―アーティストと共に挑む、全6回の参加型ワークショップ&トークイベント―
●アートを「観る」だけでなく「参加する」ことの楽しさや可能性を実感できる場「CAW LAB:Collaborative Art Workshop LAB」は、2025年10月より福岡市内の文化拠点を舞台にトークイベントやワークショップ(全6回)を開催いたします。
株式会社明治産業(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:明永喜年)は、アーティストと共に学び合う新プロジェクト「CAW LAB:Collaborative Art Workshop LAB」を2025年10月より始動します。福岡市内の文化拠点を舞台に、全6回にわたりトークイベントやワークショップを開催いたします。
 
近年、正解が一つではない社会課題に対し、社会人には「自分の考えを深め、課題を発見し、突破する力=レジリエンス」が求められています。アーティストが作品を生み出す過程にこそ、この力を育むヒントがあるのではないか。そうした視点から、明治産業はこれまで多くのアーティストと協働し、社内外でワークショップを展開してきました。今回のプロジェクトは、その知見を広く一般に開く試みです。
アートを「観る」だけでなく「参加する」ことの楽しさや可能性を実感できる場を設け、組織開発やまちづくり、地域活性化など、社会に生きる私たちに必要な視点をアートから学びます。
概要
・トークイベント(全1回)
後日アーカイブ映像の公開を予定しております。
 
・ワークショップ無料体験(全5回)
全回通しでも個別でもご参加いただけます。(要事前申込)
見学のみのご参加も可能です。
 
《日程》2025年10月より/全6回
《会場》Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5)
 Fukuoka Grouth Next(福岡市中央区大名2-6-11)ほか
《参加費》無料
《主催》株式会社明治産業
《協力》Artist Cafe Fukuoka、キビるフェス、Fukuoka Growth Next
《お問い合わせ》info@meiji-sangyo.co.jp/092-736-7711
プログラム詳細
トークイベント
「新しい組織開発のために:アーティストと協働するワークショップという選択肢」
ACFアカデミー ビジネスアートシナジー・デー
株式会社明治産業が新たに始めるプロジェクト「CAW LAB:Collaborative Art Workshop LAB」のキックオフイベントです。「ワークショップがどのようなものか知りたい」「組織開発の方法を探している」といった方のために、九州大学芸術工学研究院の中村先生をお迎えし、株式会社明治産業の事例をご紹介しながら、アーティストと協働するワークショップが組織にもたらしうる作用について考えます。*後日アーカイブ配信予定
《日時》2025年10月2日(木)16:00~18:00
《会場》Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5)
《話し手》菅本千尋(株式会社明治産業)、中村美亜(九州大学芸術工学研究院教授)
《司会》三好剛平(三声舎)
《主催》Artist Cafe Fukuoka
《共同開催》株式会社明治産業
《料金》無料
《お申込み》https://cawlab-talk.peatix.com/
 
話し手:菅本千尋(株式会社明治産業)
2022年株式会社明治産業新卒入社。九州大学文学部美学美術史研究室、同大学院芸術工学府にて美学、美術史、アートマネジメント、芸術社会学を学び、自身も演劇を中心とした創作活動を行いながら、アーティストと協働するワークショップを社内外で展開している。
話し手:中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院教授)
専門は文化政策・アートマネジメント研究。芸術が人や社会に変化をもたらすプロセスや仕組みに関する研究を実践的・学際的に行っている。訳書に『芸術文化の価値とは何か』、単著に『音楽をひらく』など。日本文化政策学会、アートミーツケア学会理事。日本評価学会認定評価士。
司会:三好剛平(三声舎 代表)
福岡を拠点として、映画・文化芸術にかかわるプロジェクトを中心に企画、制作、執筆等を行う。株式会社三声舎代表。アジア映画の上映&交流イベント「Asian Film Joint」主宰。LOVEFMラジオ「株式会社明治産業presents OUR CULTURE, OUR VIEW」制作・出演ほか。
*ACFアカデミー 「ビジネスアートシナジー・デー」
福岡の文化創造の拠点「Artist Cafe Fukuoka」から生まれた新しい学びと交流のプラットフォーム。アーティストの成長を支え、地域のアートシーンを活性化し、ビジネスとアートの融合などを促す多様なプログラムを開催しています。企業の経営者や担当者向けのセミナーに加え、アーティストとビジネスパーソンが直接対話するセッションも。
起業家のための 演劇×クリティカルシンキングワークショップ
「過去の体験を演劇化することから始める"客観視"」
STARTUP ELITE Bootcamp 第2期 サイドイベント
― 客観的な分析、できていますか?
参加者が自身の実体験を題材に、他者の視点を通して演劇化することで、自分自身の思い込みや無意識の前提に気づき、仮説検証力や本質を見抜く力を養います。
 
