～自然言語でのフロー構築からシステム設定内容の自動調査・分析、設計書作成まで一気通貫で自動化～
概要
株式会社Prazto（本社：東京都、代表取締役：芳賀 怜史）は、AIエージェントが自律的にデータ連携フローを構築する「Passwork AIエージェントETL」のクローズドβテストを開始いたします。本サービスは、複雑化したデータ連携業務を自然言語による指示だけで自動化し、従来のETL（Extract, Transform, Load）プロセスを革新的に効率化します。
背景・課題
従来のデータ連携システムにおいては、以下のような課題が存在していました。
 
システム設定の複雑性
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連携先システムの設定内容把握が困難
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システム間連携の設定や仕様書作成に多大な工数が必要
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データマッピングの手作業による非効率性
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ETLフローの複雑化によるメンテナンスの困難さ
これらの課題により、ETLサービスを導入したとしても、結局はシステムに精通した専門人材でなければ設定できないという状況が続いておりました。
サービスの概要
AIエージェントによる自律的フロー構築
今回提供を開始するPassworkのAIエージェント機能では、ユーザーとの自然言語による対話を通じて、画面上に直接データ連携フローを構築いたします。
 
既に接続済みのサービスの定義情報を基にユーザーとの対話を行うため、お客様固有の設定内容も考慮した的確なコミュニケーションが可能です。これにより、専門知識を持たないユーザーでも、直感的な会話を通じてシステム連携サービスを構築できます。
 
https://www.youtube.com/watch?v=xf1AHNSWA7E
 
提供開始機能
1. 自然言語でのフロー構築
ユーザーが自然言語でAIエージェントと対話することで、リアルタイムにデータ連携フローを構築する機能です。接続済みサービスの定義情報を活用し、お客様の環境に特化した設定を反映した対話が可能なため、技術的な専門知識がなくても直感的にシステム連携を実現できます。
 
2. AIコンシェルジュによる設計内容理解
AIエージェントが接続済みサービスの設定内容を完全に理解した上で、ユーザーとの対話を行います。
対応可能な質問例：
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「Salesforce組織の売上関係オブジェクトには現状どのようなものがありますか？」
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「Salesforceと○○サービスの自動連携では、どの項目をキーに連携していますか？」
このような具体的な質問に対して、的確で詳細な回答を提供いたします。
３. 設計書の自動生成
構築済みフローや接続済みサービスの設定内容から、自動的に設計書を生成する機能です。
利用方法：
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「このフローの内容を設計書にしてください」
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「Salesforceの売上オブジェクトの項目情報や入力規則をまとめて設計書にしてください」
上記のような簡単な指示だけで、AIエージェントが包括的な設計書を作成いたします。
本機能により、これまで専門知識を必要としていたデータ連携作業が大幅に効率化され、より多くの方にシステム連携の恩恵をご提供できるようになります。
 
クローズドβテストについて
β版では、実際のデータ連携業務でのご利用を通じて、機能改善・ユーザビリティ向上を図ってまいります。ご希望の方はぜひご連絡ください。
 
期間: 2025年9月12日～2025年12月末（予定）
対象: 5社
費用: 無料
申込方法: 下記のお問い合わせ先にご連絡ください。
 
今後の展開
正式版リリースは2026年初旬を予定しており、より多くの企業様にご利用いただけるよう機能拡充を進めてまいります。また、API対応サービスの拡大により、さらに多様なシステム連携に対応予定です。