earthcampus株式会社 デザイン経営を支援、推進する「デザイン経営推進サービス」を発表。地方企業の課題をクリエイティブで解決へ。
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earthcampus株式会社(本社:京都市、代表取締役:佐藤涼介、以下、earthcampus)は、日本企業が直面する「営業投資に偏り、デザイン投資が遅れている」という課題を背景に、デザインを経営資源として位置づけた新サービス「デザイン経営推進サービス」を正式に開始しました。本サービスでは「愛の循環」を軸に、ブランディングと事業成長を両立させ、さらにクリエイティブ人材紹介体制を整備することで、地方老舗企業やアトツギ企業の持続的な発展を支援してまいります。 |
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背景 |
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経済産業省と特許庁が2018年に「デザイン経営宣言」を発表して以来、デザインを経営資源として活用する重要性は注目されてきました。しかし、国内での浸透は一部の大企業にとどまり、中小企業やアトツギ企業においては依然として「営業偏重」「デザイン軽視」の傾向が強く残っています。 |
欧米では経営層の70~90%がデザインの戦略的重要性を理解し、Chief Design Officer(CDO)の配置が一般化。一方、日本ではその割合が30%未満とされ、デザインは短期的な売上に直結しにくい「コスト」と見なされがちです。その結果、ブランド力低下、採用難、競争力低下といった課題を引き起こしています。(出典:特許庁・経産省) |
こうした状況を受け、earthcampusは「営業依存からデザイン経営への転換」を促し、地域企業の未来を切り拓く取り組みを本格始動いたしました。 |
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デザイン経営推進における主な課題 |
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1. 経営層の理解不足 |
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デザインが経営資源ではなく「コスト」と捉えられ、戦略に組み込まれていない。 |
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2. ROIの可視化の難しさ |
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デザイン投資の効果が売上直結だけで評価され、中長期的な価値が測られにくい。 |
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3. 人材不足と育成の壁 |
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戦略的にデザインを推進できる人材が不足し、採用や定着も難しい。 |
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4. 組織とプロセスの硬直性 |
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デザインが「最後の装飾」として扱われ、上流工程から関与できない。 |
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5. 短期志向と予算制約 |
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四半期業績への圧力から、ブランド価値や顧客体験への投資が先送りされやすい。 |
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6. 文化・評価の壁 |
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営業偏重文化が強く、実験や改善を許容する風土が育ちにくい。 |
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earthcampusの解決方法 |
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1. 経営層の理解不足への対応 |
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経営層向けに国内外の成功事例や定量データを交えたワークショップを開催し、ビジョンを言葉とビジュアルで「経営の共通言語」として整理・共有。 |
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デザインを経営資源に変える |
単なる見た目の装飾ではなく、「経営の意思決定」「事業戦略」の文脈でデザインを活用。 |
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経営層との共通言語を創る |
経営者の思いやビジョンを「言葉+ビジュアル」に落とし込み、組織全体が理解できる形にする。 |
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意思決定のスピードと一貫性 |
営業・開発・現場でのバラバラな判断を統合し、経営判断を加速させる |
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行動に対するPRの強化 |
新しい取り組みや新商品に合わせて広報戦略、メディア戦略を整え実行していく。 |
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2. ROIの可視化困難への対応 |
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売上に加え、顧客満足度、LTV(顧客生涯価値)、採用数、Web流入、NPS(顧客推奨度)など多面的なKPIを設計し、自社案件をケーススタディとして示しながら、長期的価値を可視化。 |
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LTV(顧客生涯価値)、NPS(顧客推奨度)、採用力などをKPIに設定。 |
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3. クリエイティブ人材の不足と育成の壁への対応 |
