを実施。 |
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この期間は、弊社が独自監修するストーリーボードやイメージボード、アクションシート等を提供しました。記入した内容は社員同士でも相互にフィードバックを送り合えるような設計とすることで、相互理解の促進を目指しました。 |
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成果 |
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測定したギャルマインド指数は全体で +8.3ポイント 向上。さらに、ヒアリングをもとに開発したエンゲージメント指数でも全項目が上昇し、プロジェクトのゴールとして定めた「能動的な行動」「ミッションの自分ごと化」「世代間コミュニケーション」のすべてで改善が見られました。 |
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参加者の感想として、以下の感想が挙がりました。 |
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「自分が仕事をする上で今後どうなりたいのか、将来像を考えるようになった。」 |
「他者から否定された時、怒りっぽいところを少し抑え、どうすることがより”ポジティブ”か、考えて行動するように変わりつつある」 |
「チームを信じて意見を言い合えるようになった」 |
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さらに、上司やチームメンバーから、業務における意識の変化やコミュニケーションにおける行動の変化なども多数報告されています。 |
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これらの結果から、本プログラムは世代・役職の垣根を越えた対話文化を定着させ、組織全体のコミュニケーションを変革する契機となりました。 |
この成果は、自動車業界のような変革期にある組織において、新しい価値観を取り入れながら持続的成長を図るモデルケースとなり得ます。 |
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今後もCGOドットコムでは、業界・業種問わずあらゆる企業の悩みの改善に向けて私たちができることを考え、実行・サポートしていきます。 |
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参加企業コメント |
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スズキ株式会社 次世代モビリティサービス本部 本部長 (当時)熊瀧 潤也 様よりコメント |
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当社が変革活動をスタートした根底には、創業者の「お客様の立場になって価値ある製品を作る」という原点への回帰があります。そのためにシリコンバレーへ役員・管理職を300人以上派遣するなどマインドセット変革を進めてきましたが、新規事業と既存事業の分断や、繰り返される法令違反といった根深い課題がありました。根本原因は、従業員が「おかしい」と声を上げられないコミュニケーションの問題です。従来のやり方では限界だと感じていた時、「直感に従う勇気とポジティブ思考」を持つギャルマインドに出会いました。
これは前例のない中で挑戦する起業家精神と全く同一のものです 。我々にとっての起業家精神とは、創業者の言葉に立ち返り、スズキやホンダ、ヤマハといった世界的企業を生んだこの浜松の地の挑戦の歴史を思い出す「原点回帰」に他なりません。
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CGOドットコムの皆さんは、我々の課題に深く共感し、解決策として緻密なプログラムを設計してくれました。単なる手法導入ではなく、企業の創業精神のような言語化しにくいものを明確に翻訳してくれる「媒体」としての役割を果たしてくれた点に価値を感じています。研修を見て最も印象的だったのは、参加者がみんな心から楽しそうに、ニコニコして取り組んでいたことです。この元気があれば何かが変えられると確信しました。30年かけてできなかったことをやるには、このくらい破壊的で「ぶっ飛んだやり方」が必要なんです。この手法は、日本だけでなく世界を「アゲていく」使命を果たす力を持っていると感じています。 |
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主催者概要 |
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スズキ株式会社 |
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本社:静岡県浜松市中央区高塚町300 |
代表者:代表取締役 社長 鈴木 俊宏 |
設立: |
1920年3月(大正9年)鈴木式織機株式会社として設立 |
1954年6月(昭和29年)鈴木自動車工業株式会社と社名変更 |
1990年10月(平成2年)スズキ株式会社と社名変更 |
URL:https://www.suzuki.co.jp/
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合同会社CGOドットコム |
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「世の中のバイブスをアゲる」ことをミッションに、社会的ギャップを価値に変換、ワークショップから企業のアウターブランディングなど幅広くサポートを行なっております。 |
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主力サービスである「ギャル式ブレスト(R)︎」は、CGOドットコムが独自に開発した「ギャル式ブレスト(R)︎」のフォーマットを使用し、世の中の課題や企業が持つ悩みに対して、新たな切り口から解決に向けた「アイデアのタネ」を発見するプログラムです。 |
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組織内の忖度文化の解消やコミュニケーションの円滑化、アウターブランディングとしてのクリエイティブアイデアの創出をサポートします。 |
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▶︎三菱鉛筆(株)様や東急建設(株)様、札幌市役所様など、100社以上の企業団体様との導入実績 |
▶︎掲載メディア「news zero」「WBS(ワールドビジネスサテライト)」「Forbes Japan」「日本経済新聞」「日経MJ」「NHK」「激レアさんを連れてきた。」「スッキリ」など |
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・企業ホームページ: https://cgo-gal.com/
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・Twitter:https://twitter.com/gal_CGO
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・Facebook:https://www.facebook.com/galcgo/
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・Instagram:https://www.instagram.com/gal_cgo/
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