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調査概要 |
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全国でグランピング事業を展開する株式会社Dot Homes(https://dot-homes.jp/)は、グランピングを3回以上利用したことがあるリピーター311名を対象に「グランピング利用者の経験回数別情報収集行動に関する調査」を実施しました。 |
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この調査により、経験回数の蓄積に伴う情報収集行動の変化と、施設運営者が各レベルの利用者に効果的にアプローチする方法が明らかになっています。 |
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311名のグランピング経験回数の分布 |
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調査対象のリピーター311名の経験回数別内訳を見ると、「3-5回」が175名(56.3%)で最も多く、「6-10回」が88名(28.3%)、「10回以上」が32名(10.3%)、「数えきれない」が16名(5.1%)という結果になりました。 |
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特に約15%の10回以上リピートしている層の存在は、高収益・高ロイヤリティ顧客として施設運営者にとって重要な戦略対象となるはずです。 |
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経験回数が上がるほどYouTube・ブログで調べることが多い |
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情報収集方法について経験回数別に分析したところ、以下の結果がわかりました。 |
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【経験回数別YouTube・ブログ利用率】 |
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3-5回:53名(30.3%) |
6-10回:33名(37.5%) |
10回以上:14名(43.8%) |
数えきれない:8名(50.0%) |
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経験を重ねるほどYouTube・ブログへの依存度が高まる理由として |
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「より詳細で専門的な情報を求める」 |
「実際の体験内容を事前に把握したい」 |
「マニアックな情報を探求したい」 |
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といった、こだわりの強い情報収集ニーズの高まりがあると考えられます。 |
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3~5回のリピーターは「Google検索」を活用 |
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3~5回のリピーターはGoogle検索で情報を収集することが多いとわかりました。 |
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【経験回数別Google検索利用率】 |
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3-5回:61名(34.9%) |
6-10回:28名(31.8%) |
10回以上:10名(31.3%) |
数えきれない:4名(25.0%) |
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回数の少ないリピーターが最もGoogle検索を多用することがわかりました。 |
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これは「基本的な情報収集」「複数施設の比較検討」「口コミ・評価の確認」など、次の施設選びでの失敗を回避するための慎重な情報収集行動の現れだと考えられます。 |
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【経験回数別友人・知人口コミ利用率】 |
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3-5回:50名(28.6%) |
6-10回:23名(26.1%) |
10回以上:8名(25.0%) |
数えきれない:4名(25.0%) |
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SNS利用は若年層×初級リピーターに集中 |
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Instagram・TikTok等のSNS利用については、以下の傾向がみられました。 |
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【年代×経験回数別SNS利用の特徴】 |
20代で3~5回のリピーター:SNS利用率が最も高い傾向 |
30代以上:経験レベルに関わらずSNS利用は限定的 |
10回以上のリピーター:年代問わずSNSより専門的情報源を好む |
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3~5回のリピーター向けマーケティング戦略 |
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Google検索最適化 |
投資領域:SEO対策、Googleマイビジネス最適化、口コミ管理 |
コンテンツ戦略:比較しやすい明確な情報、初心者向け安心ガイド |
メッセージ:「安心してお楽しみいただけます」「新しい施設を探している方におすすめ」など |
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6~10回のリピーター向けマーケティング戦略 |
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YouTube・ブログコンテンツの質の向上 |
投資領域:体験動画制作、詳細ブログ記事、インフルエンサー協業 |
コンテンツ戦略:体験の詳細レポート、季節・シーン別提案 |
メッセージ:「新しい発見があります」「より深い体験をお約束」 |
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10回以上のリピーター向けマーケティング戦略 |
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専門性の高い情報発信 + 限定性の演出 |
投資領域:専門コンテンツ制作、会員制サービス、限定体験開発 |
コンテンツ戦略:マニアックな設備紹介、こだわりストーリー、限定情報 |
メッセージ:「他では体験できない特別感」「〇〇のこだわりがある方におすすめ」など |
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効果的な情報発信の最適化戦略段階別コンテンツ戦略の実装 |
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調査結果からは、リピーター内でも経験レベルによる情報収集行動の明確な進化パターンが判明しました。各レベルに最適化された情報発信により、継続利用の促進からVIP顧客化まで一貫した顧客育成戦略が可能です。 |
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重要なのは、リピーターであっても経験レベルによって情報ニーズが大きく異なることを理解し、それぞれの成長段階に応じた適切な情報を、適切なチャネルで提供することです。 |
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今回の調査で得られた知見を活用し、経験レベル別のデータドリブンな情報発信戦略を実現することで、グランピング業界全体のマーケティング効率向上とリピーター価値最大化に寄与できると考えています。 |
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調査概要 |
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調査期間:2025年5月1日 |
調査機関(調査主体):RASA JAPAN Inc. |
調査対象:日本在住者 |
有効回答数(サンプル数):689(うち311名がグランピングを3回以上経験したユーザー) |
調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査 |
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会社概要 |
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株式会社Dot Homes |
所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋5階 |
代表者:代表取締役社長 留田 紫雲 |
主要株主:株式会社ブルーインキュベーション(西武グループ) |
設立日:2015年11月 |
事業内容:リゾートホテル・グランピング施設の開業支援、運営受託、コンサルティング |
コーポレートサイト:https://dot-homes.jp/
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RASA JAPAN Inc. |
所在地:〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野1-27-1 G-201 |
代表取締役:喜多 克(Masaru Kita) |
設立:2019年2月21日 |
事業内容:マーケティングオペレーション(MOps)の構築支援・マーケティングBPO・デジタルマーケティング支援 |
コーポレートサイト:https://rasa-jp.co.jp/
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