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毎月20~30件の求人応募実績を活かし、必要人材の募集・採用支援を実施。さらに、弊社が外部クリエイティブチームとして伴走し、クリエイティブ技術の支援も提供。デザイン評価には、ROIをもとにした評価指標を導入可能に。 |
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若手やアトツギに「調査・ヒアリング・提案力」を育成。 |
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部門横断で活用できるフレームやガイドラインを整備し、組織の壁を超える。 |
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「愛の循環」を文化として浸透させ、失敗も学びに変える風土をデザイン。 |
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4. 組織とプロセスの硬直性への対応 |
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プロジェクトの0→1フェーズに早期から参画し、営業・開発・現場を横断する設計支援を推進。部門間連携の強化のため共通ワークシートやガイドラインを導入し、既存リソースの再活用とDXソフトの導入も支援。 |
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アトツギ企業を「営業+デザインのハイブリッド経営」へ転換。 |
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地域資源を活かした地域社会を巻き込んだ事業づくりを推進。 |
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短期的な広告に依存せず、10年先も誇れるブランド体験を設計 |
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5. 短期志向と予算制約への対応 |
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クリエイティブディレクターのみ参画による段階的モデル(壁打ち → 小規模施策 → 全体ブランディング)を提案し、さらに補助金を活用することで投資リスクを軽減。 |
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6. 文化・評価の壁への対応 |
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ユーザーが商品やサービスを選ぶ際の感情にフォーカスし、「愛の循環」という理念を組織文化に定着させ、誇りと顧客体験を両立。また、挑戦をすべて学習資産として共有できる風土をデザインし、継続的な成長を後押し。 |
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導入の流れ |
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まずは「壁打ち」の段階として、毎月5万円~スタートいたします。 その後、クリエイティブを生み出せる体制を整えるために、小規模な施策を実行していきます。 こうした取り組みを積み重ねながら、最終的には全体のブランディングへと着手してまいります。 |
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今後の展望 |
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デザイン経営の最大のメリットは課題解決能力です。 |
昨今様々な課題が地域企業には存在し、人材不足、売上の減少、事業承継者不在、物価高による経費圧迫など、長年解決できない課題が積み重なり、経営者が『カオス状態』を感じているケースも少なくありません。そんな中で唯一の解決方法がデザイン経営の導入だと考えています。 |
弊社は2025年を『デザイン経営元年』と位置づけ、年間複数社の企業支援を目指します。 |
今後は京都から全国に広がる「デザイン経営コミュニティ」を形成し、地域経済の活性化にも貢献していきます。 |
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会社概要 |
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会社名:earthcampus株式会社 |
代表者:代表取締役 佐藤 涼介 |
設立:2017年8月 |
所在地:〒600-8197 京都市下京区唐物町446番地2 path kyoto 3F |
TEL:075-708-7223 |
会社サイト:https://earthcampus.co.jp/
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代表取締役 佐藤 涼介(さとう りょうすけ) |
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大学卒業後、ビジネスコンサルティング会社を設立。 中小企業の経営・金融戦略、会計に携わる。会社を経営するなか、次第に理論や論理よりも【デザインが全てを凌駕する】という考えを抱き始め、2017年に会社を売却。
以後、クライアント企業にとって最適なクリエイティブを提供することに特化したearthcampus株式会社を設立。UXデザインの概念を基盤に、エンドユーザーの感動体験を第一にクリエイティブ戦略を考え、ビジネスの発展、そして働き手が仕事に対して誇りを持てる良い社会の在り方「愛の循環」を作り上げることに邁進する。学生時代にサッカー選手を目指していたことから、業界に縁があり、2022年以降、Jリーグチーム「愛媛FC」のクリエイティブディレクターとして活躍中。人気サッカー漫画『アオアシ』の作家、小林有吾氏が自身のオフィシャルブログにて佐藤が愛媛FCの映像制作をする姿を紹介し絶賛するなど信頼も厚い。 |
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・株式会社愛媛FCクリエイティブディレクター ・一般社団法人e.n理事 ・佐川印刷株式会社クリエイティブディレクター |
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LTV(顧客生涯価値)、NPS(顧客推奨度)、採用力などをKPIに設定。
若手やアトツギに「調査・ヒアリング・提案力」を育成。
部門横断で活用できるフレームやガイドラインを整備し、組織の壁を超える。
「愛の循環」を文化として浸透させ、失敗も学びに変える風土をデザイン。
アトツギ企業を「営業+デザインのハイブリッド経営」へ転換。
地域資源を活かした地域社会を巻き込んだ事業づくりを推進。