株式会社新社会システム総合研究所は、10月24日(金)にセミナー「日米の次世代スマートメーターの最新動向」を開催します。RAUL株式会社 代表取締役の江田健二は、最終プログラムのパネルディスカッションにコーディネーターとして登壇いたします。

本セミナーは、日米における次世代スマートメーターの最新動向や導入課題をテーマに、各分野の専門家が解説します。

プログラムの最後に行われるパネルディスカッションでは、日米のスマートメーター動向を軸に、エネルギーDXやGX推進に向けた最新の課題と可能性を議論します。エネルギー分野において多数の講演・執筆実績を持つ江田は、コーディネーターとして議論をリードし、スマートメーターを基盤とした今後の電力・エネルギービジネスの方向性を引き出していきます。

日米の次世代スマートメーターの最新動向

【開催日時】 2025年10月24日(金)  13:00~17:00

【会  場】 SSKセミナールーム

東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F

ライブ配信(Zoom)もございます

【申し込み】

https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=25359

【受 講 料】 1名につき 35,200円(税込)

同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 28,600円(税込)

※アーカイブ配信(2週間)をご希望の場合は、追加料金11,000円(税込)

【講義内容】

I.米国スマートメーター導入の現在地と課題

13:00~13:40

クリーンエネルギー研究所 代表 阪口幸雄 氏

米国における次世代スマートメーターの導入は、エネルギー効率化や電力網の安定化などの効果が期待されます。しかしインフラの構築に必要な高いコストおよびそれに伴う電気料金の上昇が問題視されている。本講演では、その実態と日本への示唆を考察します。

1.米国における次世代スマートメーター導入政策と背景

2.高性能チップ(NVIDIA等)やAI機能の搭載

3.期待されるエネルギー効率化や電力網の安定化

4.高いインフラコストと電気料金への影響と消費者からの反発

5.質疑応答

II.AMIは、ソフトウェア・ディファインドの時代へ

13:45~14:25

ランディス&ギアジャパン株式会社 日本法人代表取締役社長 高見栄造 氏

北米や豪州で、高度な計算機能を搭載したスマートメーターの導入が始まりつつあります。これらは系統の末端におけるセンサー機能や将来のユースケースに対応できるような柔軟性を備えています。これらの機能や導入の状況、ユースケースについてご紹介させて頂きます。

1.グローバルにおけるスマートメーター導入状況

2.計量からグリッドエッジ(系統の末端)センサーへのスマートメーターの進化

3.グリッドエッジにおけるイノベーションの動向

4.グリッドエッジアプリに想定されるユースケース例の紹介

III.「スマートメーター2.0」の世界観

14:30~15:10

株式会社東光高岳 GXソリューション事業本部 シニアビジネスアーキテクト 中城 陽氏

日本においては「次世代スマートメーター」の実装が2025年度よりスタートするようです。一方、海外(特に北米)においては、「その先」を行くような取り組みが行われています。本講演では最新の電力分離(NILM)技術が導くいわゆる「スマホのようなスマメ」をご説明するとともに、幣社における至近の取り組みをご紹介させていただきます。

1.「スマートメーター2.0」の世界観とNILMという基盤技術

2.東光高岳での取り組み

3.国内外における最新の動向

4.質疑応答

IV.sense technologyの日本市場投入に向けた当社の取り組み

15:15~15:55

中国計器工業株式会社 開発部長 兼 電力センサービジネス開発プロジェクト部長 恵谷明敬 氏

アメリカ国内で活用されているsense社の技術を日本国内で活用・事業展開するための社内PoCや製品開発などの取り組みを紹介します。

1.sense社の技術とは

2.当社での取り組み(PoCと製品開発)

3.今後の展望

V.パネルディスカッション スマートメーターが拓くエネルギー新時代

16:00~16:45

-技術・政策・ビジネスの視点から

コーディネーター:RAUL株式会社 代表取締役 江田健二 氏

パネリスト:阪口 幸雄 氏/高見 栄造 氏/中城 陽 氏/恵谷 明敬 氏

本パネルディスカッションでは、日米のスマートメーター動向を軸に、エネルギーDXやGX推進に向けた最新の課題と可能性を議論します。各分野の第一線で活躍する専門家の知見から、スマートメーターを基盤とした今後の電力・エネルギービジネスの方向性を知ることができます。

【技術面】スマートメーターの高度化と次世代電力インフラへの応用

【政策面】日米の制度設計と市場形成の違い

【ビジネス面】新サービス創出やデータ利活用による新たなビジネスチャンス

【将来展望】分散型エネルギー・系統蓄電池・データセンター需要との連携

VI.質疑応答/名刺交換

RAUL株式会社 代表取締役社長 江田 健二

1977年、富山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー/ 化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカーなどを担当。アクセンチュアで経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年に起業後、RAUL(ラウル)株式会社を設立。

東京大学 Executive Management Program(EMP)修了。

一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事、ASIA WOMEN LEADERS FORUM アドバイザー、環境省 地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員(2018-2019)等を務める。

X(旧Twitter)アカウント:

https://twitter.com/kenji__eda/

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■RAUL 株式会社

・本社:東京都新宿区新宿2-9-22 多摩川新宿ビル3階

・代表者: 江田健二

・事業について

RAULは、環境/エネルギー分野を事業領域としています。

最先端のデジタルテクノロジーを活用して、資源循環型社会の実現を目指します。

・URL:

http://www.ra-ul.com/