《日程》10月17日(金)18:00~21:20
《定員》8名/見学:15名
※FGN入居者、起業家(もしくは起業に向けた準備をしている方)・スタートアップで働く方を優先的にご案内いたします。
※残席分は10月10日(金)10:00より一般開放いたします。
※属性に関わらずご見学いただけます。
《会場》Fukuoka Growth Next 2階サブイベントスペース(福岡市中央区大名2-6-11)
《講師》岩井秀人(演出家)
《協力》Fukuoka Growth Next
《料金》無料
《お申込み》https://cawlab-ws2510.peatix.com/
講師:岩井秀人(演出家)
演出家。2003年ハイバイ結成。向田邦子賞、岸田國士戯曲賞受賞。近年は「いきなり本読み!」などプロデュース企画も積極的に行う一方で、"参加者自身に起きたひっでー話を書き、演劇化する"企画「ワレワレのモロモロ」を全国各地、世代を超えて継続的に開催している。
【予告】新規事業担当者のための 演劇×インスピレーションワークショップ
「フィクションを通じて鍛える"柔軟な発想力"」
― 新しいアイデア、どうやって思いついていますか?
自分の感覚をもとに観客の体験をデザインすることで、インスピレーションを刺激します。現実にある場所やものを題材にアイデアを発想していく参加型のワークです。
《日程》2025年11月予定
《定員》15名/見学:5名程度
《会場》福岡市内を予定
《講師》PUYEY(演劇的パフォーマンスユニット)
《料金》無料
講師:PUYEY(演劇的パフォーマンスユニット)
福岡市を拠点に活動する演劇的パフォーマンスユニット。 聴覚、視覚的な表現を多用し、社会の矛盾や不公平をやさしい言葉で紡ぐことで、観たらちょっぴり生きやすくなる作品を創作している。 北九州芸術劇場主催短編演劇バトル2022及び2023チャンピオン大会優勝。
【予告】人事担当者と福岡で働きたい学生のための 演劇×コミュニティデザインワークショップ
「暮らしと風景を記録する映像づくりで閃く、"地方創生"」
― その地域性、どう活用しますか?
新たな地域資源の発見にも繋がる実践型のワークです。大濠公園を散歩しながら参加者それぞれが記録した映像を繋ぎあわせて作成する映画をもとに、新たな視点で地域を見つめます。
※「だれかのどこか」としてこれまで好評を得てきたワークショッププログラムの福岡初開催です。
《日時》2026年1月21日(水)*予定
《会場》Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5)*予定
《講師》バストリオ(パフォーマンス作品を制作するコレクティブ)
《料金》無料
講師:バストリオ(パフォーマンス作品を制作するコレクティブ)
パフォーマンス作品を制作するコレクティブ。生きていく中で出会うビビットな瞬間を小さなシーンへと立ち上げるクリエイションを行う。存在そのものを肯定するような祝祭的な時間は、観客の想像力を喚起し世界を捉える視点に奥行きをもたらす。第14回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ含めた四冠受賞。https://www.busstrio.com/
【予告】次世代リーダーのための ダンス×リフレーミングワークショップ
「所作をダンスと捉え直すことで取り組む、"固定観念からの脱出"」
― その「当たり前」、ちょっと崩してみませんか?
新規企画の発想にもつながる、創造性のトレーニングです。日常の所作をあえてダンスと捉え直すことで、いつもの振る舞いに新しい視点を差し込み、固定観念から抜け出すヒントを探ります。
《日時》2026年2月開催予定
《会場》Artist Cafe Fukuoka(福岡市中央区城内2-5)*予定
《講師》大島匡史朗(振付家、ダンサー、講師)
《料金》無料
講師:大島匡史朗(振付家、ダンサー、講師)
振付家、ダンサー、講師。スイス・バーゼルバレエ学校卒。Ballet Junior de Geneveを経て、ヨーロッパ各地での公演に参加。帰国後、企画団体SnCを設立。一般財団法人地域創造ダン活支援登録アーティスト。
【予告】起業家のための 演劇×チームビルディングワークショップ
「演劇を活用したワークで高める"チームの結束力"」
― そのチーム、うまくいっていますか?
異なる考えを持つひと同士がそれぞれ納得することで、高いパフォーマンスを発揮できる環境のつくり方を探ります。演劇の手法を用い、身体と頭を使いながら行うグループワークです。
《日時》2026年3月13日(金)18:00~21:20
《会場》Fukuoka Growth Next(福岡市中央区大名2-6-11)
《講師》有門正太郎(俳優・演出家・劇作家)
《料金》無料
講師:有門正太郎(俳優・演出家・劇作家)
俳優・演出家・劇作家。有門正太郎プレゼンツ主宰。「笑顔になれば何でもできる」を掲げ、全国で市民劇や福祉分野の創作・アウトリーチを展開。佐藤佐吉賞優秀主演男優賞受賞。地域創造・キタゲキ登録アーティストとしても活動中。
※詳細・申込URLは順次公開予定
yakkii
アーティスト。福岡を拠点に活動し、《Face(to...)》シリーズを代表作として制作。
写実的描写を避け、鑑賞者が補完しながら認識する作品を描く。解像度や視点を変化させ、認識そのものを問う表現を探求している。
社会的背景と狙い
先の読めない時代を生き抜くためには、既存のマニュアルに頼らず自ら考え行動する力が欠かせません。アーティストが作品を創作する際の試行錯誤や発想法は、企業経営や組織開発にも応用可能です。
本プロジェクトは、地域企業がアートを介して社会人の学びを支援する取り組みであり、「This is MECENAT2025」認定事業として公益社団法人企業メセナ協議会にも評価されています。
 
お問い合わせ
明治産業 営業部 担当:菅本
info@meiji-sangyo.co.jp
092-736-7711(案内番号5番:その他)